ジュリア・ロバーツ、キャメロン・ディアス、ルパート・エヴェレット出演。
疾走するラブ・コメディ。
「他の女性と婚約した昔の恋人を奪い返せ!」との物語の中で
ジュリアロバーツがひたすらに全力疾走し続ける映画です。
いろいろとツッコミを入れたい所もあるのですが、
そんなもの軽々と飛び越えてあっという間に完走します。
設定だけ聞くとドロドロしてるんじゃないか?と思ってしまいますが、それは杞憂。
特筆すべきは全編を通じてジュリア・ロバーツの婚約者の振りをする羽目になった
ゲイの編集者役のルパート・エヴェレット(声が素敵)の存在感。
物語の中盤レストランで馴れ初めを訊かれたルパート・エヴェレットが
その場で話をでっちあげ、緩急自在絶妙な間の巧みな話術で周りを引き込んで
「say a little player」を歌い始めるとそこにみんなが参加し合唱するシーン。
これはクラブとかでみんなで遊んでる時にルパート・エヴェレットの様なポジティブキャラ
ならではのオーラが非日常的な盛り上がりを生み出す現場に
いるかの様な臨場感があります。
この時自分達の事を「ドリス・デイとロック・ハドソン」になぞらえますが、
ドリス・デイはレズビアンでロック・ハドソンはエイズで亡くなった同性愛者なのです。
ゲイである事を逆手に取った秀逸な台詞だと思いました。
また、歌が苦手なキャメロン・ディアスが盛況のパブでカラオケのマイクを
渡され場の空気的に逃げられない状況になり、
「I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF」を始めは苦しそうに
歌い周りのお客さん達の反応もよろしくないのですが、
途中から恥ずかしさを乗り越えて大熱唱→お客さんも大歓声というシーン。
“like a summer rose〜”のあたりなんてすげーロックです。
カメラ割りまでMTV。
まさかこの映画でロックを感じるとは思いませんでした。
ディアスイズロック。
他にもスタジアムの***のシーンなど、個人から集団にエネルギーが伝播していく
自然発生的な祭りのシチュエーションが無理なく巧く盛り込まれていて、映画の流れを
引き締めたものにしています。
元気になれる映画です。
いろいろ勉強になるところもあると思うので男の人も是非。
音楽好きな人も是非。
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