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はじめまして。患者の家族ですが、質問させてください。主人は、脳出血で倒れて、開頭手術を受け、右片麻痺となりました。術後、右手は屈曲して固かったです(固いながらも他動的に曲げ延ばしできました)が、右足は、動いていて足を組んだり、足の裏をこそばすと、足首を仰け反ったりしていましたし、腱反射もありました。
しかし、一週間くらい経つと、手も足もダランとなりました。それから、一週間くらいしてから転院した回復期病院では、最初、腱反射が見られませんでしたが、足の裏の感覚はありました。発症から、2ヶ月経って、やっと寝た状態で足の曲げ延ばしができるくらいで、足首の力はなく、膝の力も弱く、今、T字杖で支柱短下肢装具で歩行練習していますが、小さく振り回すような歩き方です。最初、回復期病院に来た頃は、弛緩状態だと言われましたが、今はそうは言えないと言われましたが、どうみても、痙性ではなさそうだし…上肢は、肩や肘、手首に筋肉の動きは見られるそうで重力がかからなければ、曲げ延ばしできます。
今は、発症して5ヶ月経ちましたが、前回の毎月もらう現況報告用紙には上肢はステージ1で下肢はステージ2と書かれていました。主人は重度の麻痺で実用的な動きになるとは思いませんが、普通、弛緩になる急性期に拘縮(手)や動き(足)があり、回復期に移ったら、弛緩しましたので不思議でなりません。なぜこのようなことが起こるのか教えてください。
最後に、私のようなど素人に、説明するのはバカバカしいとは思いますが、どうかお願いします。
主人が倒れてから、5ヶ月ずーっと、インターネットでこれに関する情報を探しましたが見つかりません。 こんにちは。今回のご質問につきましては、問題を整理してみますと開頭手術後の脳の浮腫によって起きている可能性が否定できないと思います。脳の浮腫そのものは、開頭するしないに関わらず発生するものではあるわけですが、開頭手術により、一時的に脳にかかっている圧がかなり正常化するわけです。ただし、やはりその後には脳の浮腫が起きるのが普通であって、そのことによっての神経症状であると考えます。ですから、手術後の状態としてかなりの随意性を認めたとしても、その後に逆行してしまうようになることが起きると考えます。
弛緩に関してはそのように判断するのが自然かと思います。 下肢機能についての筋緊張のことですが、当然、ステージが2という判断になります。その際に痙性という概念は用いないんですね。そこは誤解されないようにお願いします。下肢はステージ2という状態では良くある歩行の仕方になっているように思います。上肢についてはステージ1ということはありません。要素としてステージ3程度のものが感じられます。しかし、ここでステージが上肢について重力に抗するような動きがない場合に、良く、ステージ的には1とされることがあるということです。つまり、リハビリの判断が適当ということにもなります。で、厳密に言えば、ステージの解釈としては、下肢が2上肢が2以上とすべきです。ここで下肢が低めということでは、さらに考えなければならない状態があると思います。
歩行についてですが、支柱付き短下肢装具を使用しているようすですが、体幹のことがわかりかねますけど、体幹も緊張は弱いと思うんですね。ですから、脳のダメージとしては体幹にも影響している部位ということで判断できるわけです。つまり、体幹がしっかりしないような麻痺については、どうしても下肢の機能として低い状態になりやすいことになるんですね。よくわからないと思いますけど。このような場合に、今回該当するかどうかはわかりませんが、腰の脊髄症状が加担してしまうことがあるんですね。そうなりますと、脳の所見では、下肢機能が本当は多少、上肢よりも良いということになるんですが、体幹不安定とかあるいは腰の所見が存在してしまうと、実は下肢機能が上肢よりも低い状態としてみられることが非常に多くの場合に成立することがあるんですね。で、そういうときに足にみられる状態が下垂足(かすいそく)ということになります。つまり、下垂足がみられているときには、装具も金属を用いた頑丈なものにしないと強度、安全性が保たれないということになるんです。お答えにならなかったかもしれませんが、とりあえずの回答としておきます。
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わかりやすく書いていただいて、ありがとうございます!このブログはすべて拝見しましたし、他のサイトの記事も読ませていただいてますが、わかりやすく書いて有るので、大変ありがたいです。弛緩のことも、初めて納得しました。
体幹については、報告用紙にはステージ4とありました。それは、入院時から全く変わりませんので、良くなっていないということでしょうか。
2012/7/30(月) 午後 10:59 [ さえ ]
先程の続きです
下肢については、最初は、金属支柱長下肢装具でしたが、1ヶ月半で短かくカットされ、また1ヶ月くらいで、プラスチックの短下肢装具を作ることになりました。
こんなに短期間で装具を買い換えるなら、最初からプラスチックの長下肢装具ではダメだったのでしょうか。
プラスチックの装具でも、主人の足なら支持性は変わらないと言われましたが、一度着用してみてプラスチックの方が、大胆に足が踏み出すような気がします。
まだ、作成中で届いていませんが、本当に作り直して良かったのか不安です。
上肢については、服を押さえたりはできるようになるのか聞きましたが、はっきり答えてもらえませんでした。今は、普段全く動きません。指は時々ピクピク動きますが、僅かです。指は、歩いたり、ご飯を食べたりしているときは、強く握ります。それから、今日、主人が寝ているときに、麻痺足の裏をこそばすと、ビクビク動かしました。無意識になら、足首も動かせるのでしょうか?
2012/7/30(月) 午後 11:00 [ さえ ]