テストライダーという仕事

長らく乗っていなかったら空気圧の点検を(^^)

K1300R

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さて。。。ボルトのテストがすべて終わると。。。ランドマスターの社長さんがおもむろに取り出したのが、なんと「64合金アクスルシャフト」。そう、こともあろうか、あのアクスルシャフトを64合金で作っちゃったのである。
 
実は今回のテストはランドマスターの社長さんの立会いの下に行われたのだが、ことの始まりはこのシャフトだったのだ。
 
ただ、私はボルトと同様、「チタン」をシャフトに使うことは非常な懸念があり、社長さんからアクスルシャフトの話があったときに、「そんな危ないもの使えるわけないじゃん」と断り続けること1年以上。正直チタンでできたアクスルなんて冗談じゃねーよと思っていた。
 
あまりものラブコールに私も「まあ、食わず嫌いはエンジニアの端くれとしても失格かもな。。。」と思うようになり、重い腰をあげてテストに至っているのだが、なんせ命にかかわること。テストをするにあたり、その安全を確保するために相当勉強もし、社長さんから何度も話を伺い、チタン素材を取り扱う製造メーカーまで訪問し、納得のいくまで説明を受けてテストを引き受けることを決めたという経緯があるのだが、そこで64合金について初めて理解。「チタン」とは全く別物という事実に本当に呆然としたぐらい。今までの自分の不勉強さを本当に反省。
 
ちなみに、利害関係が生まれるといけないので、テスト当日は日当もなければ、コース走行料さえも自腹。交通費もしかり。さらに、一緒にとった夕食も割り勘。当たり前である。
 
プラシーボ云々という話があったけど、私は「こんなボルト本当に効果あるのか?」的な気持ちでテストに臨んだのだが、走ってみて「なんじゃこりゃ」となったというのが今回の顛末。
 
ランドマスターと私は何の利害関係もないどころか、ランドマスターはこのテストを依頼するにあたってリスクを負ったということは明記したい。私にボロクソ書かれる可能性があるからだ。効果がなければ、会社名を出さないまでも、過去に私がいくつかの商品で書いたように、「チタンボルトの真実」という題名でぼろくそ書かれていたに違いない(笑)。
 
さて、チタン素材を取り扱う製造メーカーまで出向いて話を伺った私だが、64合金とチタンが全くの別物と理解したのは良かったのだが、その64合金で出来たアクスルシャフトをテストするかどうかにあたり、決定打となったのは2つあった。
 
まずは64合金アクスルシャフトに「フレッシュグリーン加工」なるものがなされていたという点。正直、この加工がなされてなければ、64合金ボルトも(このボルトもフレッシュグリーン加工とは関係ないが)、64合金アクスルシャフトもテストすることはなかったといっても過言ではない。「チタン」製ということで、「間違った」知識による偏見で命にかかわることと(実際そうなのだが)と考えていたので、ここは相当に話し合いの場を持った。ちなみに、このフレッシュグリーン加工は「表面」だけに加工されるのではなくて、64合金の素材そのものに染み込ませるような形で加工されるので剥離の心配もなく、アクスルシャフトのような使われ方をする部品にはもってこいの加工と言える。
 
もう一点は、BMWとは関係が深い山田純氏が、自分のバイクにこのアクスルシャフトを装着し、20000kmに及ぶ走行を経ているという点。
 
データーとしては少ないのだけど、ほかの車両に装着した状態のものについても話を聞いたりし、納得できる説明があったのだが、私は山田純氏が使用しているアクスルシャフトのX線写真を要求。このX線で確認する方法は、金属製品を精査するのによくつかわれる手法である。社長さんは私の要求通りすぐに行動を起こしてくれたのだが、それがこの写真と掲載されているサイト:
 
イメージ 1
http://www.landmaster-japan.co.jp/bmw-motorrad用チタンアクスルシャフト/
 
見事に品質を保っているのがわかる。私は更に、定期的にこの検査をすることをランドマスターの社長さんに提言し、社長さんも約束してくれたのだが、こういうことの積み重ねが品質を担保することになり、信用を得ることになるのである。まあ、20000km走行してフレッシュグリーン加工自体にも一切の傷もないことが確認できていることから、謳い文句となっているフレッシュグリーン加工のその効能は嘘でないことは証明出来ているので、製品としては間違いないものだと思っています(^^)。
 
ちなみに、このフレッシュグリーン加工ができるところは日本では1か所のみとのこと。世界的に認められている技術だそうだ。日本って本当にすごいなあ(^^)
 
話が長くなったので、この辺で。次回はいよいよインプレです(^^)!
 
