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グリー、他社ゲーム配信 まずバンダイナムコなど40タイトル
グリーは自社で運営する携帯電話向け交流サイト(SNS)に、外部のゲーム会社が制作したソフトを配信する。自社開発のゲームを基本としてきたが、競争の激化に対応し、自前主義の方針を転換する。第1弾でバンダイナムコゲームスやセガ、フジテレビジョンなどコンテンツ大手中心の約40タイトルを配信する。海外のゲーム大手とも組む予定だ。 29日にも、ゲーム会社約30社が制作した計40タイトル程度のゲームを配信する。ゲームは会員同士が交流する内容で基本料金は無料。ゲームを有利に進めるための武器や道具などのアイテムに課金する。課金収入をグリーとゲーム会社で分け合う。 具体的にはバンダイナムコゲームスが家庭用ゲーム機で人気のレースゲームを配信する。セガはサッカークラブ運営ゲームと、戦士のバトルゲームの2タイトルを提供。バトルゲームはグリー向けに制作した新規タイトルで、同社はこれを機にSNS向け独自ソフトの開発に乗り出す。 フジテレビジョンもゲーム開発に本格参入。ゲームの登場人物や設定を放送中のテレビドラマと連動させたゲームを配信する。年内にも10タイトルを追加投入し、同様のゲームをグリー以外のSNSにも展開する計画だ。 SNS向けゲームは若者中心に利用者が急増しており、需要を取り込もうとSNS各社はタイトルの拡充を急いでいる。SNS最大手のミクシィはゲームを自社開発していないが、外部から調達したコンテンツを昨年8月以降、パソコン向けと携帯向けに順次配信。ディー・エヌ・エー(DeNA)も自社製のゲームに加え、今年1月に外部のゲーム会社が制作したコンテンツを配信し始めた。 グリーは2010年6月期に経常最高益を見込むなど業績は好調だが、米SNS最大手フェースブックの日本進出などで今後、競争が一段と激しくなると判断。釣りなどのゲームを自社で提供してきたが、ゲーム開発で実績のある会社と連携しサイトの魅力を高め、競争力を高める。 今後もベンチャーのゲーム会社などへの出資や、海外大手と組むことでタイトルを増やす。現在2000万人の会員を早期に3000万人に増やす計画だ。 iPhoneの卸値は622米ドル? ソニー・エリクソンが試算 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ 営業本部マーケティング部 統括部長の小林弘明氏は2010年6月26日に東京都内で開催された「Android Bazaar and Conference 2010 Spring」で講演し,米Apple社の戦略と,これに対抗するソニー・エリクソンの戦略について講演した。 まず,最初にApple社が23%というけた外れに高い利益率を確保している点を指摘。その上でApple社のビジネス・モデルに触れ,いかに外部の力をうまく使って,儲けを出しているかを解き明かした。同氏によればApple社の儲けの源泉は三つ。アプリケーション・ソフトウエアのマーケット,iPhone本体,そしてアクセサリだ。アプリケーションのマーケットでは,アプリケーションの開発メーカーが売り上げの3割を販売手数料としてApple社に納めるのは有名である。 iPhone本体の卸値について,Apple社は明らかにしていないが,出荷台数と売上高から試算して1台当たり622米ドル(5万6000円)になるという(写真3)。「端末は199ドルなどで販売されているが,400米ドル程度を携帯電話事業者が負担させられていることを意味する」(小林氏)。 アクセサリではサード・パーティがiPhone用のアクセサリにiPhoneロゴを提供するプログラム「Made for iPhone Program」があり,ここで数百億円の利益を上げていると指摘した。Apple Storeではこうしたアクセサリが販売されているが,これらはApple社の在庫ではなく,販売会社の在庫として扱われる。