テストライダーという仕事

長らく乗っていなかったら空気圧の点検を(^^)

テストライダーの仕事

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それはずばり「腰痛」。私自身はそんなにひどいと言うわけでもないのだが、結構腰にきているテストライダーは多いし、気を使わないと結構辛かったりする。

なぜ腰痛になるのか・・・ 恐らくこれは大きく分けて2つの理由があると思う。1つは、同じような姿勢で乗ったりしていること。SSなどのテストとかはさすがにポジションもタイトなのでキツイ。

もう1つは悪路走行(そういうテストがある)によるもの。発展途上国の路面を想定したテストや、日本国内向けのテストでも、悪路におけるハンドリングの影響を調べるテストがある。これが意外と腰に来るのだ。

この悪路テスト、オフ車ならともかく、オンロードタイプのオートバイは、シートに座ったままやるのが基本である。つまり、路面からのショックがもろに身体(腰)にきてしまうのだ。

私は腰痛防止のため、写真のようなベルトを使用しているが、これが本当に優れもの。どんな悪路をバリバリ(笑)に走っても腰に来ないし、なんと言っても、転倒の時の腰の保護にものすごい効果を発揮しているのだ。80km/hぐらいで転倒しても腰へのダメージはほとんどないといっても言いぐらいだ。他の部分は痛いけど(笑)。

他のテストラーダーもやっぱり腰や背中に来るらしく、乗車後とか、デスクワークの時は、腰をひねってストレッチをしていたりするのを見るので、やっぱり辛いんだろうなあ(笑)。

私は一日の終わりに、最終兵器の「ぶらさがり健康機」をするが、ゴキゴキ〜と言う音ともに背中が伸ばされる瞬間に、至福を感じている(笑)。

まあ、腰痛は、事務職でもあるだろうし、テストライダーだから特別っていうほどじゃないかもしれませんね。

次回に続く・・・

さて、「難聴」に続いての職業病は・・・難聴は私だけかもしれないが(笑)、これは恐らくほとんどのテストライダーが悩まされているものだと思う。それは「慢性(?)捻挫」とか「慢性(?)むちうち」である。

テストライダーは意外に転ばない。と言っても全く転ばないわけでもなく、年に2回前後ぐらい皆転倒していると思う。きっと(笑)。

これまた意外かもしれないが、デカイのに乗っているときの転倒って意外に少なく、小中排気量が多い。転倒速度も60km/h程度が一番多いんじゃないかな。

転倒すると大体、手首や足首の捻挫や打ち身になるのだが、治りかけた頃に、これまた運悪く転倒するんだなー。そうなると、なかなか治らない。

また、テストライダーはほとんどがレース経験者で、現役の時は必ずと言っていいほど、結構な転倒をやらかしているので、その古傷が痛めてしまう時もある。

むちうちだが、テストライダーは転倒しても頭部を打たないように常に意識しているので、頭部を打つことはあんまり無いのだが、その代わり、軽いむちうちになってしまうことがある。これもまたなかなか治らない。

みんな老体(?)にムチを打ちながら頑張っているのである(笑)

難聴に、慢性捻挫&むちうち。しかし、まだまだあるのだ(笑)。

次回に続く(T T)

今日はテストライダーと言う仕事ゆえ(?)の職業病について書いてみたい。

意外かもしれないが、「耳」に来る仕事なのである。そう、耳が遠くなるんですねえ(T T)。

まず、エンジンから来る音と排気音。今のオートバイはかなりよくなってきている。今のオートバイはそれこそ、昔のオートバイとは比べ物にならないぐらい静寂性が高まっている。もうオートバイに乗って20年以上になる俺としては、市販車だけじゃなく、4サイクルのレース車両や2サイクルのバリバリ全開の(笑)チャンバー仕様の車両とか乗りまくっていたこともあり、かなり耳が悪くなっている。

テレビの音があまりよく聞こえないみたいで、よく妻に「なんでそんなに大きな音で聞くの!」と結婚当初は言われた。最初は自覚が無かったのだが。

何年か前の定期健診で、お医者さんに「高音に長時間触れているせいか、耳が悪くなり始めてますね」と言われて愕然としたのを覚えている。

高音と言えば、先に書いたように、今はエンジンや排気音は凄く静かだ。じゃあ、何がうるさいかって言うと、なんと「風切り音」なのだ。これは意外と凄い。高速道路なんかでもものすごい音がするあれだ。

テスト中は当然ながらタイヤに神経を尖らせるが、オートバイの車両自体にも、事前にエンジントラブルなどの兆候(異音)を逃さないためにそれなりに神経を集中させていることもあり、あまり耳栓をしたくないのだが、ここ何年間かは、テスト内容によっては耳栓をして保護するようにしている。耳栓をすると、本当に風切り音がしなくなるので、本当に耳にはよくないんだろうなって実感せざるを得ない。

