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rnb*q*96さんから質問がありましたので、お答えいたします。質問内容は「白バイには一般の流通しているタイヤが装着されているのでしょうか?
取締の時はタイヤが冷えた状態から急発進する事が多そうですが、大丈夫なんでしょうか。訓練しているのでテク二ックで乗りこなせてるモノでしょうか。それとも専用のハイグリップタイヤがあったりしますか」 さて、私が知っている限りでは、白バイ専用タイヤと言うのはありません。基本的には「ツーリングカテゴリー」の中にあるタイヤを選んでいます。これはやはりあらゆる気象条件&通年走行を前提にしているということと、耐摩耗性を考慮してですね。
専用タイヤはありませんが、タイヤメーカーが「モニター」として出している可能性はあります。パトカーなどは24時間走行しているということもあり、各メーカーのエンジニアが定期的にメンテナンスと称してデータを取っていますので、タイヤでもやっている可能性はありますね。
私の記事でも何度も触れていますが、今のツーリングタイヤの性能はかなり高性能です。公道での取り締まりにおいて問題になるということはないはずです。
白バイ隊員の技量についてですが、相当ハイレベルと言えます。ロードやトライアルのトップ選手を招いて定期的に講習会を行っていますし、日常の訓練そのものもかなりハードのようです。また、白バイ隊員の中には、休みの日に自腹を切ってトライアルのレッスンを受けたりしている意識の高い人も多くいるようです。
余談になりますが、普段見掛ける白バイは市販車とそんなに変わりがないように見えても、中身は全く別物の専用設計になっています。端的に言うと、急発進、急停車、急旋回が容易にできるようになっているということです。また、長時間アイドリングをしても大丈夫のような仕様にもなっています。
白バイと聞いて思い出すことがあります。あまり人気のない、ちょっとした山の中にある迂回路なのですが、そこそこのワインディングになっているだけでなく、深い森の中ということもあり凄く走っていて楽しいのですが、そこで、幹線道路で取り締まりをするために、この山道を走っている白バイに遭遇したことがあります。
ほとんど通行量がない山の中ということもあり、その隊員はゆっくりと、景色を見ながら走っていたのです。気を抜いてまったりと走っているのがわかるほどで、バイクが好きなんだなーと感じられ、なんだか微笑ましい瞬間でした。背後の私の存在にすぐに気がついて、ビシッと走行し始めたのはおかしかったですが(笑)。
お世話になることのないよう、安全運転に努めたいものですね(^^)
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タイヤについて
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Sumakingさんから質問がありましたのでお答えしたいと思います。質問内容は、「BT016PROのことですBT016から変更は本当に冷間時でも安心できるタイヤになったのか、ウェット性能はどうなのか知りたいです」
さて、BT-016とBT-016PROではどう性能が違うのか。これは大変興味深いところでもあるかと思います。
正直なところ、「少し」良くなったというレベルだと思います。トータル的には上がってきてはいるのは間違いありませんが、劇的にというほどではないのが実際ではないかと思っています。これから冬になりますが、一度テストしてみたいなあ。
もともと、タイヤウオーマーを使うほどでもないですし、そんなに神経質になる必要はないのですが、冬場は走り出しには注意が必要なのは変わらないでしょう。夏場でも、走って一度温まってから休んだ場合など、タイヤが冷えてしまった場合などは油断は禁物です。いきなり同じペースで走ることはお勧めできませんので注意してくださいね(^^)
公道では普通に乗る分にはさほど問題にはならないレベルではありますが、冬場は注意が必要なのは間違いないと思ってください。今年の春先に、Ducati S4Rに装着されたBT-016で、雨の中(気温7度)を、一緒に走ったことがあったのですが、ゆっくりしたペースでしたが、飛騨高山の峠を越しても不安なく走れましたので、注意さえすれば問題はないと思います(^^)。
ネガティブなことを書いているように受け取れるかもしれませんが、このタイヤの趣旨を理解しなければなりません。このタイヤのグリップ力は強力です。筑波でもSSクラスだったら乗る人が乗ったら1分3秒〜4秒ぐらい出ると思います。それほどの実力がありますので、耐摩耗性とか、冬場のグリップとかをツーリングタイヤと比較するのは酷というものです。
