テストライダーという仕事

長らく乗っていなかったら空気圧の点検を(^^)

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ちょっと時間が開いてしまったが、ウエーブローターのテストを様々な方向でテストを行えたので記事にしたいと思います(^^)

おもなテストは、ZX-10をコースに持って行き、様々な速度域や負荷をかけてテストを行っています。コースはちなみに福島県にあるエビスサーキット東コースです。初めてここを走ったけど、初心者や中級者向けのコースといった感じかな。

さて、テストの速度域だけど、このコースだとZX-10だと最高200km/h。そこまでの領域でブレーキテストを行っています。また、トップ200km/hから10km/h刻みでテストをしました。

結果は。。。思いっきりブレーキジャダーが発生。かなりのジャダーで、こりゃ危ない。ブレーキジャダーとは、簡潔に言うと、ブレーキに起因する振れのこと。振れの出方だけど、握り方に関係なく、軽くブレーキを当てるだけの操作でも発生したのにはちょっと驚いた。

速度域的には200km/hから140km/hまでブレーキジャダーが発生。10km/hごとにテストをしたけれど、すべての速度にて見られた。140km/h以下だとブレーキジャダーは無し。しかし、200km/hからフルブレーキをしたときは、このまま握り続けたらブレーキが壊れると思うほどの振動だった。

まず正直な感想としては、このウエーブローター、レースには向かないというのが率直な意見。というのは、ジャダーうんぬん以前に、ブレーキの効きが通常のローターより劣る感じがするのである。たった200km/hでの速度域でこの評価となると、もっと速度域が高くなるコースだと厳しいことが予想される。もてぎとか、鈴鹿なんかではかなり厳しそうだ。

これはあるブレーキパッドメーカーのレース担当者から直接聞いた話なのだけど、同じ話を何回か聞いたという。レーサーに取り付けたはいいけれど、効かないので即交換したチームがいくつかあったという。なるほどという感じである。

それと、以前に書いたけど、やっぱりタッチが非常に悪い。これはあえて「悪い」という言葉を使わざるを得ないレベル。フルブレーキをした際のロック寸前の感覚がとにかくわかりにくいのだ。これはコントロール性に乏しいとも解釈されるレベル。また、これらの現象は高速度域だけでなく、街中で使用する速度域でも変わらず、なかなか慣れない。

実は先日街中を走っていたときに信号無視のとんでもない車が突っ込んできて、50km/hぐらいから前後フル(ロック)ブレーキングで避けたのだけど、フロントブレーキは本当に最後の最後まで「まだ握れるか!?」と頭の中でいっぱいだった。この感覚明やっぱり明らかにNG。

長くなってきたので今日はこの辺で。続きは原因解明評価の記事となります(^^)

* 写真はテスト走行前のZX-10。これからテーピングです(^^)

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