|
しばらく更新しない間に
いろんな出来事がありました
昨年の夏 ちょうど今時分
一度は記事にもしたことがある 書道試験にやっとこさ合格し
二つ目の師範格を得ることとなりましたんです
それからは
この二本の師範格の柱のもとで
内容を広げて より充実したものを生徒さんに提供できるようになりまして
すこし満足のいく稽古を繰り広げておる次第です
どんな生徒さんでも受け入れるようにがんばります
そんでもなんかこう
ちっとは格がつくのかも、と ウッスラ期待をしておったんですがなんのその
大してなんも変わりゃーしませんよってに
午前中の 近所に冷蔵庫のアルバイトはずっと続けてます
これがないと 家にひきこもってしまいそうですから
週五回 ムキムキと体動かしに行ってますんです
それから
娘も大学生になり
ペン習字のお稽古は 大学の時間の合間に来てますし
生活は恐ろしいほどなんも変わりません
あっ でもね
ものすごーく落ち込んだことがありました
思い出すとどんよりします
とある中学生の生徒のお母さんが 私にクスクス笑いながらいうんです
「せんせ、`先生の教室ってボッタくりなんでしょ〜?' って よそのお母さんに言われたんですよ!」
「えっ そんなことないよ! っていいましたけどね、私びっくりしちゃいましたよ!」
・・・・・・・・・・・・・・
耳を疑う、って こんな時にいうんですね
体が固まってしまいましてね 背筋が凍りつきました
たいがい 本当に にこやかに対応するワタクシですが
このときばかりはそうはできず
「・・・・・・・・・・・・ そんな失礼なことを言うかたがお友達にいらっしゃるんですね。」
と 目を見ずに真顔でお返事いたしまして
しばらくは そのかた 勝手にものすごく気まずくなっておりましたけど
・・・・・・・・・ しらんがな
言うか? そんなこと
たとえ聞いても 私に 直に。
なめとんか
そんでもってなんや ボッタくりて失礼な
そないな汚い言葉よう使わんわ
てか
何がどうして ここはちゃんとした教室やのにボランティア活動せないかんねん
だからいやなのだ 群れはいやだ
この お母さんたちの会話たるや
下衆だ
だから 私は群れることをしたくないんだ
群れるとなぜかそうなるのかもしれない
何が良くて 何をしたらそれは失礼かも、とか
もっといろいろ考える人と私は接していたい
無駄に明るいテンションとか 元気とか ノリとか 別に私はいらない
ちょっとぐらい暗くても 誠実な人と接したい
あまりにもショックで落ち込みましたが
聞かなかったこととして 気にしないことにしました
そして そのような汚らしい言葉は
私自身は やっぱりんこ使わないようにしましょう
と思いました
自分と ここの品格がさがるのは やっぱりイヤだ、 と 思いました
そう思ったらなんだか
こんな気持ちに改めて気づかせてくれた そのお母さんに感謝な気もいたしました
そうとうムカついたけれど
誰が言ったのか、とか 言い返したりしなくてよかったよ
今になれば ありがとうだ
ワタクシは 人としてもっと上がりたい
私が沈んで喜ぶ者にオールは持たせない
あったでしょ、そんな唄。
|
教室より
[ リスト | 詳細 ]
書道教室からの報告あれこれ。
|
本年度もいよいよ後半にさしかかろうとしており
わたくしの教室も 恒例のように忙しなくなりだしました
進学するにあたり 志に専念するため この教室を後にしてゆく者や
進級することで 今までの曜日に通えなくなる恐れから 曜日の変更の依頼があったり
またどこでお聞きになったか ここに通うことを希望して訪れくださった親子さんやら
わさわさわさわさ、 と
小さな教室ん中で繰り広げております
この部屋で習字を教えるようになり この春には11年目となります
眼を細めたら思い出す
当時はバリバリのママ先生やった
優しかった
とことん優しかった気がします
それが今はなんじゃ
生徒に歳ばっかり聞かれ
何回訂正しても46才といわれ
剣道歴7年の生徒と毎回負ける屈辱的なる腕相撲をさせられ
習字の丸つけと作品観察に忙しいこのワタクシに
ちょっとメガネとってみて、とか完全に無意味なことを頼まれたから
