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古いスケッチブックを整理していたら、かつて描いた馬の絵を見つけて来年の年賀状に取り込めないかと
思案していた。
<どこかで馬の絵馬を写真に撮ってきて>と声、
そういえば例年、賀状に干支の絵馬を入れる人だった。
絵馬…馬の絵馬〜
神社に生きた馬を奉納する代わりに馬の絵を納めたのが絵馬の始まりだったかな〜などと呟きながら、所用もあって京都の市中へカメラを持って出かけた。 まずは京都御苑西、和気清麻呂を祀る護王神社に掲げられた絵馬、荒ぶる馬の姿が勇ましい… お次は三輪晁生画伯の絵馬を見に北野天満宮へ〜 時雨ては晴れ、晴れては時雨る定まらない空模様の下、天満宮に着く。 道真公縁の神社らしく梅の花が添えられた画伯の絵馬にカメラを向けると楼門の右手に虹! 絵馬より虹の方に気持ちが走ってしまった。(道真公が気を悪くして雷を落とすかな) 帰路、堀川通の街並みにも虹がかかる。 天満宮の楼門には小倉百人一首中の道真公の歌が掲げられていた。 <このたびは幣もとりあへず手向山紅葉の錦神のまにまに> 木立が長い影を落とす冬至近く、今年最後の月も1/3が過ぎてしまった…
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