諸国漫遊記

旅とグルメの記録を綴っています。

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うなぎ 八百徳

静岡県浜松市中区板屋町にある『 うなぎ 八百徳 』 です。

静岡県の浜名湖、天竜川は古くからの鰻の大産地であり、その周辺には鰻の名店が数多くあります。
浜松市は、餃子消費量日本一を宇都宮市と争うほど、最近は餃子の街として知られていますが、
やはり、鰻専門店の多さに私は驚かされます。
市内には150店以上の鰻店があると言われていますが、浜松市の人口は約79万人ですので、
約5,000人に1店以上というのは明らかに多く、そんなに需要があるのでしょうか!?
たしかに、総務省の「都道府県庁所在地および政令指定都市1世帯が年間に購入する"うなぎのかば焼き"
の金額は、2位の京都市(5,032円)を大きく引き離してのいつもダントツの1位なのが、
浜松市(6,927円)です!(金額は2009年〜2011年の平均購入金額)
JR浜松駅の半径500m以内でも10店舗以上の鰻店があり、スズキ(株)、ヤマハ(株)をはじめ、
浜松市に本社をおく有名企業が多いこともあり、平日は出張族を中心にビジネスマンで賑わっています。

そんなJR浜松駅周辺で、一際目立つ建物が『うなぎ八百徳』の本店です。

イメージ 1

本店は、JR浜松駅北口からほど近いところにあり、南口(新幹線口)にも支店(駅南店)があります。
明治42年(1909年)創業の老舗ですが、現在は近代的な立派なビルが本店となっています。
『うなぎ八百徳』という名前は、西麻布に同じ名前の鰻店が2007年(だったかな?)にオープンし、
ゴールデンタイムに放送される全国区のテレビ番組をはじめ、様々なメディアで紹介され、
そのお店は一躍有名店になりました。
当時は浜松にある老舗店から派生した店と紹介され、看板メニューも『うなぎ八百徳』と同じ
「お櫃うなぎ茶漬」でしたので、『うなぎ八百徳』の東京進出店である事を疑いもしませんでした。
しかし、明治42年創業の『うなぎ八百徳』とは全く関係がない鰻店である事が世の中に知られる事になります。
詳しい事はわかりませんが、西麻布の『うなぎ八百徳』は「うなぎ徳」に店名を変更していますので、
何らかの訴訟に発展したものと思われます。
「うなぎ徳」側としては、7周年を迎え「八百徳西麻布店」から屋号を統一し「西麻布うなぎ徳」
としてリニューアルいたします..........と案内されており、トラブルがあったとは言っていません。
一方、『うなぎ八百徳』のホームページには、現在も次のような文章が掲載されています。
お客様より
「東京西麻布に出店をしたのか?」
「京都、タカシマヤのうなぎ徳は支店ですか?」
「浜松、肴町にある支店は本当に支店ですか?」
等というお問合せを何件か頂きましたが、
当店は浜松において本店・駅南店の直営2店舗のみで老舗の味を頑固に守って営業しております。
伝統の味を守るために目の届く範囲でやらせて頂いておりますので、
今回お問合せいただきました件は当店とは関係ございません。お間違えなきよう、お願い申し上げます。
『うなぎ八百徳』としては、そうとう迷惑しているような感じを受けます。
「うなぎ徳」は、浜松市内に3店舗、京都、博多、西麻布、そして、最近は「渋谷ヒカリエ」の6階に
出店するなど、積極的な多店舗展開を行っています。

そんな問題を抱える?『うなぎ八百徳』の本店を久しぶりに訪れてみました。

テーブル
イメージ 2
1階はテーブル席と小上がりの座敷席となっており、
今回はテーブル席を利用しました。
テーブルの上は、必要最低限のものだけで非常にシンプルです。
2階には個室と収容人員40名の宴会場が用意されています。
全席数は112席あり、駅南店の128席と合わせると240席のキャパがあります!
AM11時のオープンから20時まで休みなく通しで営業しているため利用しやすいお店です。
イメージ 3
好きなテーブル席に着くとすぐにお茶とおしぼりが運ばれてきました。
清潔面を心配される方がいらっしゃいますが、私は断然布おしぼり派です。

メニュー
イメージ 4
テーブルにおかれているメニューです。
お食事メニューはこれだけです。
裏面には一品料理とお酒が書かれていますが、鰻以外の料理は御刺身盛合せと酢の物ぐらいしかありません。
アルコールもビール(生、瓶)と日本酒(冷、清酒)しかなく、
メニュー、品数は多いとはいえません。
純粋に鰻を楽しむお店ということなのでしょう?
おすすめは、"お櫃鰻茶漬け"という名古屋名物の"ひつまぶし"なのですが、
鰻の蒲焼そのものの味を楽しみたかったため、今回は"うな重"にしました。
ちなみに、"うな重"と"うな丼"の違いは器だけだそうです。

うな重
イメージ 5
10分程で"うな重"が運ばれてきました。
混んでいなかったとはいえ、東京の有名店に比べると驚異的な速さですので、
ちょと不安が...............。
イメージ 6
お新香と肝吸いです。
お新香は、キャベツ、胡瓜、蕪の3種類と食べ応えがあり、
塩加減も丁度よく、箸休めとしては最適でした。
肝吸いは薄味ですが、しっかり出汁(昆布)を感じる美味しいものでした。
肝も大きいものがしっかり入っています。
イメージ 7
浜松市の鰻店は、関東風と関西風のどちらのタイプも存在しますが、このお店は関東風になります。
東京の一般的な鰻店と比べると蒸しが足りないのか、適度な噛み応えがあり、
鰻そのものの食感が残るタイプに仕上げています。
東京の鰻店のものは柔らかすぎて好まないという方も少なくありませんので、
これは好みの問題になると思います。
私の場合は、適度な噛み応えがあるタイプが好みではありますが、
鰻自体にもう少し脂乗りと身にふっくら感が欲しいところです。
これは、鰻そのものの素材の問題でもありますが.........。
タレはちょっと濃い目で甘辛さを主張するタイプです。
東京ではあっさり・さっぱりしたタイプが主流ですが、浜松ではこういったタイプが多いと思います。

東京−浜松は、新幹線ひかりでたった1時間30分ですので、
次回はせひ夜にお邪魔し、白焼き、肝焼きをお酒とともに楽しんでみたいと思います。


撮影:2014年11月

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