このタイヤ、カタログでは「通勤でも」という言葉が見られますが、それはさすがにどうかなと(笑)。タイヤの摩耗が進んで交換時期が早くなるからタイヤメーカーは儲かっていいけど(笑)。
ツーリングカテゴリーのタイヤでもサーキット走行を楽しめなくはないけれど、サーキットでそこそこ走行会レベルで楽しみたいのなら、BT-016PROは入門用にはいいかもしれません。サーキット以外でも公道でも走れますし。
ただ、保安部品を取っ払って、タイムを縮めるような走りをする場合は、もう一つ上のクラスのタイヤが必要ですね。
BSでしたら、R10とかBT-003、ミシュランだったら、Power PureかPower One、Pirelliでしたら、Super Corsaとか。技量が上がったと勘違いするほどグリップ力があります。
機会があるのなら、是非レーシングスリックを試されることをお勧めいたします。私もそうですが、一番最初にスリックタイヤで走ったことは一生忘れることが出来ないぐらい、レベルが違います。こういうのをいろいろと経験すれば、公道で狂ったような走りをすることもなくなるのにと思うときがあります。上のレベルを知れば、下のレベルも知ることが出来るからです。
話がずれましたが、タイヤに接するときは、これまたS●Xの時と同じ。男はいきなりレッドゾーンやる気満々でも、女性(タイヤ)は違うの♡ 徐々にゆっくり&やさしく。無理に負荷をかけることは、お互いの幸せのためやめましょう(笑)。
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rnb*q*96さんから大変良い質問をいただいたので記事にしたいと思っています。コメント内容は「もちについてですが、2万Km持つという事は、まだ使用はできるけどコーナーリングを摩耗してない状態の時と同じようにできるのは無理ですよね。では実際の使用距離はもっと少ないのでは無いのですか? 」
実は以前にも記事にしたことがあるのだけど、タイヤを選ぶうえで大変重要なことがある。
それは、ライフが長くて、○○○○km走れますよ、というのも重要なのだけど、スリップサインが出そうになるまで使用するとき、新品の何%の性能を発揮できるのかということなのだ。これは本当に大切。
タイヤは装着した時点で劣化が始ります。これは紫外線や水、気温などに影響を受けるからです。
摩耗が進むということはゴムが薄くなるということです。ゴムが薄くなったうえに、ゴムそのものの劣化が進んだらどうなるか、考えたらわかりますよね。
タイヤメーカーのエンジニアも頭の髪の毛も摩耗しきってスリップサインがでるほど日夜研究をし、ずいぶんと劣化の進行が遅くなったのも事実です。性能が格段に落ちるタイヤは見られなくなってきてはいますが、新品に比べますと、確実にその性能は低下しているのです。
タイヤの賞味期限について何度か記事にもしていますが、先のその理由を述べたように、タイヤは使用しなくても劣化します。
私はいつも高速道路(特に雨)で事故のニュースを聞くたびに、「どんなタイヤ履いていたんだろうな」と思ってしまうのです。
4輪車なんかはなかなか溝が減らないからといって、4年も5年も使っている人が多いのですが、確実にウエットにおける制動距離は伸びています(ドライでも)。これは時々JAFなんかでも実験結果が公表されているぐらいで、当然ながらタイヤメーカーもきちんとしたデーターを持っています。
基本的にはスリップサインが出るまでは最低限な性能は確保されてはいます。どこまで行ったら危険なのかという線引は難しいのだけど、何年もかけてスリップサインが出るまで使用していたら危険な領域に近づいていると認識することは大事なことです。摩耗(時間も)が進んでいるということは確実に性能の低下を意味しているからです。
私は自分の4輪は、本当にもったいないのだけど、2年で交換しています。あんまり乗らないので、思いっきり溝は残っているのですけどね。でも、高速道路の使用も多いし、タイヤが原因で死にたくないので、2年ごとに新品に交換しています。交換さえすれば絶対性能が確保できるのは間違いないからです。新品に変えるたびに「やっぱり違うよな」と感じているので、そういう認識をすることは大切です。
オートバイに関しては、私はほぼ毎年交換しています。一番の理由は、摩耗が進行することによるハンドリングの変化や性能低下を嫌うためです。もう一つの理由は、私は仕事柄たくさんのタイヤをテストしますが、全部新品です。私は気になるタイヤは摩耗が進むまで乗ってみたいと思っているので、自分で買って乗り、毎年交換するようにしています(^^)
