テストライダーという仕事

長らく乗っていなかったら空気圧の点検を(^^)

タイヤ評価

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ハンドリング編の続きです(^^)
 
前回の記事ではフロントタイヤのガイダンス性が非常に高いことについて触れたけど、リヤタイヤの追従性もさることながら、リヤタイヤへの入力などに対する反応も実に素直で、スロットルのオンオフにも気持ちいいほど応えてくれる。このフィーリングは021の時に強く感じたのだけど、しっかりと受け継がれている感じ(^^)。以前021の評価記事を書いたときに、リヤタイヤのフィーリングが非常に新しく、「これからのスタンダードになるかも」というようなことを書いたのだけど、確実に進化している。
 
このリヤタイヤの反応は膨らんだ風船のような感覚と言ったらわかりやすいかもしれない。たとえば、コーナリング中にスロットルを開けると、まるで風船がパンって膨らむかのように路面を掴み、ダイレクトに反応するのだ。コーナリング中に思わずラフにスロットルを開けてしまっても、そのままスタビリティー(安定性)を維持する懐の広さがあるし、コーナリング中のリヤブレーキの使用に対してもタイヤの挙動を乱すことがなく、きちんとラインをトレースしてくれるのだ。また、フロントタイヤのガイダンス性の高さも相まって、非常にリヤタイヤの自体の自由度も高くなっており、かなりハイレベルで前後タイヤがバランスしている見事なタイヤ。
 
お互いが干渉しすぎないのもこのタイヤの特徴で、リヤがフロントをプッシュしすぎることもないし、先に述べたように、リヤタイヤのフロントタイヤに対する追従性は非常に高くて、本当に楽ちんなのだ。コーナリング中に、これだけある意味リヤタイヤに集中しなくてもいいのも本当に珍しい。
 
実は一度ヒヤッとしたことがあるのだけど、このタイヤの特性に助けられた時があったのだ。もてぎで走行していたときなのだが、K1300Rは正直コースでタイムを出すようなバイクとは言い難い。それはフロント構造の独特の構造に起因しているのだけど、おまけに、T30はツーリングタイヤだ。しかもこれまた260kg以上ある重量。もてぎはチト辛いとこがある(笑)。
 
ちなみにこれがその時の写真
イメージ 1
 
 
 
エッヂ部分「のみ」のアブレーションがとにかくすごいことからももてぎのハードさが伝わってくる。
 
そんなもてぎでの走行中、とにかく少しでもタイムを縮めようと乗り方を変えつつ模索しながら走っていたとき、いきなりリヤの荷重が抜けてしまった時があり、その急激な抜け具合は今までの経験からして、あぶなっ!と思ったのだけど、その瞬間すぐにリヤタイヤが反応。すぐに体勢を立て直すことが出来たのだけど、タイヤの応答性の重要さを再認識する出来事だったとも言え、T30の完成度の高さを改めて示すものだった。
 
いやあ、しかし本当にびっくりした(^^; コンチネンタルのRoadAttackも同じような特性を見せていたけど、このタイヤの性能はケース素材やスキッドアンダーゲージを思い切って今までとは違うものに変えたのかな???
 
実はこのタイヤの最大の特徴と言っても良い、ある特性があるのだが、それについては長くなるので次回の記事で。これがこのタイヤの本性というか、真骨頂というものなのだけど、いやあ、この特性、本当にすごすぎるのだ(^^)
さて。。。お待たせしました!ついに?ブリヂストンT30の評価記事です!まずはハンドリング編です(^^)
 
実は装着から3か月ですでに13000kmほど走破。いやあ、こんなに短期間で走ったのは本当に久しぶり(笑)。
 
走行条件も気温5度〜37度、一般道、高速道路、峠、サーキット走行、そして雨の中(高速道路&峠)等、すべての条件化で使用することが出来ただけでなく、タイヤの摩耗が進んでからも上記の条件下で走行出来ているので、相当詳しく記事に出来るかな(^^)
 
この記事を書くにあたって、実はかなり悩んでいる。というのは、書くことが本当に多いタイヤなのだ。いろいろな雑誌でこのタイヤについてのインプレ記事が掲載されていたけど、正確にこのタイヤが持っているポテンシャルについて書かれているものはほとんどなかったと言っていい。それだけ奥が深いタイヤともいえるのだけど、このブログで詳しく述べていきたいと思います。
 
