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政府税調:「家族観」めぐり激論−−5月27日の基礎問題小委で


 政府税制調査会(首相の諮問機関)の基礎問題小委員会の中で、「家族のあり方」をめぐって激しい議論が交わされたことが、財務省の公表した議事録で分かった。

 公表されたのは、配偶者控除の廃止問題などが議題になった5月27日の議事録。ある委員が「家庭を大事にする税制であってほしい。今は働いている女性は子供をまっとうに育てられる環境になっていないので、(配偶者控除のような)専業主婦家庭を大事にする税制がしばらくは必要だ」と持論を展開した。

 これに対し、複数の委員が「女性が社会参加していると子供が減るような見方はおかしい」「むしろ就業を促すような誘導型の税制にすべきではないか」などと反発。さらに議論は熱を帯び、「専業主婦だから子供を産むとは限らない」「専業主婦がいると美しい家族なのか」などと、税を離れた家族観を主張し合う場になった。

 政府税調は6月に配偶者控除の「根本的見直し」を提言したが、「廃止」とまで打ち出せなかった。その背景には、こうした「家族観」の激しい対立もあったようだ。【

新しい会社類型(日本版LLC)も創設されるそうですね。




A, LLC(Limited Liability Company)は米国で生まれた組織形態で、組織内部の関係を定款で自由に定めることができ、全構成員の有限責任が確保されます。組織を非常に柔軟に設計でき、お金で出資する人と知識を提供する人が一緒に事業したりするのがやりやすくなると考えられています。
 似たような考え方で、現行の有限責任事業組合法というのがあって、株式投資等に使われています。これらの組織形態がビジネスの実務でどのように機能するのか。例えば借入先に対して出資者は、どこまで責任を負わなくていいのかといった点を、さらに掘り下げて検討する必要があると考えています。

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新会社法では、存続会社に合併差損が生じる場合の規定もできますね?



 債務超過会社を合併することもできるようになります。このような場合、これまではのれん等の評価も存在し結果的に合併差損が生じないケースが見受けられました。改正によって、その必要がなくなる代わりに所要の開示手続きを義務づけています。債務超過会社の場合、実質どんな合併ができるか、これからいろいろ議論されると思いますが、組織再編をやりやすくする効果は大きいですね。

新会社法で、組織再編に関わる規定も見直されますね?





 A,組織再編については、まず対価が柔軟化されます。現行法では、企業合併などの際、消滅会社の株主に交付される財産は存続会社の株式に限定されていましたが、要綱案では金銭その他の財産、つまり不動産や有価証券なども認めています。子会社が他の会社を吸収合併する場合、親会社の株式を対価として交付する三角合併も認められます。対価の柔軟化により組織再編がやりやすくなり、外国企業によるM&Aなども活発になると思います。
 合わせて、会計上難しい問題も出てくるでしょう。例えば簿価で持っている株式を交付する場合、時価が非常に大きかったら差額をどう処理するのか、といった問題は今後大きなテーマになると思います。

新会社法で、株主持分変動計算書の作成義務が新設される背景は?



 株主総会の通知書に、従来の貸借対照表、損益計算書、営業報告書に加え、株主持分変動書も作成して添付することが義務づけられます。これまで資本金や資本剰余金の動きは決算書になかなか現れてこなかったのですが、株主持分変動計算書を設けることで、剰余金や資本金の推移がわかりやすくなる意味は大きいと思います。

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