寅加太夫からの発信 ロコモティブ症候群を斬る!

全身的な見かけ上の症状であれば、目からうろこの簡単な対応で改善していくこともあります!

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   わかりやすく書いていただいて、ありがとうございます!このブログはすべて拝見しましたし、他のサイトの記事も読ませていただいてますが、わかりやすく書いて有るので、大変ありがたいです。弛緩のことも、初めて納得しました。
 体幹については、報告用紙にはステージ4とありました。それは、入院時から全く変わりませんので、良くなっていないということでしょうか。
  下肢については、最初は、金属支柱長下肢装具でしたが、1ヶ月半で短かくカットされ、また1ヶ月くらいで、プラスチックの短下肢装具を作ることになりました。
こんなに短期間で装具を買い換えるなら、最初からプラスチックの長下肢装具ではダメだったのでしょうか。
プラスチックの装具でも、主人の足なら支持性は変わらないと言われましたが、一度着用してみてプラスチックの方が、大胆に足が踏み出すような気がします。
   まだ、作成中で届いていませんが、本当に作り直して良かったのか不安です。
上肢については、服を押さえたりはできるようになるのか聞きましたが、はっきり答えてもらえませんでした。今は、普段全く動きません。指は時々ピクピク動きますが、僅かです。指は、歩いたり、ご飯を食べたりしているときは、強く握ります。それから、今日、主人が寝ているときに、麻痺足の裏をこそばすと、ビクビク動かしました。無意識になら、足首も動かせるのでしょうか?
 
 
 管理者の回答ですけど。
 装具の作成の問題というのは、病院そのものに装具の在庫があるのかどうか? ということでもずいぶんと環境が変わってしまうんですね。つまり、訓練用の装具がストックされている病院というのは、非常に少ないと思うんです。したがって、お客様の諸事情があったとしても、リハビリでの歩行の補助として装具を作成していく、そしてあらためて進捗状況によって、装具そのものの処方が変更されていくということは、どうにも当然のように行われてしまうと思うわけです。そういうことに対しての事務手続きや費用の発生ということでは、非常に煩わしいことがあると考えますけど、リハビリという大義名分がありますので、どうにも、そういう状況はやむを得ない感じが否めないわけですね。
 で、装具そのものの推移については、今の流れが妥当であると考えます。要するに、訓練用としての位置づけになっていたということです。ですから、今後プラスチック製の短下肢装具になるというのは、もちろん、その形状などにはチェックしなければいけませんが、管理者としても通常であれば、プラスチック装具ということを視野にもいれて対応するということが、お客様のことを考えている対応になると思うんですね。
 ですから、費用発生などあったわけですけど、結果としては、プラスチック製の装具が適用になってきたということ、詳しくはここでは書きませんけど、そのことで、今後の歩行はラクに行えるということになります。要するに装具の重さ自体が軽量化されるというメリットがあるからなんですね。ただし、プラスチック製での長下肢装具というものは、通常はお目にかかることがないんです。強度的な問題がありますので、通常は長下肢装具というものは、金属製のがっしりとしたものでしか、作成されていないとするのが、普通であると思います。そのほうがコスト的にも強度的にも問題がないからなんですね。で、長下肢装具を分離すると支柱付き短下肢装具に移行できるようになっているのが通常なんですね。という構造的な性質もあるんです。
 答えにはならなかったと思いますけど、装具そのものについては、そのように病院での事情もあったのであると考えます。
 
 体幹については、ステージ4となっていますけど、その判断もいかがなものか? 微妙に思いますが、ステージとすればやはり体幹は弱いということを意味しています。また、その変化がないというのは、やはり下肢機能が低いままですので、どうしても、体幹だけが向上するということはなく、人の身体というのは、そのようになっていると思っていただければと思います。
 最後に足の裏の刺激において動きが出現するということですが、反射的な動きということでは出現するということになっています。そういう検査がありますけど、そのことは、随意的に動きが出現するということとは、実際には異なるわけです。
 しかし、そもそも最初には下肢機能がある程度は認められた状態がありますし、反射的な動きであっても、足の動きがみられるというのは、簡単に言ってしまえば、やはり筋の収縮ということが非常に弱い状態のまま、時間が経過してしまっているということになると思います。そして、そのように体幹から下肢が弱い人というのは、これも非常に多く見られる事例ですけど、改善していく可能性はかなり厳しいと思うわけです。
 ただし、装具の軽量化(そのことによる装具耐久性という問題もありますが)によって、歩行そのものがラクに行えるようになってくることによって、全身には良い影響があると思うんですね。また、無駄な体力を消耗しないということにもなってくると思います。
 
 なかなか、理解しにくい事象があるわけですけど、そのように、体幹、下肢の連動した改善がみられないと、実際には上肢の動きが遅れてしまうことになります。ですから、上肢ということでの説明を求めても、それは、そこまでの踏み込んだリハビリということは、大抵、どこの病院でも行なえているのかはわかりかねますけど、通常は、そういう対応ができていないんです。そのために、ご家族様からの質問にも、はっきりと答えられないという責任回避の結果しか得られないということが見られるということです。で、それが大抵のリハビリの実態であるということで、管理者は警鐘しているわけですね。では。

閉じる コメント(1)

非常にわかりやすい回答ありがとうございます!
体幹はやはり大切なんですね。管理者様は、体幹についてたくさん記事にされていますね。

装具のことは、確かにストックがなく、試してみることができませんでした。回答を頂いてプラスチックになったことの不安もなくなりました。

これからあまり改善は期待できないことは非常に残念ですが、少しでも本人が生活しやすくなればいいなと思います。

本当にありがとうございました。

2012/7/31(火) 午後 8:19 [ さえ ]


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