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新緑目映い山肌に自生している桐や藤の紫が色を添える時、
野趣にあふれる自生の藤もいいけれど、時には間近で花房を〜琵琶湖に近い三大神社の藤を見に行った。 神社の歴史は古く、志賀の都の頃まで遡る。ここに大化の改新を記念して藤を植える 命が下されたとか…
その後、
織田信長の 兵火によって 焼失し、 焼け落ちた株の 根元の芽生えが 400年の歳月を経て、 5月の風に揺れ、 薄紫の花の浪となる。
神社の境内に
・花を愛でる人の姿が 長い藤の花房のまにまに 見え隠れ。 初夏の風吹き抜ける麦畑の緑の浪の向こうには比良山系の山並みが微睡むように… 湖畔への道も草むして、湖面が陽射しに目映く煌めく。 |

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