ちなみに、私は20000kmもつけど新品の60%しか性能を発揮しないタイヤと、10000kmしかもたないけど新品の70%の性能を発揮するタイヤがあったなら、間違いなく後者を選ぶかな。
というわけで、バイクで20000kmまで走れちゃうタイヤもありますが、3年も4年も使っているのはお勧めできません。タイヤは消耗品と割り切り、新品に交換することをお勧めいたします。
ワインと友人は古い方がいいという格言がありますが、畳と女房は新しいという言葉もありますが、これにタイヤを付け足したいぐらい(笑)。
また、数多くのタイヤを経験すれば、それはそれで自分の技量にプラスになります。
たった数センチ四方(名刺より小さいです)で命を支えていると言っていいほど大切なタイヤ。空気圧管理も含め、もっと理解を深めていただけたらと思っています。
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前回の記事で空気圧に関する話をしましたが、早速空気圧に関する質問がありましたので、記事にしてみました。
質問内容は、「最近話題になっているバイカーズステーション御用達のお店でもあるオザワR&Dさんのコラムで、「現代のタイヤは空気圧を下げるとタイヤの形状が維持できないため、下げていいことはない」という一節があります。そこで重量車の空気圧を調べてみると、国産はF:120/70/17、R:180/55/17では、一人乗りも二人乗りも一律F225kPa、R290kPaとなっていますが、レイラスポーツという九州にあるタイヤ屋さんのブログにて欧州メーカーは車両によって、変化、また一人と二人、更に荷物の場合と3パターンの空気圧を推奨していると記載されていました。
文章を読むと、国産車と欧州車の指定空気圧の違い、更に欧州車では一人の場合、国産車よりも少なく指定しています。この時点で欧州車ではタイヤの形状が保てない。ということになってしまい、またホーネットの場合、元々F:225kPa R:250kPaと指定されていますが、Rに180/55/17を履いているにも関わらず、40kPa低い値となっています。これもオザワさんの文章を基準として考えると指定空気圧の時点でタイヤの形状が崩れていることになります。そこでこの数値は、最初に履いているOEMタイヤの剛性に合わせた数値、または車重が軽い250だからこその数値ではないかと考えました。 ではホーネットの場合、OEMタイヤで指定空気圧を調整しているならば、リプレイスタイヤを履いた場合は?と疑問が浮かびました。 それともレイラスポーツさんが書いているように、JATMAの定めた規格を指定空気圧にしている国産メーカーの不親切、と言えるのでしょうか? 各タイヤメーカーとしては、空気圧に細めにチェックする人からずぼらな人がいるため、ある程度の幅を持たせて開発しているとは思いますが…それでも、計算上のタイヤの形状はF:250kPa R:290kPaなのかなと考えた場合、ホーネットもこの値の方が、よりタイヤの性能を生かせる?と思いました」 サイトをみてみましたが、まず、レイラスポーツさんが言われていることはすべて正しいといえます。
フォッショさんの質問の中で、「更に欧州車では一人の場合、国産車よりも少なく指定しています。」とありますが、どっちが低いとか、高いとかではなく、指定空気圧を決めるときに、どこに基準を置くかということだと思います。
前回記事にしましたように、Pilot Road3の場合、特に2人乗りの場合、RRの2.90kg/cm2はちょっと低いと感じるのは事実(私のバイク&乗り方で)。私は一人乗りでも気持ち上げたいと感じている方なのですが、Pilot Road2の場合は、逆に首のムチ打ちの古傷が痛むほどハード。だからと言って、空気圧を下げると、本来の性能を落とすことになるので、この辺のさじ加減は難しいところでもある。このタイヤが発売された時は、空気圧を下げてみるようなインプレッション記事も見られたが、それはこのタイヤの本来の目的と性能がわかっていないだけ。
Pilot Road3だって、空気圧を上げたらどうなるかあの斬新なパターンだと未知数。普通は空気圧を下げると偏摩耗を促進するのだけど、Pilot Road3はその辺も含めて、トータル的な性能にどのように影響するのかも興味深いところではあるが。
国産車はなぜ、細かく空気圧を指定しないのか。私は仕事柄メーカーに出向いて打ち合わせをした時期が何年かあったのだけど、その経験からすると、考えられる理由は「めんどくさいから」だと思う(笑)。