メガネは体の一部です、とかなんとかゆうて適当に誤魔化したり
添削の際に 細かく何度もやり直しさせたらオニやとかいわれ
オニとかいいながらそのオニに学校のグチ聞いてもろてるくせにありがとうも言わんし
塾が忙しくなるからさようなら、てゆうて
辞めていったハズの生徒さんが半年してまた戻りたいてゆうて来て
出戻りか、ゆうて苦笑いさせられ
てか塾は?、みたいなね
とか
三か月以上も月謝滞納する生徒さんに やむをえなくヤクザみたいに催促状書いて生徒に持たせたら
翌週 お月謝袋もって現れたお父様がナニゲに男前でうっかり許してしまったり
そんな中の裏っ側
若いころに習得した 師範のお免状だけでは満足できない自分がいて
でも今現に
小さな生徒さん達には これのお免状の下で教えているんですが
でもやっぱりなんかこう
自分のしたい世界が頭の中には別に描かれていて
ずっと探して・・・・・・
理想の教科書に巡り合えて
そこから4年近く
ふた月に一度届く美しい教科書に 心をときめかせ
時間をつくってはコツコツとある試験を何度も受けておりまして
何回かの審査をくぐってやっとこさ今 得ようとしております
書道界としてはものすごく古い団体で
その試験は書道界最も権威ある書道試験といわれるもので
これの三段を得た今
その団体の審査員と 教育部師範看板を得る手続きをすることとなりました
ですがまだその手続きに試練があるので
もうひと踏ん張りですが
ハッキリ申しまして 今更恥ずかしながらビビっておりまして
やっぱりまだこのワタクシがそんな、って
まだ早いんかなあ・・・・・・、って柄でもなく深刻に思いつめて
コタツに入ってテレビ見て ピーナッツ食べてる主人に相談したら
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいんちゃう?」
「がんばってんし。
「ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!、ってことでしょ?
・・・・・・・・・・・。
「・・・・・・・・・・え、ちゃうんか?!
いやあ・・・
そう ゴールよ
って言わなアカン空気なのはわかってるんですが
実はゴールじゃないことになる気がしてまして
次の目標は実は
長い道のりですが
この試験の五段を習得が条件の
65才まで書道教育を存続してきた者にだけ得ることができる
本連盟教育部 名誉師範の座を目指してる次第でありいたします
とはさすがに言えてませんです はい
思うてるだけです
わたし 一体何目指してんねんやろ、
いくつ師範看板あんねん、
てか
これ取ってなにがどうなるんやろ、
多分 何も変わらんやろ、
堅苦しくて難しい言葉がごちゃごちゃ書いたる看板が たくさんぶら下がっていくだけのことやろ、
えらいまあ 書道が好きなひとなんやなあ〜、ってわかるだけのことやろ、
そや
いやあ あんまり好きなもんで・・・・・
で いいよな
そうしよ
そのモチベーションで頑張って教室してゆけばええや
|
|
この春
中学生になろうかとしておる女の子の生徒さんが放ったセリフから
また少しのお話にくり広がりましたんです
「センセ、中学に入ったら先輩いるやろ?」
「そやねー」
「ウワサなんだけどさ、先輩とすれ違う時って、笑っちゃダメ なんだって。」
「え そうなの? あー、 程度によるか。」
「何笑ってんねん、って呼びだされるんだって。」
「こっわ! おまい、体育館のウラ来いや、みたいな?」
「そ! で、眼をつけられるんだって。」
「イヤだわー。 でも、自分見て無意味にニヤニヤされたら誰かて良い気ィせえへんやろ。」
「あはは、ほんまやな。 で!でね、聞いたんだけど、」
「なに、対策的なこと?」
「そ、すれ違うときは無表情じゃなくちゃいけない、もしくは下を向くんだって。」
「なんで。」
「目を合わすとダメらしいんだって。」
「マジすか。」
・・・・・・
先輩はサルか、
て いうとけその提案者に。
そんなしゃらくさい伝説気にせんでええってば
爽やかに ニコっと
いつも私にしてくれるみたいにしておればいいってば
どんな学校に通いたい?
みんな下向いて 先輩避けて歩いてる学校?