 
ランドマスター社のフレッシュグリーン加工のページサイト:
http://www.landmaster-japan.co.jp/bmw-motorrad用チタンアクスルシャフト/
さて、gsf**sさんから、私が大学教授と会う時に、これを質問して欲しいというコメントがありました。
 
なるほど。。。よく考えてみると、私も当日質問内容は考えてはいるけれど、私より知識があるみなさんから「こんな質問をして欲しい」と教えてもらうのも大変いいアイデアだなと思ったのです。
 
そこでです。質問大募集です(^^)
 
質問内容は整理してきちんと当日質問をさせていただき、後日このブログに掲載したいと考えております。
 
皆さんからの質問待ってます!
 
 
 
 
 
さて、ブリッヂボルトとキャリパーボルトを交換したインプレです(^^)
 
まず、交換した写真
イメージ 1
 
 
いやぁ、本当に美しいと思う。私は今まで走り重視のカスタムばかりだったが、こういう見た目もきれいなのも悪くないなと正直思ったほど。それにしても純正のボルトの汚いこと。。。(^^;
 
テスト方法としては、まずキャリパーボルトのみを交換しテスト。その後ブリッヂボルトも交換しテストしています。もちろん、交換前はノーマルで走行しています。
 
64合金・キャリパーボルトだが、正直期待していなかった。こんなとこのボルト交換して効果本当にあるのか?という気持ちだ。ただ、確かに「強度」が必要な部位である。
 
純正ボルトで走行したのち、64合金に交換してコースイン。最初のコーナーでフロントブレーキを一定の入力でぐーっと握りこんでいくと、半分ぐらいのところで、ブレーキの立ち上がりが急になるではないか。なんじゃこれ?である。何度やってみても同じで、不思議なんだけど、途中できゅっという感じで更に効き始めるのである。キャリパーボルトにはものすごい負荷がかかっている部位。キャリパーサポートなんかは高い精度まで求められるのだが、ここがしっかりしていないとブレーキジャダーの原因になったりして危険極まりないなのだ。
 
制動の効力を発揮し始め、さらに強い負荷がかかると、64合金のその強い引張強度により効力が逃げないということなのであろうか?この辺は今度大学教授に詳しく見解を問うてみたい。
 
次にテストしたのが、ブリッジボルト。左右分割式になっているキャリパーをボルトにて留めているのだが、結果はコースインして第1コーナーでわかるほど。
 
純正のボルトより少ない入力で制動できるのには驚いた。激減するというわけではないのだが、純正ボルトの2割減ぐらいの軽い入力でブレーキ操作が可能となった。これはK1300Rというバカ重い車体を止めるのにすごくありがたい。
 
それになぜか、ブリッヂボルトを交換したら、先ほどまでの途中で急に効力を増すという現象も収まり、一定のブレーキングが可能に。これ不思議の一言。
 
しかし、これ本当にいい!好みもあるかと思うけど、少しでも軽い入力で制動ができるというのはものすごく安心だし、楽なのだ。今の私のブレーキはABSを外してマスターからキャリパーに直結しているのだが、ラジアルマスターを採用しているにもかかわらず、同じバイクに乗っている私の友人のブレーキよりは大きな入力が必要。これが軽減されたのは嬉しかった。
 
ブレーキの入力を少しでも軽くしたいという人にはお勧めです(^^)
 
しかし、64合金ボルトが与える影響は不思議すぎ。これトコトン追求したいと思っています。
 
 
販売元のランドマスタージャパンのサイトはこちら:
前回のブレーキ記事に続きですが、大切な書き込みがあったのでそれに対して返答したいと思います(^^)
 
質問内容は、64合金ボルトを装着することによる「電触は大丈夫なのでしょうか」というものですが、大丈夫ではありません
 
ただ、前回の記事で掲載した写真で見ても分かるように、ノーマルのボルトでも錆びているんですよね。また、私はなぜ胸を張って(?)、「大丈夫ではない」と言えるのか。それは定期的なメンテナンスをすることを前提にしているからなのです
 
