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T30のリヤタイヤにはブリヂストンが特許を取得した3LC構造というのがある。センター部とショルダー部のコンパウンドを変えるのは今は当たり前となっているが、ブリヂストンが元祖である。
ちなみに、センター部とショルダー部のコンパウンドを変える構造は、営業サイドからの要求も非常に高く、現在販売されているツーリング系タイヤのほとんどがこの構造を採用していることからも、これからもスタンダードになっていくと思う。
この2種類のコンパウンドを使うということは、ゴムの特性があまり違うものを使うことが出来ず、まあ、耐摩耗性で言えば、せいぜい10%ぐらいの違いを見せる程度なのだけど、このT30、乗ってみて驚いたのは、結構なグリップの違いがあるのだ。普通はコンパウンドのハードネス(硬度のこと)は上記の理由であまり変えることが出来ず、その差を感知するのは難しいのだけど、このタイヤ、ハードネスの違いが良くわかるだけでなく、実際にグリップの違いも良くわかるので2度びっくりである。これほど良くわかるタイヤはまずないと言っていいほど。BSはこの構造のタイヤの先駆者なんだけど、流石だと思う。
しかもこのタイヤの完成度を高めているのは、このトレッドに使用されているコンパウンドとケース構造とのマッチングが絶妙なのだ。テストライダーがこれでもかとテストを行った様子が思い浮かぶ(笑)。あまり知られてはいないけど、グリップ力というのは単にコンパウンドのみで決まるものではなく、トレッドパターンやケース構造(構造だけでなく、使用する材料なども)で大きく変わるものなのだ。このT30のグリップ力の秘密は基本的にはコンパウンドとケース構造とこのコーディンネーションの賜物と言っても過言ではない。
また、面白いのは、センター部とショルダー部の境目がくっきりとこのタイヤには出るということ。これがその写真。
見ての通り、どこが境目になっているかよーくわかる(笑)。これは別に悪いことではなく、私は逆に「これいいな」と思ったほど。なぜならわかりやすいから(笑)←でも、これ大切。
世界に先駆けて開発されたブリヂストンの十八番でもある3LC構造。現在は5LCまでに発展しているけど、更なる飛躍に期待したいところである(^^)
ちょっと長くなっきたので今日はこの辺で(^^)
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2014年08月14日
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