先輩は一年も前に入学してんねんもん
色々教わらなアカンねんし
よろしくお願いします、で当然でしょ
素直に慕えばいいんですよ
作戦なんて必要ないんですよ
先輩だいすき、カッコいい、って気持ちで通えばいいんですよ
それでもうまくいかんかったら
言いに来い
その先輩に手紙かいたるさかいに
「前にもあったなあ そんなこと、」
って今思い出しました
こどもの心
思春期 とかいいますが
根っこはみな同じ
って思います
上や下や って
不必要に遠巻きに 見たり接したりせんでもええと思います
だってそんなんさびしいじゃないですか
私ね 昔
娘が幼稚園のころ
幼稚園クラスの母が言うのを聞いて 違和感おぼえました
「あの人に挨拶されたってさあ・・・・ 」
「友達ちゃうし。 うちの子仲良くないもん別に。」
なんやねんその判断源
顔知ってるんやから おはようって言ったっていいではないか
挨拶するかどうするか
その人知ってるか知らんか、
っつったってさー
重いわ、
って思います純粋に
さわやかにまいりましょうや
頼むわほんま。
|
|
毎年 この時期に差し掛かると
クリスマスを心待ちにしだす 小さい生徒さんが多い中
不安な心の内を話してくれる生徒さんもありますんです
年が明けたら じきに来る春に
中学校に通うことになる六年生の生徒さんです
真面目でコツコツと頑張るタイプの生徒さんに恵まれて10年ちょい
毎年あります このミニ懇談
なんでも一生懸命ゆえに沸き起こる将来の不安
そしていつもそのきっかけは突然に、とゆー
ルイちゃん: 「はーーーーーーーーーーー・・・・」
アリ : 「はーーーーーーーーーーー って、ため息 ながっ」
ルイちゃん: 「んー ・・・ なんか最近しんどい。」
アリ : 「そやなあ、6年生にもなったら色々あるか、」
ルイちゃん: 「ある。 あるというか、あるだろうなあ・・・って考えたらしんどくなる。」
アリ : 「姫が なにをそんなに思い悩んでるのよ。」
ルイちゃん: 「せんせ、中学行くのん こわい。」
アリ : 「あーっ もうそんな時期かっ」
ルイちゃん: 「ねえ、習字は夜もやるんでしょ? やめなきゃいけなくなったらどうしようー」
アリ : 「嬉しい心意気やねー ってか、習字の存続でそこまで悩む必要ないってばよ。」
ルイちゃん: 「うーん・・・・・・ それだし、部活と両立の生活も不安・・・」
アリ : 「ルイちゃんみたいに一生懸命な子が両立できないワケがないでしょー」
「うちの子も、吹奏楽部の副部長をしつつ、ピアノと書道、ずっとやってるよ。」
ルイちゃん: 「そうやった? え、塾は行かなかったの?」
アリ : 「塾は行かなかったなあ・・・・ どうやら塾は不向きだったね。」
ルイちゃん: 「不向きだと行かなくてもいいの?」
アリ : 「塾って行かなくちゃいけないの? お勉強ができるようになりたい思いで塾に行くのでしょ?」
「行きたくない塾に高いお金払ってイヤイヤ行くの? それって親に対してどうよ?」
ルイちゃん: 「だって勉強できるようになりたいよ。 だから塾に行かないといけないと思うよ。」
アリ : 「行きたいのでしょ、それが ‘意思’ だよ。 行かされてるじゃなく、行きたい、って。」
ルイちゃん: 「そうやねん! したいことがありすぎるんよ。 だから不安なの。」
アリ : 「じゃあそれは何も不安なんかいらないわよ。 できる限りやってみたらいいことよ。」
「楽しむべし。 何したってアクション起こせばマイナスにはならないんだから。」
お習字が続けられるかどうか、という
そこから毎回 話が繰り広がるのですけれど
私は思いますんです
したくて できるんなら したらいいことであるし
できなくて でも それをしたいなら
そこから考えたらいいではないか
いまから不安がらなくても大丈夫で
その意志さえ 届けるべき者に届けてあれさえすれば
ちゃんと導いてくれるであろうし
少なくとも そなたの悪いようにはしまい
大切だと思うことは
その者の ‘意思’ を きちんと
届けるべきである者に届けておくことではないか、とゆー
なんといいますか
大丈夫ですよ、って思います
でも言ってくれてありがとうです
私の小さな大切な人が
不安がってること