メーカーは気の遠くなるようなテストを行っており、耐久テストなどはオートバイ発売の2年ぐらい前からやるのだが、指定空気圧が3つもあると、3つのテストをしなければならない。これが1つだと、1回で済む。その辺の事情がからんでいると推測される。
レイラスポーツさんが書かれている通り、「大は小を兼ねる」というのをメーカーは地で行っているというのもあながち間違いではないと思います。まあ、実際、JATMAで規定されている空気圧で問題にはなりえないので、そうしているというのもありますし、タイヤメーカーもJATMA規格でタイヤを設計するので、そういう観点からも問題は起こり得ないといえます。
ただ、空気圧をチェックしないずぼらな人がいるから、幅を持たせているとか、空気圧が「高め」に設定されているのではなく、あくまでもエアボリュームなどによって剛性が決まってくるところがありますので、また、JATMAの数値は世界基準になっているほど完成されたものですので、その辺はご理解ください。
メーカーはバイクの重量、出力の出方、想定されている使われ方、使われる国の路面状態などを考えて空気圧を決めます。また、これは最近みられる傾向なのですが、空気圧が高い方が燃費が良くなるため、そういう考えを元に、高い方の空気圧で指定とする場合もあります。アジアで販売される小・中排気量のバイクなどはその傾向が強いかな。
4輪の場合、欧州ではもっと面白いことがあって、アウトバーン走行の指定空気圧みたいのがあります。これはずっと前に記事をしたことがあるのだけど、高速道路で高速度で走行する場合のその速度と空気圧が指定されているのです。面白いですよね。
以前回答いたしました内容について覚えていないので、正確にお答えできないのですが(ごめんなさい)、確かタイヤサイズを変えたので、空気圧をどうしたらよいかということだったと思うのですが、バイク屋さんからいわれていた数字がとんでもないものだったんですよね?
あの時に回答した数値は正しいかと思いますが、摩耗状態をよく観察しながら決めてくださいね。
ちなみに、必要以上に空気圧が高すぎると、耐摩耗性に関しては良くなるのですが、タイヤのキックバックが強くなったり、タイヤがロックした場合など、大きくスキッドする傾向があります。ウエットならさらに顕著になりますから、注意が必要です(^^)
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レバ刺しの記事をアップしたらたくさんの方にコメントをいただきました。こんなにレバ刺し同志が多いとは!力が湧いてきました!
今日はタイヤに関する質問にお答えしたいと思います (^^)
TAKAさんから頂いた質問なのですが、内容は:「すべてのメーカーを調べた結果標準サイズ(F:80/100R19 R:120/90R16)がありません(唯一、井上タイヤ?だけ前後サイズありました)。サイズが特殊のようです
トリッカーいいですねー。私もこのバイクが発売された時は珍しく気になってお店に行って試乗までしたほどです。
さて、特殊サイズを装着している場合、タイヤの入手が気になりますよね。 バイクが発売中止になったら一体タイヤはどうしたらよいのでしょうか。
実は、純正タイヤを供給する場合、メーカーと契約が交わされるのですが、生産中止後も大体8年ぐらいは供給できるようにという内容になっています。
実は、ブリヂストンのカタログ(これは一般にはなかなか入手できないかも)には、今でも載っていますので写真を撮ってみました。
「レアサイズ商品につき納期に時間がかかる場合がございます」と、書かれているように、ちゃんとメーカーは型を廃棄せず、ラインには乗せてない商品でもあっても管理はしています。ですから、TAKAさんから注文があって会社に在庫がない場合、よっこらせと型を取りだしてきて、生産に取り掛かるというわけです。出来立てホヤホヤのタイヤが送られてくるかもしれません(笑)。
しかし、レバ刺しの記事で盛り上がったところに「レア」だなんて。なんてタイムリーな質問なんでしょう(笑)。
冗談はともかくとして、OE契約で8年としたとしても、そのバイクが多く市場に出回っている場合など、契約年数以上を過ぎても発売されることもありますので、一概に約束の年数が来たらハイ終わり、ということでもありませんので、あまり心配される必要もないかと思います。
長く乗れるといいですね(^^)
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