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急速に冷え込みが厳しくなって、伊吹山も比良山系も初冠雪。 早くも冬到来? まだ紅葉も見届けていないのに・・・ 花の少なくなった庭に野菊の花が咲いている。
庭に自生する野菊たち、
冬の初めに祖母を見送り、家に戻ると庭の野菊も枯れ果てていた。この地では私より古顔ね。 ここに住み始めた年の秋、 祖母の看病に実家との間を 行き来する日が続いていた。 両親は既に他界していて、 実家にはまだ学生の弟と 祖母が二人で暮らしていた。 慌しい日々の中で 野菊の花の紫色が目に沁みた。 庭に野菊の花の咲く季節が巡って来る度、祖母を思い出す。
今は野菊の花を部屋に活け、
・紫の花の色を眺めて過ごす 晩秋の日々。 庭でお抹茶一服、如何でしょう。 舞い落ちた木の葉の色を愛でながら、傍らに野菊の花も添え・・・ 雨が降り晴れては、また雨が降る時雨の季節。 冷気漂う中で自生する野菊の花はまだまだ元気。
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