実はこのブリッヂボルトの交換の半年前に点検をしているのだが、その時は問題なし。この半年間に錆が進行していたことになるが、おまけに今回64合金ボルトに交換時に気が付いたのだが、ボルトの一本がほんの少しではあるが緩んではいた。やっぱり定期点検は必ず必要なのだ。
 
これは声を大にして言いたいことなのだが、キャリパーの清掃はどのぐらいの頻度でみなさんされていますか?2年に一度の車検時でもキャリパーの清掃は義務付けられていないので、何年もしていない人もいるかもしれないが、それはかなり危険ということは認識してください。日常よく乗る人なら半年に一度、そうでなくとも最低でも1年に一度は分解清掃はしてほしいところ。ピストンなんて、汚れで想像以上に簡単に固着します。それと、ブレーキフルードやピストンのシールの交換も定期的にお忘れなく。
 
ニュージーランドで10年前に画期的な法律ができました。それは8年以上の車両には、なんと半年ごとの「ブレーキ検査」が義務付けられたのです。その経緯は、古い車の事故があまりにも増えたからなのですが、結果事故は激減。どれだけ定期的なメンテナンスが必要かを物語っているかと思います。
 
話がずれましたが、64合金だからといって、メンテは不要ということはありません。ご指摘のように、ホイールの素材とボルトの素材の違いによる、「異種金属接触腐食」が起こる可能性はありますので、そのことを認識して使用する必要はあります。ただ、先に述べましたように、ノーマルのボルトでも錆びますので、結局メンテナンスは必須ということになるわけです。世の中メンテもいらない機械部品は存在しないということですね。
 
私はランドマスター社の勧めでカッパーグリスを使用しています。グリスを塗ることで「ある程度」は腐食を防ぐことはできるからです。それでも過信は禁物です。定期的なメンテは必須です。何度も言いますが、これは別に64合金を使用してなくても当然なことなのです
 
世の中万能なものはありません。定期的なメンテナンスは必須当然であり、前提なのです
 
長くなりましたので、キャリパーに装着した64合金のインプレは次回の記事で(^^)
 
さて、今回ホイールボルトの記事をアップしたが、この日、テストしたのはホイールボルトだけではなく、ホイールボルトのテストの後、「フロントブレーキまわり」をすべて64合金ボルトに交換してテストも行いました(^^)v
 
方法はホイールの時と同じで、ノーマルボルトで走行後、64合金に交換して再度走行という方法を取っています。
 
まず交換したボルトを見てみると。。。
 
これがノーマルのキャリパーボルト
イメージ 3
 
これがその64合金ボルト
イメージ 1 
比較してみるとわかるが、64合金ボルトの美しいこと。。。ランドマスター社の話だと、ヘッドがトルクス仕様になっているのは日本ではランドマスター社のみとのこと。ちなみに、BMWのボルト類はすべてトルクス仕様になっています。なんでかな?まぁ、見た目が好きだからいいけど(^^)。それと、ここでいうキャリパーボルトとは、キャリパーをフロントフォークに取り付けるボルトのことを指しています。
 
そしてこれがノーマルのキャリパーのブリッヂボルト
イメージ 4
 
 これがその64合金ボルト
イメージ 2 
その差は一目瞭然で、ノーマルのは錆びているのがわかる。これじゃあねぇ。。。その点64合金は錆びとは無縁なので、安心である。
 
軽量化の観点から見てみると、今回この64合金ボルトを使用することによって以下のようになりました(^^)
 
ブリッヂボルトは、ノーマルは17.2gに対し、64合金が11.2g。左右のキャリパーで8本使っているので、48gの軽量化。
 
対してキャリパーボルトは、ノーマルは116.2g チタン9.2g。左右のキャリパーで4本使っているので、28gの軽量化。
 
ホイールボルトでは軽量化だけがもたらすのではないということをお分かりになったかと思うが、さて。。。ブリッヂボルトとキャリパーボルトの交換によって、どのような変化がみられるのか。。。
 
詳細は次の記事にて(^^)
 

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