おじさんの白馬日誌

大自然とのふれあいを楽しんでいます

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 アラン・ドロン主演の「冒険者たち」のDVDを観た。
 映画館で観たのは38年前。浪人時代だった。
 観ながら、時代は一気にそのころにさかのぼっていた。

 アラン・ドロンとリノ・バンチェラの友情、
 そして一緒に行動する女性、ジョアンナ・シムカス。
 海の底に眠る大金を見つけようとする冒険心や人間の心の綾を感じながらの観賞だった。

 主題曲は口笛の入ったもので、私の下宿を訪れる親友はいつもその曲で訪問を告げた。
 外から聞こえる口笛に、部屋の窓を開けて「おう、入って来いよ!」。
 勉強をするどころか、彼の抱えてきたギターにあわせていろいろな曲を唄った。

 将来のことなど、全く予測もつかなかった。
 70年安保のころ。学生はそれぞれの思いを主張していた。
 「就職が決まって、髪を切ってきた時、もう若くはないさ…」
 そんな時代だったから、夢と現実のギャップも感じていた。

 なのに、3人は夢を追いかけ、友情と愛情を胸の奥にしまいつつ共に行動した。
 アラン・ドロンとリノ・バンチェラではないが
 長い髪で抜群のスタイルだったジョアンナに私自身も憧れがあった。
 
 そのジョアンナが船の上の撃ち合いで死ぬ。
 2人はジョアンナに潜水服を着させて、海底に葬る。
 グッと来る場面だった。

 最後はアラン・ドロンが殺される。
 死ぬ直前にリノ・バンチェラがアランにこうつぶやく。
 「彼女は将来、海の上の要塞でお前と一緒に暮らしたいと言っていた」と。
 本当は、リノがジョアンナから告白された言葉だった。

 アランの格好良さ、リノの渋さ、ジョアンナの美貌…
 みんな若かった。アランも今は70歳。時間の流れを痛切に感じる。

 でも、と思う。
 人を愛すること、友を信じること、夢を追い続けること…
 生きていくうえで必要なポイントはちっとも変わっていない、と。
 
 失われつつある情熱の中で、ふっと若かったころを彷彿させてくれた映画。
 青春の一ページに刻んだはずの情熱を、もう一度持つことができたら…
 そんな思いにさせられた。
 

 

花に春実感

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 ちょっと寒い一日でしたが、春の花が見たくて近くをドライブしました。
 
 最初は「さのさか」にある姫川源流。
 きょうから福寿草まつりということで、源流の湿原を歩きました。
 まだ、あちこちに残雪があり、寒々としていますが
 福寿草はしっかりと黄色い花をつけていました。

 幸福と長寿の一文字ずつを取った縁起のいい名前。
 カメラを持った人たちのシャッターを押す音が、静けさの中から聞こえてきました。
 
 次に落倉自然園へ。
 木道には雪がところどころ残っていましたが
 湿原にはミズバショウの花が咲き、近くにはザゼンソウがたたずんでいました。

 ともにサトイモ科の多年草だからでしょう。
 ミズバショウは白い仏炎苞の中に穂があり、
 ザゼンソウは紫黒色の仏炎苞の中に花が咲きます。
 色こそ違え、似たもの同士です。

 寒冷地特有の春の花が春を告げています。
 でも、姫川源流は私と妻以外は4人ほどいただけ。
 落倉自然園には一人の観光客もいなくて、独占状態でした。

 混雑する観光地へ行くのもいいですが
 今、白馬には静かでゆったりと自然を堪能できる場所があちこちにあります。
 せかされて観賞するのではなく、自然と対話しながらのいっとき。
 贅沢な時間に感謝しました。
 
 

山の春

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 物音一つしない自宅近くの大自然の中で、春をいくつも見つけました。
 白馬にも春は確実に訪れています。

 フキノトウがありました。
 雪が解けた草むらからひょっこりと顔を覗かせていました。
 雪の下で一生懸命に育った自然の産物が、陽の光を堪能しているようです。
 すでに初食感は体験したのですが、いつ見てもホッとします。