それをきちんと胸にとどめることはできましたから
大丈夫です
そのために 大人たちがいるのです。
|
|
はてそういやば このところ教室のウンヌンを記しておらんなぁ、
と思いつきまして
相も変らぬ調子の悪いこのパソコンをまた 開けて再開いたしております次第です
台風が控えておるさなか
月に一回の小学校書道クラブの予定時刻の前に 少しの記録をチョイとまあ
各曜日に チョコマカと通ってきてくださってるミニな生徒ちゃん達ですけれど
生徒が一人であろうが ウン十人であろうがですね
私は彼らいちいちのフアンでありますから
いちいちと絡む ややうっとうしい講師を務めて十年目となりいたしますが
先日のお話を少し
レンショ君とコウ君、
という生徒二人と サッカーの話をしておりました際の事ですが
「ね、センセ知ってる? ‘イエローカードって、二枚もらったらレッドカードになる’んだよ。」
あらなんか聞いたことがあるわね、それは大変ね、
っていいますと
もう一人のコウ君という生徒が こない言いますんですよ
「え? イエローカードを二枚もらったら、何枚のレッドカードをもらえるの?」
そこでレンショ君は笑いながら言いますんですよ
「そりゃあ 一枚だよっ!」
それでもコウ君は興味で真剣ですから
「え? ちょっとまって。 どうすればそのイエローカードというものがもらえるの?」
うーん、
きっとイエローカードというものは、集めたいものではないと思うのだけれど、
と 私はレンショ君に促しますと
レンショ: 「ルール違反とかをしたら一枚もらうんだよ。で、二枚でブー!!!ってこと。」
コウ : 「ブーってなんの名前? レッドカードのこと?」
レンショ: 「違うよっっ ブーってのはもういいや!! とにかく ‘レッドカードは退場!’ ってこと。」
コウ : 「た・・・退場?! それってすごく恐ろしいよ・・・」
レンショ: 「まあね・・・・ もうサッカーができないってことだもの・・・」
コウ : 「かわいそうすぎるよっ! まだサッカーがしたいと思うよその人!」
私 : 「そうねぇ、かわいそうだけれど致し方ないわねぇ・・・」
レンショ: 「大げさだってば! あ、でもこれはきっと本当に大切なルールみたいだしね。」
コウ : 「そう。 楽しいことにもルールがたくさんあるんだね・・・・」
「ところでそのレッドカードっていうものは、何枚か集めたらなにかとまた交換できるの?」
レンショ: 「いやいやいやいや。 集めたくないものだから一枚でいいんだってば!」
私 : 「ってかなにコウ君、なんかちょっとワクワクして聞いてない?」
コウ : 「だって面白いんだもの。その仕組みが。」
もう充分なやりとりのなかで
まだもしばらく 二人と私を含む三人のやりとりは続いておりましたが
「ねえ、 イエローカードはどんなルール違反をした場合にもらえるの?」
「もらえる、って言い方がまず違うような気がするけれどまあ、手を使ったり人を蹴ったり、かなあ・・」
「ああたしかに。 人を蹴るのはいけないよ、人としていけないことだよ。」
「まあね。 ワザとじゃないとは思うけれどね?」
「いやセンセ、ワザと蹴る場合があるんだよ、これが。」
「ワルっ!! スポーツマンシップかなんかそれ、全然ないじゃん。」
「はあ・・・・ なんだか・・・・・とめどがないんだね・・・・」
はあ、ってコウ君、
大丈夫だから
とめどがない事だらけだけれど
きまりがたくさんあるから上手くまわってる、ってのもあるんだよ
っていいたいのをグっとこらえておりましたワタクシ
「僕は・・・・!、」
「僕は・・・・!、」
って
いつもなにか一生懸命になにか訴えようとしている
まだ数のすくない彼の語彙の中で
きっと色んな想いがざわざわしておるのでしょう
私はそんな彼らをみていると
サナギだと思わざるをえませんのです
難しい顔をして一心に墨をする彼をみていると
そない思うのです
うまいこと 組み合わさってできているような気がするのです
人って
うまいこと 組み合わさっていけるんやないかと
いつも思うのです。
そろそろクラブ活動の時間ですから
支度にとりかかります
台風みたいなお天気ですけれど
ちょっと出掛けてきますわね
皆さんも 飛ばされんように
お気をつけあそばせ。
|

...




