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・先日訪ねた奈良・猿沢の池 興福寺の塔を映して・・・ 鹿群れ遊ぶ飛火野の佇まい。 久し振りの奈良、ここまで来たら志賀直哉の旧居を覗いてみたくなった。 志賀直哉が自ら設計をしたという高畑の邸宅の2階の客間、床の間脇のこの窓が好き。 隣に同じ南向きに窓のある『暗夜行路』を書きあげた和室があり… 『暗夜行路』の京都での家さがし中、訪れた家の照明の位置に拘る件があった。 志賀直哉の家の設え方に惹かれるものがある。 1階の北向きに窓のある洋室の書斎。 書斎は…(そんなものがあればのことだけど)やはり光が移ろわない北向きがいいな〜 書斎の奥には茶室があって、待合の周囲を仕切る塀の窓が切り取る庭の眺めが楽しい。 景色を切り取る窓の効果が〜 食堂からサンルームまで。 天窓のある土間のサンルームには四方にさまざまな窓があり、団欒に最適の場所。 隣り合わせの台所も当時としては広く使い勝手がよさそうだけど、 どんな食事が作られていたものか… 「食い物にはうまいもののない所だ」と、エッセイに書かれたものだから 「奈良にうまいものなし」という言葉が定着してしまった。 志賀直哉のここでの暮らしは約10年? 新薬師寺に近い高畑の豊かな自然に溶け込むようなこの旧居に何故か惹かれて 時折足を向けている。
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青葉茂れるこの季節に・・・なんて涼やかなお写真でしょうか
落ち着いた和室から天井は?サンルーム・・・
今でも住まいとして、過ごしてみたくなるようなお部屋の数々ですね
読んでから訪れようか・・・訪れてから、読もうかぁって思案しますね
ナイス!
2014/6/24(火) 午後 4:35
こだわりばかり、よく考えられてあるお宅ですね。
今春に奈良を訪ねましたが、来春も行きたいと思っており、ぜひこちらも回ってみたいですね。
ありがとうございます。
[ - ]
2014/6/24(火) 午後 7:00
サチさん、室内を写真で捉えるのが難しくって…
家の内と外との一体感や窓が額縁となって外の景色を見せている楽しさがあるような気がしたのですが…
ナイス! 有り難うございます。
2014/6/24(火) 午後 8:15
みるくままさん、今春、奈良に…?
来年も是非。
奈良は社寺の見所がいっぱいですが、時にはこんな見方も如何でしょう?
作家としての志賀氏とはまた別の一面を見るような気がします。
2014/6/24(火) 午後 8:24
こんばんは。
今、はぐれ雲さんのコメントのお返事に興福寺のことを書いたところなので、記事を拝見して驚きました。なんという偶然…。
志賀邸のビュウのなんという美しいこと!計算されつくした日本の美を十分楽しめますね。実物を見たくなりました。
そしてサンルームがあるなんてなんて洒落た造り。こんな素敵なところに10年しか住んでいなかったなんて何だかもったいないですね。(^v^)ノ☆
[ 音乃 ]
2014/6/24(火) 午後 11:54
尊敬する志賀直哉の旧高畑サロンの掲載に感謝しております。生涯23度と言われる直哉の引越しですが、彼は奈良に於いて同市幸町の居宅からこの上高畑に移り住み、多くの文化人と意義のある交流をしたようで、彼の作家としての円熟を彷彿するに相応しい建物と受け止めております。
自ら設計した和洋折衷のこの数寄屋造りの建物で ここで「暗夜行路」、「鳥取」、「雪の遠足」、「リズム」、「万歴赤絵」、「日曜日」、「颱風」、「豊年虫」などが書き上げられたようです。
この高畑での様子は愛弟子である阿川弘之氏が「志賀直哉」の中に詳細に渡って描かれていて、興味の尽きないものがあります。
きょうも大変充実した記事に触れさせて頂きました。ありがとうございます。MN
PS:関連記事をトラックバックをさせて頂きたいと思いますので宜しくお願い致します。
2014/6/25(水) 午前 4:14
「奈良にうまいもんなし」は知っていましたが、あら、志賀直哉が出所でしたか!
柿の葉寿司は奈良へ行けば食べますが・・
古都・奈良も今では神戸・阪神三の宮へ乗り入れている近鉄で乗り換えなしで行けるようになって近くなりました。
文豪の書斎は威厳があるように感じます
2014/6/25(水) 午前 8:28
音乃さん、興福寺といえば薪能ですね。
今年は多分、「葛城」とか「弱法師」だったかと思うのですが、まだ行ったことがありません。
志賀直哉邸には周囲の史跡や自然の中から吹く風をそのまま受けるしなやかさがあるような…
居住10年間は勿体ないですね。
2014/6/25(水) 午前 10:27
ミックさん、志賀直哉の引っ越し、23回ですか
この居宅での10年は長い方になるのでしょうか。
庭にお子様用のプールもあって、「万歴赤絵」の作中に描き出された穏やかな暮らしぶりは、この邸宅ならではと思います。
関連著書のご紹介や記事のトラックバック、有り難うございます。
2014/6/25(水) 午前 10:44
花子さん、奈良といえば柿の葉寿司、柿がたわわに実る奈良の秋の風情もいいですよね〜
もう少し、気軽に行ければと思うのですが…
2014/6/25(水) 午前 10:58
緑が深みを増す季節、窓に縁取られた風景が清々しく感じられます。
落ち着いたたたずまいの中にも生活感があり、素敵な邸宅ですね。
ナイス☆
2014/6/27(金) 午後 5:48
風草さん、数寄屋風に建てられたこのお邸のよさはしっくり暮らしに沿うような軽やかさでしょうね。
こんなところで暮らしてみたいです。
2014/6/27(金) 午後 9:59