おじさんの白馬日誌

大自然とのふれあいを楽しんでいます

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野球ファンの誰もが楽しみにしているのは、ダルビッシュが新天地・MLBで活躍できるかどうか。
日本を代表する投手として、私も注目しているのですが、
かつて、プロ野球のロッテを担当していた記者仲間は、こう断言しました。
 
◆◆◆◆◆◆
 ダルビッシュの本領は、シーズンが深まるにつれて発揮され、
米国の野球ファンも深く敬意を払うことになると考えています。

 理由はいくつかあります。その1は、彼が日本の野球ではもは
や真剣勝負出来ないと感じ、全身全霊をかけて戦える場所を探
してMLBへ来ていることです。イチローがオリックスで別次
元の活躍をしている当時、他チームからの陰に陽に加えられた
嫌がらせ的な行為に彼は心底嫌気がさしたそうです。「もうこ
こでは野球をやりたくない」と。松井秀喜のケースも、東京ド
ームで打球が天上に達することが何度かあり、僕はこの男のプ
レーする場所はここではないと感じました。そもそもこの打高
投低の時代に5年連続防御率1点台を記録するようなリーグと
は決別すべきです。

 その2は、前項とも関わりますが、日本ハム時代は相手打者
が真っすぐを待っていると分かっていても、あえてその球を投
げるようなケースがあったことです。単に勝利を目指すのでは
なく、いわば見下ろしている打者との勝負を楽しむといった風
情がありました。MLBでは日本のような状況にならない限り、
チームの勝利に向けて全力を注ぐはずです。

 その3は、中学時代の監督が指摘していたことです。彼につ
いて最も印象的だったのは、相手打者に対する記憶力が際だっ
ていた点だそうです。球威、制球力もずば抜けていたが、対戦
相手への配球や打たれたコース、打球について非常によく覚え
ていて、次の対戦への材料にしていたそうです。対戦チーム数
が日本より格段に多く、強打者ぞろいのMLBではこの能力が
極めて有効です。彼はまた、身体バランス感覚や危険察知能力
も非凡なものがあるそうです。究極の戦いの中でこの能力が最
大眼に発揮されれば、さらにすごいダルビッシュが見られるこ
とになるというわけです。

 その4は、3項ともかかわります。アーリントンの球場が全
米で最も本塁打が出やすいことです。このことはダルビッシュ
に不利な要素として語られていますが、それは逆ですね。彼は
通算1268回3分1を投げて被本塁打は58本、被本塁打率0.41でし
た。最近2年間では2010年が0.22、2011年が0.19と突出してお
り、昨年は4、6、7、8、9月に各1本打たれただけ。5月はゼロ、
月間2本打たれたこともないという完璧さです。

 投げたイニング数、投手対打者の関係も違いますが、過去の
名投手、金田正一が0.62、江夏豊が0.84、江川卓が1.23(1857
回3分1、253本)だったことと比較しても凄い数字です。最近の
松坂大輔の0.72(1402回3分2、112本)田中将大の0.54(930回、
56本)と比較しても圧倒的な数字です。もちろん、MLBでは
被本塁打率は悪くなるでしょうが、対戦チームの投手と比べて
打たれる割合は格段に低いと見ます。

 少し調べて見たら、NPB時代との比較がありました。

        SO率 四死球 被本塁打率 防御率

▽野茂 NPB  10.31    5.03    0.71        3.15
    MLB   8.73    4.13    1.14        4.24

▽松坂 NPB  8.69    3.54    0.72        2.95
    MLB   8.21    4.74    0.93        4.25

▽上原 NPB  7.99    1.26    1.06        3.01
    MLB   9.63    1.23    1.18        3.13

▽黒田 NPB  6.65    2.48    0.96        3.69
                 6.73    1.97    0.82        2.56

▽ダルビッシュ  8.93    2.70    0.41        1.99

 黒田だけがNBP時代を上回る成績を残しています。負け越
ししても年俸10億円の契約ができるのは数字が示しています。
大半の選手が数字を落としている中で、上原がほとんど遜色
ないデータが残っています。むしろ、救援に回って短いイニン
グを全力投球するため三振奪取率が向上しています。

 このあたりのデータから、ダルビッシュの15勝はほぼ確実。
(強力打線の援護あり)制球に不安がないので防御率2点台、
200イニング登板は間違いないでしょう。うまくはまれば
20勝、240イニング、被本塁打率0.6〜0.7あたりの成績
でサイヤング賞の候補に挙がるでしょう。
◆◆◆◆◆◆

すごいデータです。
「活躍できる」という理由はこれで一目瞭然!
 
本番を楽しみに待ちましょう。

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