走行の内訳は、13000kmの内、高速道路が約6000km、一般道でのツーリングが7000kmとなっており、市街地とサーキット走行は殆どなしと言っていいレベル。ツーリング走行7000kmの中でも峠道は半分程度の4000km。これはツーリングのほとんどを山道を選んでいるため(笑)。タンデムは珍しく今回はゼロで、RoadAttack2やPilot Road 3は走行距離の60%はタンデム走行だったので、一概には比較の対象にはならないかな。ただ、ツーリング走行7000kmの内、5000kmは25kg〜30㎏前後の荷物を積載しての走行になっています
 
タイヤ交換時は7度という寒い日な上、雨上りのウエット状態。帰路の途中では雨が降ってきたのだが、私は何故かタイヤ交換をする日は雨が多い(笑)。なんでかな?
 
まず乗り出して一番最初に感じるのは、接地感の高さとそのグリップ。気温が7度という寒さだけでなく、路面がぬれている状態でのこの感覚はすごい。走り出して直後の数十メートルでのこの感覚は特筆に値するといっても良いし、タイヤが冷えた状態でのグリップ力はかなり高いレベル。正直ちょっと驚いた。
 
それと、意外かもしれないけど、ものすごく直進性が強いということ。評価的には直安性が高いというのだけど、この直安性の高さはかなりのもの。
 
OEタイヤの要求項目で直安性というのがある。2輪メーカーによってはかなりこの評価項目に力を入れているところがあるのだけど、そのメーカーのレベルを軽く通るくらい見事なレベルで実現させているのだ。この直安性については、あとの記事で述べることに大きくつながる内容でもあるのだけど、しかも、この直安性、フロントタイヤとリヤタイヤの両方が高い次元でバランスよく発揮しているという点も特徴。
 
また、この直安性は低速でも非常に高く、乗り出してすぐに感知したほどのレベル。個人的には非常に高く評価している部分でもある。
 
そして、フロントタイヤのガイダンス性も素晴らしいの一言。私はT30に装着して高速道路の走行が非常に楽になったのだが、これはどういうことか説明したい。首都高速道路や東北自動車道の一部はかなりタイトなカーブが多くみられるセクションがあるのだけど、高速道路ということもあり、結構タイトなカーブとなると、コーナー進入時にそれなりに気を使うのだが、このタイヤ、極端なことを言うと、フロントタイヤだけに集中していれば、フロントタイヤがトレースしたいラインをきっちりと走ってくれ、リヤタイヤが勝手にフロントタイヤに追従していく感じなのだ。また、この追従の仕方が非常にナチュラルというか、このリヤタイヤの懐の深さも証明している。
 
フロントタイヤがガンガンバイクを引っ張っていくようなこのフィーリングは他のタイヤにはあまりないもので、私は今でも乗るたびに感心するほど。コーナリングするのに、こんなにもリヤタイヤに意識をいかせなくても良いというのはまずないと言っていいほど。それほどフロントタイヤのガイダンス性が高く、本当に乗りやすいの一言。実際このタイヤで高速道路を初めて走った時、「こりゃいいわ」と思わず口に出したほど。
 
いやあ、まだまだ書きたいのだけど、長くなったので続きは次の記事で(^^)

BT30装着!

忙しくてなかなか時間がなかったのだけど、やっと先日BT30を装着(^^)v
 
これは交換に備えるK1300R
イメージ 1
 
まずはリヤタイヤから
イメージ 2
 
そんでもってフロント
イメージ 3
 
実はほとんど走っていないのだけど、それでもBT30の実力の片りんが。。。
 
タイヤを交換した場所から自宅までの20分の距離だけでも驚く発見がいくつもあったのだが、これはかなり期待できそう!今週はがっつり走れる時があるので、近日中に記事をアップしたいと思います(^^)
 
タイヤ交換と同時に、64合金ボルトに交換した箇所のチェックを行い、ブレーキキャリパーも清掃。このブログでも何度も書いているけど、ブレーキキャリパーの清掃は良く乗る人なら半年に一度はして欲しいなあ。最低でも1年と言いたいけど、命にかかわることなので定期的に清掃&チェックをすることは必須です。私も半年ごとにやっているけど、半年だけでもブレーキのタッチや効きに差異が見られるので、やはり重要なメンテナンスです(^^)
 
今週は結構バイクに乗れそうなので、BT30を堪能してみたいと思います(^^)
 