アクセサリ販売もApple社にとっては,ローリスク・ハイリターンの事業なのだという。 ソニー・エリクソンも,これら三つの領域で収入を得る道を探るという。そのために,「これまでテレビなどの家電製品で小売り店との関係を築き,ソニーの商品を売ってもらっていたように,アプリケーション開発者の方や携帯電話事業者,アクセサリ・メーカーなどと良好な関係を築き,Xperiaを中心としたビジネスの輪を拡大したい」(小林氏)とした。 会社の同僚探せる「mixi同僚ネットワーク」 SNS「mixi」に6月28日、会社の同僚を探せる「mixi同僚ネットワーク」機能が加わった。勤務先の社名を登録すると、同じ会社を勤務先として登録している同僚を見付けられる。 会社名や所在地から勤務先を検索し、入社年や部署を入力すると、同じ会社を登録している同僚を一覧表示。勤務先は同僚のみ閲覧でき、プロフィールには表示されない。 帝国データバンクから会社情報の提供を受けた。 同期メンバーの集まりや飲み会の予定を「mixiカレンダー」で調整し、その様子を「mixiフォト」で公開・共有する――といったシーンを想定している。 同社は同じ学校の同級生や同窓生を探せる「mixi同級生」を昨年リリースするなど、現実社会の人間関係をmixi上に移植できる機能の強化を進めている。 ワイヤレスで簡単充電 村田製作所の新システム 村田製作所は28日、携帯電話や携帯音楽プレーヤーをオフィスのデスクなどに置くだけで充電できる、ワイヤレス充電システムを開発したと発表した。 デスクや列車の座席テーブルに専用部品を取り付けて全体を充電台にし、携帯電話などを複数置いて同時に充電したり、上に置いたおもちゃや電気スタンドに送電することが可能になる。 今年秋の量産開始を目指しており、1セットの価格は980円を想定(10万セット受注時)。既に複数の企業が関心を示しており、秋に製品化される玩具への採用が決まっている。 新システムは、京都市のTMMSと共同開発した。送電側と受電側のそれぞれに専用の電極と小型部品を組み込み、電極間でワイヤレスで送電する仕組み。 コマツの中国子16会社、社長すべて中国人に 現地市場で意思決定早く コマツは2012年までに、中国にある主要子会社16社の経営トップ全員を中国人にする方針を決めた。次の世代を担う幹部候補の育成システムも導入した。現地市場に精通した人材を積極登用して権限を委譲、経営の意思決定を速める狙い。トヨタ自動車は海外生産拠点のトップの3割を外国人にする計画だ。日本企業は生産や販売のグローバル化を急いできたが、人材の現地化に踏み込み新興国などでの競争激化に備える動きが広がってきた。 コマツは油圧ショベルなど建設・鉱山機械の製造、販売を担当する9社をはじめ、フォークリフトや工作機械、金融事業などで中国に計16社の主要子会社を持つ。現在の中国人トップは100%出資の地域統括会社、小松(中国)投資公司の王子光総経理(社長に相当)だけ。2年間でほかの15社に広げる。 コマツはすでに日本人と現地人材で昇進や待遇に差をつけない人事評価制度を採用している。王氏も営業の現場で実績を積み、高い評価を得て内部昇格した。今後のトップの選考では外部からのスカウトを含め「完全な実力本位で決める」(幹部)という。 欧米ではコマツ子会社の半数近くで日本人以外がトップに就いているが、主要市場で全員を現地人材にするのは中国が初めて。中国では主力の油圧ショベルで2割強のシェアを握る。ただ新興国企業との競争が激化、商品開発などのスピードを上げる必要があった。販売代理店の社員向けに独自の教育システムを導入するなど、幹部候補の育成にも力を入れる。 日本企業では人事異動の一環として日本人が数年間、現地法人のトップや幹部を務める例が多い。中国で相次ぐ日系工場でのストライキの背景には現場の社員との対話不足も指摘され、経営層の現地化を求める声がある。