しかし、職業病はこれだけじゃないのだ(笑)。

次回に続く

逆シフト&正シフト

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以前、テストする車両は日本にないものもある、と書いたことがあるが、実は去年の後半から「逆シフト」のバイクに乗るのが非常に長かった。この時は数ヶ月ずっとこの機種にかかりっきりだったのだが、最初が大変。

慣れるのは慣れるのだが、長年身体に染み込んだ「正シフト(っていうのかな?)」はそうそう変えられない。特にテスト中は全神経をタイヤに集中させることもあり、シフトはほとんど無意識やっている。そうなると、問題が発生する(笑)。

コーナーリング中にシフトアップすると、シフトダウンになる。あぶねー。コーナーの突っ込みでシフトダウンすると、シフトアップになり、エンブレが効かずにコーナーを曲がりきれずコースアウトしそうになったり・・・ マジあぶねー(T T)

しばらくすると慣れるのだが、逆に今度は、元の「正シフト」のバイクに戻ると、またまた「逆シフト」でやってしまう。慣れと言うのは怖い(笑)。まあ、こちらの場合は、さすがにすぐに元に戻るが。

今はレーシングマシンでも逆シフトにしているのは少ないと聞いている。バレンティノ・ロッシも正シフトだ。ヨーロッパのライダーは比較的正シフトのライダーが多いらしい。説明するまでもないが、レーシングマシンは深いバンク時のシフト操作を可能にするため逆シフトになっているが、近年のマシンは昔のそれと随分とディメンションも変わってきており、乗り方も変わってきている。あまり逆シフトにこだわらなくてもよくなってきているようだ。

それではなぜ逆シフトの「市販バイク」が存在するのか。日本国内ではなく、アジアで販売されている、日常生活で使うようなモデルは、現地の人がサンダルなど(もしくは、裸足!)で気軽に乗っている。そうなると、逆シフトが便利なのだ。足先でシフトレバーを踏んづけてシフトアップをし、シフトダウンはかかとにペダルがあり、ここでシフトダウンを行う。シフトペダルがつま先とかかとにあるのが特徴だ。

それでも、ホンダの機種なんかはほとんど正シフトなのだが、やはりサンダルでも操作が出来るようにしてある。この場合は、かかとでシフトレバーを踏んづけてシフトアップ、つま先で踏んづけてシフトダウンとなる。

その他のメーカーは、現地の事情に合わせて逆シフトにしてたりすることが多い。結構排気量の大きいバイクでも逆シフトにしていることがあり、驚いてしまう。まあ、革靴で乗っても靴が傷まなくていいけど・・・

写真一枚目は、つま先だけでもシフト・アップ/ダウンが出来るようになっているが、2枚目の写真は、シフトアップ(もしくはダウン)の時に、かかとを使わなければならないペダルを採用している。1枚目の写真のようなペダルを採用している機種でテストを行う際は、かかとのペダルがブーツにあたって邪魔になるので、切ってしまうことがほとんど。

この逆シフトってなくならないだろうなあ。

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Dekacrayonさんからよい質問を戴きましたので、ここでお返事申し上げます。ご質問内容は、「タイヤテストの時の路面状態は、現地の路面に近い状態にするのか」です。

さて、タイヤの開発についてですが、当然ながら、販売する国の事情にあわせて開発されます。雨が多いとか、路面が滑りやすいとか、路面が悪い(デコボコ)とか、暑い国とか、いろいろと考慮しなければならず、また、現地の文化も考慮しなければなりません。

文化?というと大袈裟ですが、例えば、写真のWAVE機種が販売されているタイでは、ほそーいタイヤが好まれ、新車からすぐに細いタイヤに付け替えるぐらいなんです。国が違うとはいえ、不思議と言えば不思議です(笑)。ですから、太いタイヤは開発しません。

そういう事情を考慮しながらタイヤ開発をするのですが、どのメーカーのテストコースには、発展途上国の路面をシュミレートした路面があります。まあ、デコボコした路面ですね。ここで一応操安性をテストするのですが、世界中の路面をシュミレート出来るわけでもないので、十分ではありません。

オートバイのメーカーは、販売する現地にて必ずその機種のテストを実走してテストしています。タイヤメーカーも、ほとんど現地にてテストを行っています。多くのメーカーは、現地の支社を通してモニターのような感じでテストを行ったりして、何らかの形でテストを行っていると言っても良いでしょう。もちろん、開発に関しては、十分な事前の市場調査が行われるのは言うまでもありません。

Dekacrayonさんのご指摘の通り、タイはウエットになると路面が滑りやすいと聞いております。ですので、パタンネガティヴレシオ(溝の割合)の比率が多い(溝が多いということ)パターンを採用することになります。また、インドネシアでも類似機種が販売されていますが、この国は赤土が多いため、雨が降ると路面がドロドロになり、大変滑りやすくなるため、比較的溝を深くしたり、センター部分に溝を入れたりするようにと、各国の事情に合わせたタイヤ開発が行われます。

ということで、お答えは、「近い状態でテストをする」ではなく、「市場調査の上開発をし、現地でもテスト確認する」となります。

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