 
 
 
 
さて、タイヤについて質問があったので、お答えいたします。質問内容は、「カワサキのninja250のタイヤ交換にて迷っています。今まではIRC RX-01でした。純正がバイアスタイヤですので、バイアスタイヤから選ぶのが良いのでしょうか?ラジアルタイヤで、ダンロップのGPR-200 アルファ-13 辺りを考えています。バイアスであればダンロップGT501 TT900GP ピレリ スポーツデーモン ブリジストンBT39 辺りが候補です。脚回りはフルノーマル、サーキットの壮行会メインで、たまに峠も走ります。
スポーツバイアスと、ツーリングラジアル、どちらが良いのか、判断がつきません」
 
カワサキ乗りさん、こんにちは。あなたは大変ラッキーです。実は去年、CBR250ですがいろいろとやったんですね〜(笑)。
 
まず、絶対的なグリップを選ぶのなら、アルファー13です。これは間違いありません。ただ、公道で走るのはお勧めしませんし、ライフも250ccとはいえ短いです。
 
あとお勧めですが、同じIRCRX-01 Spec Rですね。これはグリップ的にはBT39より上です。TT900GPRX-01 Spec Rといい勝負ですが、実グリップ的にはTT900GPの方が若干ではありますが上と言えます。ただし、この3つのタイヤの性能差は少なく、この差を感じれる人は相当な上級者となります。
 
RX-01Spec Rのフロントはケース剛性もかなり柔らかく、フロント潰してグリップを確保する構造になっています。コンパウンドもかなりソフトな方です。おそらくバイアスタイヤの中ではフィーリング的には一番グリップがあるように感じるタイヤです。グリップもかなり「しっとり」した感じで、アブレーションも一番強いです。RX-01Spec Rは公道でも全然OKなタイヤですね。ウエットでもかなりいい性能を発揮します。
 
RX-01 Spec Rは走るとドロドロになりますが、TT900GPはそこまでアブレーションは強くはありません。食いつき方はRX-01 Spec Rの方が上に感じる時がありますので、安心感はありますね。
 
実は写真があるんですね〜(笑)。これは仕事ではなく、プライベートの時のものだったのですが、写真を撮ったのは職業病ですね(笑)。こんなことろで役に立つだなんて(^^;
 
これがRX-01Spec R
イメージ 1
 
これがTT900GP
イメージ 2
 
これがBT39
イメージ 3
 
グリップも求め、かつ長持ちさせたいのならTT900GP。その次にRX-01 Spec Rになるでしょうか。GPR200とスポーツデーモンはツーリングタイヤとなり、グリップのツーリングタイヤに準じるものとなります。
 
ただし、ハイグリップタイヤはライフはツーリングタイヤと同じとはいきませんので、ご留意くださいね(^^)
 
以前コンチネンタルRoadAttack2の9000kmの摩耗状態の記事をアップしたが、走行距離が11000kmの到達。フロントもリヤもあと2000kmくらいでついにスリップサインが出そうな状態。
 
特筆すべくはそのプロファイルの変形具合。本当にきれいにその形状を維持しているのだ。そのため11000km走行しているにもかかわらず変なハンドリングになったりしないのだが、11000kmの半分以上が二人乗りだったことを考えると本当に素晴らしい。
 
それともう一点。これは過去の記事でも何度も触れているのだが、ここまで摩耗が進んでいるのに、グリップも含めて本当に初期の性能を大きく損なわずに維持しているということ。これは非常に大切なことなのだ。
 
よく「あのタイヤはすごく長持ちするよ」みたいな会話がなされるが、大切なのは長持ちすることではなく、いかに初期の性能を維持しているかなのである。
 
私は15000km持つけど初期の60%しか性能を発揮しないタイヤより、8000kmしか持たないけど、初期の性能を80%発揮するタイヤを選ぶ。これは本当に重要なこと。
 
あと2000kmぐらい走れそうだけど、もう交換することに。スリップサインが出るまで走るのはやっぱりいいとは言えず、早めに交換し、確実に安全性を確保することの方が安心だからだ。
 
次のタイヤは本当に悩むところ。あまりにもよかったのでまた同じタイヤを履きたいという気持ちもあるけれど、ブリヂストンのT30との比較もしてみたいし、新しく出たPilot Road4の進化ぶりも気になるところ。
 
あ〜悩む〜(笑)

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