テストライダーという仕事

長らく乗っていなかったら空気圧の点検を(^^)

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空気圧管理

以前エアゲージについて記事にして欲しいというリクエストがあったので今日はその記事を(^^)
 
空気圧については、もう何年も前からこのブログで言及しているけど、空気圧が低いと、本来の性能は著しく低下する。最近のツーリングタイヤはケース剛性を柔らか目とまでは言わないが、エアボリュームにて剛性を確保する方向のものが多くなってきている。つまり、今まで以上に空気圧管理がシビアに必要になってくるということ。
 
空気はゴムを通過する性質があるのだが、タイヤメーカーも長年にわたっていろいろと研究をしているのだが、約2週間で空気圧の低下が見られるということがわかっている。もちろん、これはタイヤによっても違いがあり、もっと短い期間で空気圧の低下を見せるタイヤもあるので要注意。つまり、「空気は自然に抜ける」ということを前提にオートバイに乗らなければならない。
 
空気圧の低下がもたらす危険性については過去の記事を参照していただきたいのだが、高速道路の事故を見たり聞いたりするたびに、「空気圧はどうだったのかな」とか、「何年前のタイヤ使っていたのかな」とかが気になる。高速道路の事故の統計が出ているのだが、死亡事故に関しては、ウエットの路面の時はドライの時より4.2倍も多く事故が起きているのだが、「スピードの出しすぎ」の一言でかたずけられてしまうが、タイヤメーカーに勤めている私としては「そんなわけないだろ」と思うのである。もちろん、スピードの出しすぎという側面はあるにしろ、100%ではないだろう。空気圧が低かったり、古いタイヤを使っていることによる原因の方がスピードの出しすぎより大きいのではないかと感じることが多い。そこまでタイヤの空気圧の管理は大切なのだ。
 
私は仕事柄でもあるのだけど、「マイゲージ」をいつも出かけるときは持っていくようにしている。たいして大きいものでもないし、ツーリングのカバンに入れるだけだ。あ、それからパンク修理セットも常に携帯している。これは以前ツーリング先でパンクしているバイクを見かけたのだが、何もしてあげることが出来ず非常に悔しい思いをしたから。しかも彼は、私の会社のタイヤを装着していたのだ。それ以来ずっとパンク修理セットは持ち歩くことにしている。
 
さて、そのマイゲージだが、使っているのは2種類ある。
 
まずはこれ
イメージ 1
 
それとこれ
イメージ 2
 
最初のものはラフアンドロードで買えるもので、もう一つはETHOSのもの。ともに3000円ぐらいの値段のものだ。
 
実はこのゲージ、大変お勧めなのだ。
 
エアゲージは精密機械として扱われ、その扱いには慎重さが求められるし、定期的にキャリブレーションを行わなければならない。ちなみにタイヤメーカーでは持ち運ぶときは専用のケースを使うほど気を使います。
 
キャリブレーションとは、測定した数値が正しいかどうかを機械にかけて測定することをいうのだが、これはタイヤメーカーやバイクメーカーでは義務付けられている。我々が使用するものは本格的なもので一個軽く数万円はするという代物。
 
何年か前に社内で話題になったことがあった。「市販のエアゲージの精度ってどんなもんじゃろ?」と。そこで市販のものを購入して(写真のもの)、1年間テストを行ったのだが、もうびっくりの結果に。ものすごい精度なのである。タイヤメーカーがエアゲージを使う頻度はパンパではない。そのような過酷の使用頻度で見事な精度を保っていたのである。これはかなりのコストパフォーマンスである。
 
自分のタイヤが常にどの空気圧であるかを知ることは非常に大切なこと。マイエアゲージを持って常に空気圧管理をする意識は安全の向上にもつながります。車もお持ちの方は、家族の安全のためにも是非お勧めしたいことでもあります(^^)
 
 

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