 早速摘んで天ぷらにしました。
 苦味があって、いかにも旬の味です。
 そばと一緒に食べると、一段と美味しく感じられました。
 贅沢な昼食でした。

 まだ残る雪の間に自然の川が作られ、雪解け水が流れていました。
 静寂さを引き立たせるように、水の音だけが聴こえます。
 雪が多いからなのか、かなりの勢いで下っています。
 夏は芝生のところを流れるいっときの川。
 日増しに雪が解け、「川幅」は広がっていきます。

 太い木が何本も折れていました。
 雪の重さに耐え切れなかったのでしょう。
 枝の分かれ目から折れたり、根元近くから折れて倒れた木もありました。
 これも雪国の春先の光景です。

 目の前の自然が春を告げると、雪囲いの除去や草木の手入れが始まります。
 あちこちの家で、冬の残した「いたずら」を元に戻しています。
 春は修繕の時期でもあります。

春の嵐

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 4月に入ったというのに、寒い一日でした。
 白馬も例に漏れず、再び大地を雪が覆いました。
 せっかく春らしくなってきたのにまた逆戻り。
 強風にあおられた雪が、顔や体を突き刺すような勢いで襲ってきました。
 
 春なのに、びっくりです。
 今まで体験したことのない自然現象。何かがおかしい感じがしました。
 とにかく、過去に実体験している“春の嵐”とは、全く違う印象だったのですから。

 東京では、あまりの突風に開花した桜も驚いたことでしょう。
 もしかすると、耐え切れずに散ってゆく花もあったかもしれません。
 あるいは、懸命に枝にしがみつく花のがんばりもあったのかも。

 白馬では、ついこの間、雪解けの中からフキノトウが顔を出していたのに
 また、雪に埋もれてしまいました。
 「爆弾低気圧」には、人も自然も思いやられた感じがします。

 3月末で岩岳スキー場も閉鎖しました。
 「冬は終わり」を告げた翌日にこれですから、参ってしまいます。
 
 異常気象に、ガソリンの暫定税率、そして諸物価の値上げ…
 何かが狂っているような新年度のスタートでした。
 
 

 

久々にジャズを堪能

きょう、雨が屋根をたたく音につられ、急に古いCDが聞きたくなってジャズを堪能しました。
マイルス・デービスのトランペット、オスカー・ピーターソンのピアノ、ジョアン・ジルベルトのギター…。部屋から見えるゲレンデの残雪に、自分なりの足跡を見つけた思いがしました。

ジャズと初めて出会ったのは、大学時代でした。
場所も店の名前も忘れましたが、地下にあったジャズ喫茶へ友達が連れて行ってくれました。
まだ70年安保の名残があったころ。うす暗い店内にジャズのレコードの音が流れていました。
ベースの低音がやけに腹に響くような感じだったのを覚えています。

友達との話がひと段落し、しばらく黙って聞いていると、次第に胸が熱くなってきました。
悲しげな感じがしたのかもしれません。空しくもなりました。
スローなジャズが私の「未熟な人生」を物語っているようにも聴こえました。

といっても、ジャズにそれほどのめりこんだわけではありません。
ビートルズ世代の私には、やはりビートルズの音楽が一番の思い出になっています。

リバプールでは、バスへ乗った途端にビートルズの音楽が流れてきました。感動ものでした。
曲名にもなった「ペニーレイン」にも行きました。
「レット・イット・ビー」を聞きながら、
「なるようにしかならないんだよな」などと自分に言い聞かせることもありました。

それでも、ジャズをたまに聴きたくなります。誰のものでも、どんな曲でもいいのです。
ニューヨークへ行ったとき、ジャズの生演奏を聴きたくなって、小さな店に入りました。
タバコの煙がライトに照らされ、その向こうからピアノとドラムとトランペットの音が重なり合って耳に届きました。
そして、またまた胸にズキンと…。

きょうもまた、知らず知らずに胸が熱くなりました。

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