現地生え抜きの人材が要職につけば社員の意欲向上にもつながる。 トヨタは海外生産拠点48社のうち外国人がトップを務める企業の数を現在の10社から14社に増やす。米国ではテキサス、インディアナ州の工場のトップに初めて米国人が昇格する。本社主導ではなく、それぞれの国・地域に合ったクルマ造りを加速する。品質問題で消費者の声への対応が遅れた反省もあるようだ。 資生堂は26の現地法人のほぼ半数の社長を日本人が占めるが、外国人の比率を順次高める。中国ではまず本部長級から現地人材を積極的に登用する。伊藤忠商事は13年度末までに、現在は約3割にとどまる海外拠点の役職者(課長級以上)に占める現地人材の比率を約5割に引き上げる。 “中国マネー”日本企業次々買収 次の標的は「消費者金融」 中国企業による日本企業買収が相次いでいる。レナウン、ラオックス、本間ゴルフなどに続いて「中国マネー」が狙う企業はどこか。株式市場では「次のターゲットは消費者金融」との見方が浮上している。 経営再建中のアパレル大手、レナウンが中国企業の傘下に入り、再建を目指すことを発表したのは5月24日のこと。中国の繊維・紡績大手、山東如意科技集団(山東省)が7月末に、レナウンの第三者割当増資約40億円を引き受け、筆頭株主に躍り出る。 中国企業による日本企業買収は、昨年6月、中国の家電量販店2位、蘇寧電器(SUNING)が家電量販店ラオックスを買収して以降、本格化した。 今年2月には、経営再建中の本間ゴルフの過半数の株式を、中国企業が出資するファンド、マーライオンホールディングス(英領バージン諸島)が取得して、本間ゴルフを子会社化。 3月には、中国の自動車メーカーの比亜迪汽車(BYD、広東省)が、日本の金型大手オギハラ所有の工場を買収した。 レナウンの例では、ルック、ナイガイ、サカイオーベックスなどのアパレル関連銘柄に連想買いが入り、急騰。株式市場では「レナウンの次に中国企業が狙う企業」に注目が集まっている。 市場関係者の間でとくに注目されているのは、消費者金融だ。「中国にはまだ消費者金融という業態がない。中国での個人消費の拡大に伴い、今後、そうした業態が中国で発展していく可能性がある」(経営コンサルタント)ためだ。 実際、消費者金融大手のプロミスは7月上旬、中国・深センに進出、個人金融に乗り出す。 そして「中国のカード会社などがで消費者金融を始めようとすれば、日本の消費者金融業者を買収し、そのノウハウを活用するのが一番手っ取り早い」(同)とみられている。 消費者金融業界をめぐっては、借入総額を年収の3分の1以下に抑える「総量規制」などを盛り込んだ改正貸金業法が6月18日に完全施行。払いすぎた金利の返還が高水準で推移し、消費者金融各社が苦戦を強いられるなか、経営環境は厳しさを増していく。 そうした事情もあってアイフル、武富士、プロミス、アコムの大手消費者金融うち、三菱UFJフィナンシャル・グループのアコム以外の格付けは、いずれも投機的等級となっており、買収しやすい状況にある。 大手4社の株価は4月末以降、18〜29%下落。「投機的等級という格付けを考えれば、各社の株価はもっと下げてもおかしくない。なのに、この水準にとどまっているということは、何らかの買いが入っているような感じだ」(大手証券アナリスト)とみる市場関係者もいる。 ただ、中国マネーが買収に向けて動き出した兆候というよりは、「レナウンの次は消費者金融」という思惑から投資家が買いを入れているという段階とみられ、「今後の株価動向に注目する必要がある」(同)という。 中国マネーの動向について、外資系証券アナリストは「中国に不足している分野を補完するための買収がまだ起きる」と指摘。これまでの量販店チェーン、アパレル、自動車部品などに加えて、「環境関連のコア技術を持つベンチャーなどにも中国資本が触手を伸ばしていると聞く」という。 |

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