テストライダーという仕事

長らく乗っていなかったら空気圧の点検を(^^)

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新年明けましておめでとうございます(^^) 皆さんはどのような新年を迎えられましたでしょうか。今年もよろしくお願いいたします。

たくさんの方からコメントをいただきましたが、ありがとうございました。特にMulsanneさんはプロの整備士としての経験や知識を踏まえてさらに理論的なコメントをいただきましたし、Takuくんにはブレーキングの際のスポンジーなフィーリングを物理学的にさらに詳しく説明するコメントをいただき、本当に感謝です。

今回は検証記事の最終回です(^^)

様々なテストを6500kmに渡り行った結果、パッド自体の影響もあることは確実といえる結果にもなっている。

これはパッドの材質が少なからずとも起因となっており、シンタード系のものでもかなりハードなものになるとジャダーも大きくなる可能性あり。かといってシンタード系以外のものを使用すると摩耗が心配。このウエーブローター、シンタード系でも1.5倍ぐらい早く摩耗すると言われているので、そうなると使うのにちょっと躊躇してしまう。現在ウエーブローターを取り付けて6500km走行したが、今度パッドを交換するので摩耗具合を測定してデータとして記録するつもり。

パッドに関して言えば、面取りも非常に重要。ブレーキパッドメーカーもウエーブローターを使用する時は、普通のパッドより多めに面取りする必要性を説いている。初期の「鳴き」に関してはこれで少しは改善できると思う。

さて、(1)〜(3)の記事検証記事でいろいろと分析をしてみたが、テスト結果から4つの原因が複合的に絡まってジャダーを発生していると分析した。

基本的には以下の要因が複合的に絡まってこのウエーブローターのネガティブな部分を生み出していると結論付けられると考えている。

1. ローター自体の剛性の問題
2. ローター自体の面圧変化の問題
3. ローターの面圧変化とブレーキパッドの摩擦面の負荷(摩擦係数など)変化の相性の問題
4. ブレーキパッドとローター形状の相性の問題

これらが複合的に作用しあって、タッチの悪さや制動能力に影響を及ぼしているのだと推測される。

法規走行程度での使用では問題はないとはいえるが、それ以上のスピードになると通常ローターとの性能差が問題になってくるだろうし、また、タッチに関してはどのスピード域でも違和感を覚える人はいると思う。

そうは言えども、私は「普通」に走っている限りでは問題なく使っているし、タッチの問題もそれほど神経質にはなっていない。峠で走る時もばかみたいなブレーキングをするわけでもないし、長距離ツーリングに行ってもストレスになるということもないのでそのまま使用しているが、事故を回避するような急ブレーキをかけるようなシチュエーションの時だけはやはりちょっと違和感を覚えるのは事実。

しかし、このブレーキの特徴は何と言ってもカッコいいこと。とにかく目を引くデザインだ。それだけでも満足できるパーツだとも思う。それに、とにかく軽いので、バネ下荷重軽減にはものすごく貢献しているのも事実。私はホイールを軽量のものにしている上にこのローターを使用しているので、逆に軽すぎるハンドリングになっているのだけど、足廻りが重いと感じているライダーにはお手軽に軽量化できかつ効果があるパーツともいえる。

すべてのオートバイにジャダーが出るとは言えないけど、また、普通に走る限りでは全く問題ないともいえるものだけど、ハードなブレーキングを常時する人や(しちゃいけないけど)、絶対的な制動力を落としたくない人、それにタッチが気になってたまらんと言う人にはお勧めできないかな。

一度GSX-RやCBRなどの機種に装着してテストしてみたいとも思っている。ジャダーが出るのなら、ジャダーが発生する速度域に変化が見られそうな気がするし、ラジアルマウントの影響も試してみたいとも思っている。こういうのは徹底的にテストして分析してデーターを蓄積するのがベストなんだけどね(^^)

今回の記事で検証は終わるけど、またパッドを交換したりした後に何か新しい発見があったらまた記事にするつもりです (^^)

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