諸国漫遊記

旅とグルメの記録を綴っています。

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東京都千代田区丸の内にある『 東京ステーションホテル 』 その1 です。
 
丸の内駅舎保存・復原工事のため2006年3月に休業した『東京ステーションホテル』は、
2012年10月3日にリニューアルオープンしました。
国の重要文化財である駅舎の格調と重厚感、その積み重ねてきた歴史、そして、
現代のホテルに求められる機能性を備えた唯一無二のホテルとして、
新たな歴史を歩み始めています。
 
『東京ステーションホテル』は、東京駅が開業した翌年の1915年(大正4年)11月2日に、
客室数58室、宴会場を備えたヨーロッパスタイルのホテルとして開業し、壮麗な建築と最先端の設備で、
国内外から数々の来賓を迎えてきました。
当初は、日本で初めての西洋料理店である「築地精養軒」に委託され営業していましたが、
1923年(大正12年)の関東大震災により、築地の本店が廃業となり経営が悪化したため、
鉄道や運輸行政を管轄していた当時の国家行政機関の一つ「鉄道省」が営業に参画し、
1933年(昭和8年)12月27日より「東京鉄道ホテル」として再開業しています。
開業時より3階建ての建物でしたが、第二次世界大戦の末期である1945年(昭和20年)5月25日に、
連合国軍のボーイングB-29爆撃機による焼夷弾爆撃があり、
丸の内駅舎は炎上のうえ屋根部分は破壊されてしまいました。
第二次世界大戦終了後に修復工事が行われましたが、建物本体は2階建てとなり、
ドーム部分は八角形の屋根に葺き替えられる事になりました。
現在のJTBにあたる日本交通公社へ委託され営業が再開されましたが、
1950年(昭和25年)に「日本ホテル株式会社」が設立され運営される事となり、
その際、ホテルの名前は再び『東京ステーションホテル』へ戻りました。
それからは、日本初として人気を博したコーヒーショップや、
後に伝説のバーテンダーを生むこととなるメインバーが誕生する事になります。
また、幾多の文人にも愛され、江戸川乱歩の「怪人二十面相」や
内田百里痢岼に捨鷦屐廚良饌罎箸覆蝓
昭和30年代には、川端康成や松本清張も滞在し執筆した事は有名です。
修復工事以降60年の歴史を刻んできた「東京駅丸の内駅舎」は、2003年に国の重要文化財に指定され、
2007年5月30日に保存・復元工事が着工、約5年半の歳月と延べ78万人の職人の手により2012年10月1日、
創業当時と同じドーム屋根を冠した優美な姿に甦りました。
 
丸の内駅舎保存・復原工事完了後に再開業した『東京ステーションホテル』は、
客室数150室と約3倍となり、広さ288㎡の主宴会場に、広さ110㎡と80㎡の小宴会場の
3つの宴会場に、スパ&フィットネス施設も設けられました。
また、フランス料理、日本料理、中国料理、はもちろん、バー、ラウンジなど、
10のレストラン&バーを備えています。
改装された丸の内駅舎の延床面積は43,000㎡ですが、そのうちホテルは20,800㎡と
半分近くを占めています!
内装のデザインは、世界で数々の歴史的建造物の改修実績を持ち英国に本社をおく
「リッチモンドインターナショナル社」が手掛けており、華やかな英国式ヨーロピアン・クラシック様式による
洗練された上質な空間がつくらています。
 

< 「丸ビル」テラスから望む「東京駅丸の内駅舎」 >イメージ 1
「丸の内ビルディング(通称丸ビル)」5Fにあるテラスは、
東京駅丸の内駅舎ならびに『東京ステーションホテル』を一望できる絶好のビュースポットです。
2014年12月で100周年を迎えた東京駅ですが、次の100年を見据え、
丸の内駅舎とともに永く親しまれる広場空間の創出を目指し、
駅前広場を現在整備中です。
東京都と連携し、広場中央部に大きな歩行者空間「都市の広場(仮称)」、
その南北に交通広場を配置した駅前広場を整備しており、完成は2017年春を予定しています。
写真は2014年11月の様子です。
重機などが入っており、現在の駅前の景観はいまひとつです................。イメージ 2
南ウィング部を中心に撮影してみました。イメージ 3
毎日、日没から21:00まで「東京駅丸の内駅舎」ライトアップされます。
 
