テストライダーという仕事

長らく乗っていなかったら空気圧の点検を(^^)

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いろいろとコメントをいただいていますが、なかなかここにお返事できずにすみませんです。。。(^^;

さて、リヤブレーキのついて改めて触れてみたいと思います(^^)

McCPさんから「リヤブレーキはスピードを調整するものと教習所で教わった」とありますが、私が免許を取得した30年以上前はフロント7割、リヤ3割というのが一般的に言われていたことで、雑誌なんかでもそう書いているのが多かったのを記憶している。私は当時から疑問には思っていたけど。なぜなら自分でやってみてどうしてもその比率だと最大限の効果を得られないと感じていたからである。

さて、ブレーキをかける時、特にフルブレーキングなんかでは実際どうなのであろうか。私の答えは「フロント10割、リヤ10割」である。え、と思うかもしれないが、まあ、あわてないで♡

最大のブレーキ効力を得ようと思ったらフルに使うのが当然である。最大限にブレーキングをしようとした際に、なぜブレーキを弱める必要があるのか。リヤブレーキはスピードを調整するためだの、姿勢を整えるためだの、それはリヤブレーキが使えない人間の戯言にすぎない。

これは過去の記事でも何回も触れていることなんだけど、フロントブレーキとリヤブレーキを使うとき、コツが必要になってくる。それは、リヤブレーキを一瞬先にフロントブレーキよりもかけるということなのだ。そうすることで、ピッチモーションを抑えることが出来、最大限にリヤブレーキを使えるというわけなのである。これは信号でスーッと止まるときも非常に有効なテクニックなのだが、リヤをスッと一瞬先にかけることによって驚くほどピッチモーションが抑えられ、楽に止まれるのである。一度是非試して欲しい。

二人乗りをしているときなんかその効果は顕著で、逆に二人乗りをしているときにこれをしないとフロントフォークの沈み込みが大きくなってしまうので、運転しているライダーはハンドルを握っているからよいのだけど、後ろにいる人が前につんのめってしまうことになるので危ないし、後ろの人も腕に力が入ってしまい疲れてしまう結果に。

Uターンするときもリヤブレーキだけをなめるようにかけるとクルッとまわれたりする。Uターンがうまく出来ない人は実はこのリヤブレーキを上手に使っていない人が多い。峠で楽しく走っているときも、リヤブレーキは大活躍する。峠の下りでもものすごく楽になるし、コーナリング中にちょっとスピードを落としたいときなんかはフロントブレーキを使わずにリヤを使えば大きく姿勢を崩すことなく減速できる。フロントを使ってしまうとどうしてもバイクが起き上がってきてしまうので危ないし、大きく姿勢を崩すことになるのでやはりリヤブレーキ多用だ。

この「一瞬先にリヤブレーキ」はそんなに難しいことではない、意識して何度かやっているうちに自然と身についてくるものだ。これは是非クセにして欲しいブレーキングテクニックかな(^^)

先にフロント10割、リヤ10割と書いたけど、実際はかなり臨機応変にやる必要があるのも事実。私とてすべての状況でブレーキ開始時から前後10割ではないのだ。
例えば、峠の下りで減速する時。速度は普通に「ゆっくり」走っている程度としましょう。まずブレーキング。前後ブレーキをかけるのだけど、一瞬先にリヤブレーキをかける。最初はなめるように触れるのだが、減速が始まり、フロントがどんどん沈み込もうとするにしたがってリヤブレーキを踏み込んでいくのだ。当然、フロントブレーキの操作も減速具合によって変えていく。そういう一連の操作の中で、最終的にはフロントもマックスまで、リヤもマックスまで操作していくのである。スピードが速くなればなるほど、急減速が必要になればなるほど、この初期操作からマックスに操作するまでの時間は短くなる。

私は時々、フロントロックのデモンストレーションをする時があるのだけど、バーンと走ってきてガツン!とフロントブレーキをかけてロックをさせるのだが、その一瞬の操作に見える中でも、ブレーキレバーを握って、その効力を発する瞬間を指先で感知し、握りこんでロックさせるのだけど、基本的にはゆっくりブレーキをかける操作とやっていることは同じなのである。多くの人から「よくフロントタイヤをロックさせることが出来ますね」と言われるが、逆にちゃんと「普通の」ブレーキ操作が出来るのならばそんなに難しいことでもないのだ。

また、もう少し細かく言うと、この「マックス」の定義についても少し話をしたい。例えばある速度で走っていて、減速したい速度までブレーキ操作をする場合、その速度まで減速するに必要な力加減を「マックス10」として、そこを基準として握りこんだり、踏み込んだりしても良いと思う。ブレーキそのものが最大限その効力を発揮することが出来る力加減(つまりロックするまで)となると、なかなかつかみづらいところがあるからだ。60キロ→30キロに減速するに必要な最大限の力加減を基準にすれば、前後ブレーキの割合についてあーだこーだと考える必要もなく、必要な力加減だけで前後ブレーキをがっつり使えばいいだけのことなのである。

こういう細かな操作は実はあまりライディングを語っている雑誌でも触れられることはあまりないが、本当は実に重要なことで、オートバイに乗るうえで基本的な操作を出来るようになるには必要な技術ともいえる。

指使いは女性とS○Xするときと一緒。いきなり強くしちゃだめなの♡ 強さの中にも繊細さが必要なのだ(^^)

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