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最近、田中直紀・防衛相の話題が少なくなった。
新聞紙面をみても、ほとんど名前が載っていない。
どうしちゃったんだろう、と心配になる。
国会の答弁もままならなかった2月初め、彼の体たらくさに腹が立って、毎日新聞の読者欄に投稿した。
それが2月23日の紙面に掲載された。
以下がその文面。
先日の仲畑流万能川柳に「大臣と博士同格だった頃」という作品が掲載されていた。末は博士か大臣か、というほど、昔の子供にとっては夢の肩書きだった。
日本の博士はノーベル賞の栄誉に輝く人も多く、今でも若者は博士を目指して研究にいそしんでいる、と聞く。ところが、一方の大臣は地に落ち、威厳さえうかがえない。
このところ、失言や責任感のなさで何人もの大臣が更迭されたが、最近では田中直紀防衛相のふがいなさにあきれ返る。いつたん口に出したことをすぐに修正したり、簡単に秘書官を変えたり…。
大臣になる器は、当選回数や派閥の問題ではない。能力に欠け、責任を人に転嫁するような議員は、笑い者になるだけだ。総理の浅はかな任命責任も感じる。
今、リーダーの資質を説いた田中角栄元総理の本が売れているという。議員として一途な思いを抱いていた元総理と軽薄さが問題視されている義息。なんとも皮肉な話である。
田中大臣だけの問題ではなく、最近の政界に不信感さえ感じられる。
原発事故が起きたときの報告書に書いてあった危機管理のお粗末さ、
ないがしろにするマニフェスト、話し合いの場すら設けられない党利党欲、
党内すらまとめられない総理のリーダーシップのなさ…
学生時代からノンポリで、今でも無党派層の私にとって、政権を民主がとろうと自民がとろうとどちらでもいいこと。ただ、国がどこへ向かっていくのか見えないままの政治にはやりきれない。
日曜日にドラマ「運命の人」がテレビ放送されている。
沖縄返還をめぐる密約事件を書いた記者が、女性事務官からもらった極秘資料をもとに記事を書いた。
政府の隠し事を暴いた原稿だったが、「密約」より「情を通じた記事」に摩り替えられ、記者は実刑判決を受けた。
「運命の人」を見ていると、今のメディアにも物足りなさを感じる。
国民のための政治の動きを真剣に捉えている記者は何人いるのだろうか?
政権に正面から「これでいいのか」と言える記者が少なくなったのも事実だろう。
政治家もメディアも、あるいは国民も、バブル以降の「甘い汁」から抜けられず、
何が大切なのか、を忘れている気がしてならない。
もちろん、私を含めて。
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ttp://ameblo.jp/mikiya-tanaka/entry-11173280804.html
2012/3/6(火) 午後 10:20 [ a ]
そうですが、何か?
2012/3/7(水) 午前 11:37 [ pke*200*0*01 ]