 
< 「新丸ビル」丸の内ハウスから望む「東京駅丸の内駅舎」 >イメージ 4
「新丸の内ビルディング(通称新丸ビル)」7Fにある「丸の内ハウス」も、「丸ビル」テラスと同様に、
東京駅丸の内駅舎ならびに『東京ステーションホテル』を一望できる絶好のビュースポットです。
「丸の内ハウス」とは、8店の飲食店からなるレストランゾーンで、
フロア内は街のゲストハウスと位置付けられ、個性的な店舗や深夜まで営業するダイニング、バーの他、
緑豊かな開放感あふれるテラスが併設されています。
写真はテラスから望む「東京駅丸の内駅舎」全景です。イメージ 5
中央部から南ウィング部にかけての駅舎です。
わかりにくいと思いますが、ちょうど中央に写っている入口(中央部と南ドームの間)は、
『東京ステーションホテル』の外に設けられた入口になります。イメージ 6
北ウィング部から中央部にかけての駅舎です。 イメージ 7
北ドームならびに北ウィング部(丸の内北口)です。イメージ 8
中央部です。
中央部の建物の屋根には、東日本大震災の津波被害を受けたが、
奇跡的に流失を免れた宮城県石巻市の雄勝産の天然スレートが使用されています。
両側にスロープがつくられた中央部の建物の入口ですが、普段を閉鎖されています。
皇室の公式行事や外国大使の信任状捧呈の車列(儀装馬車など)が出発する際に使用されます。
一般客が利用する丸の内中央出口は、向かって左側のスロープの隣りにあります。イメージ 9
南ドームならびに南ウィング部(丸の内南口)です。
後ろにそびえ立つビルは、「グラントウキョウサウスタワー」(地上42階、地下4階、高さ205m)と
「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」(地上32階、地下4階、高さ149.8m)です。 イメージ 10
ライトアップされた「東京駅丸の内駅舎」全景です。イメージ 11
北ウィング部から中央部にかけてのライトアップされた駅舎です。
後ろにそびえ立つビルは、「丸の内トラストタワー本館」(地上37階、地下4階、高さ178m)と
「グラントウキョウノースタワー」(地上43階、地下4階、高さ204.9m)です。イメージ 12
ライトアップされた北ドームならびに北ウィング部(丸の内北口)です。イメージ 13
ライトアップされた中央部です。イメージ 14
ライトアップされた南ドームならびに南ウィング部(丸の内南口)です。
 

< 「KITTE」屋上庭園「KITTEガーデン」から望む「東京駅丸の内駅舎」 >イメージ 15
日本郵便が初めて手がける商業施設「KITTE」の6階には、屋上庭園「KITTEガーデン」があります。
そこも、東京駅丸の内駅舎ならびに『東京ステーションホテル』の絶好のビュースポットです。
「KITTEガーデン」からは南ドームならびに南ウィング(丸の内南口)を中心にした横からの全景を楽しめます。
イメージ 16
ライトアップされた東京駅丸の内駅舎ならびに『東京ステーションホテル』です。イメージ 17
縦撮影にて高層ビル群を収めた景観はこんな感じです。イメージ 18
縦撮影での夜景です。
 

< 南ドーム 内観 >イメージ 19
写真は2階から撮影した南ドームの内観です。
2階にはレストランなどがあるため、宿泊者以外でも利用する事が出来ます。イメージ 20
ホテル宿泊者でないと入る事が出来ない3階には、
ドームレリーフを望めるアーカイブバルコニーが用意されています。
そこには、歴史や写真、レリーフの復元などの資料も展示されています。
『東京ステーションホテル』では、南北の丸屋根ドームに沿ってレイアウトされた客室があり大人気です!
カーテンを開けると、復原されたドーム内のレリーフや
人々の行き交う様子を思い思いに眺める事ができるユニークな客室です。
私もこのタイプの客室を希望していたのですが、残念ながら今回は満室で利用する事は出来ませんでした。
休前日の利用での予約は当面難しいようです!
しかし、そのような客室を利用できなかったゲストでも、東京駅を行き交う人々を眼下に、
復元の目玉であるドームレリーフを最も近い位置で眺める事ができる配慮は、非常に有難いです。イメージ 21
白黒写真などの史料を検証し忠実に復元されたドーム天井です。
天井の中心飾りの周囲に"クレマチス"、角に両翼約2.1mの"大鷲"が配置されています。イメージ 22
壁面のアーチレリーフは、頂部に"豊臣秀吉の兜"、柱型部分に"剣"、下部に"鳳凰"レリーフと、
建築家「辰野金吾」氏が好んだ日本的意匠が施されています。
また、ドーム内8か所の角には"干支"のレリーフが方位に従って8支配されています。
<丑(北東)、寅(北東)、辰(南東)、巳(南東)、未(南西)、申(南西)、戌(北西)、亥(北西)>
卯、酉、午、子のレリーフはありません。
 

撮影:2014年11月

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