諸国漫遊記

旅とグルメの記録を綴っています。

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東京都目黒区三田にある『 ウェスティンホテル東京 』 その3『 龍天門 』ディナー編 です。

『ウェスティンホテル東京』には、5つのレストランと3つのバー・ラウンジがあり充実しています。
どのレストランも評判は高くセレクトに悩みますが、
今回は広東料理『龍天門』にてディナーを楽しむ事にしました。

『ウェスティンホテル東京』の『龍天門』といえば、
「ミシュランガイド東京2010」と 「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2011」にて
2年連続でミシュラン1つ星を獲得し、当時は予約をとるのが難しいレストランの1つでした。
ミシュラン☆獲得は、1996年に料理長に就任した
「陳啓明(ちんけいめい)」氏の功績によるものが大きいと考えます。
1952年に札幌で生まれた「陳啓明」氏は、
香港の味を追求し、あくまでも本場の広東料理にこだわる料理人の家系の3代目です。
高校卒業後「京王プラザホテル」に入社。「南園」で「譚彦彬」氏や「周富徳」氏らとともに料理の腕を磨きました。
その後、新横浜プリンスホテル「胡弓」の料理長を経て、
1996年に『ウェスティンホテル東京』『龍天門』の料理長に就任しました。
広東料理界で知らない人はいないほどの人気、実力共に兼ね備えた方で、
NHK[きょうの料理」をはじめ、様々なTVや雑誌など各種メディアでも活躍されました。
しかし、本業以外の活動が忙しくなったためでしょうか?
『龍天門』は「ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉2012」においては、☆を失う事になります。
その後何があったのかは存じませんが、2012年に「陳啓明」氏は『龍天門』を突然辞めてしまいます。
それからは一切の表舞台から遠ざかる事になるのです。
私自身も「陳啓明」氏の存在を忘れかけていましたが、
「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」の中国料理「彩龍」が、
2014年7月4日のリニューアルオープンにあたり、「陳啓明」氏が料理長に就任する
というニュースが突然流れました!
ようやく中国料理界の重鎮が表舞台に帰ってきたようです!!

本来であれば、「彩龍」を早速訪問したいところですが、
ミシュランの☆を失ってからの『龍天門』もご無沙汰である事に気づき、
「彩龍」の前に、まずは『龍天門』に伺ってみる事にしました。
数年ぶりに再訪となりましたが、変わらなぬ人気ぶりに驚きました!
夏休みという事もありますが、100席以上もあるテーブル席は全て満席でした!!
ディナーの予算は1人当たり10,000円〜20,000円の高級店が満席というのは、恐るべし東京です!!

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『龍天門』は、2012年11月より当時副料理長だった「 徳勝(とう とくかつ)」氏が料理長に就任しており、
現在に至ります。

乾杯
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まずは、生ビールで乾杯です!
もちろん銘柄は"ヱビス"です!!

焼物入り前菜の盛り合わせ
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前菜は、クラゲ、海老、煮こごりなどの冷菜に、焼き豚、蒸し鶏を加えた盛り合わせです。
お好みで、蚕豆で作った豆板醤または辛子でいただきます。
ビールがすすみます!

春巻き
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前菜の次は点心です。
パリパリサクサクに揚げられた春巻きは、ジューシーな餡にしっかり下味がついているため、
そのままでも美味しくいただけました!ビールもすすみます!

海老入り蒸し餃子
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プリップリッの海老をプルンとした皮で包み上品に蒸しあげられています。
海老の旨味でそのままで美味しくいただけました。

焼売
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メニューには焼売と書かれてあったので、はスタンダードな肉焼売を期待していましたが、
これまた海老の焼売!
たくさんの海老がギュッと詰め込まれており、海老の旨味が凝縮されています!
これはこれで美味しい焼売でした。

野菜と春雨の澄ましスープ 土鍋仕立て
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野菜と春雨の澄ましスープは土鍋にてテーブルまで運ばれ、スタッフが取り分けてくれました。
上湯スープをベースにし、野菜の旨味がたっぷりと溶け込んだ美味しいスープです。
あっさりと仕上げていますが深みがあります!

イカと野菜のあっさり炒め
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海の幸の料理は"イカと野菜のあっさり炒め"をセレクトしました。
大皿で運ばれスタッフが取り分けてくれます。
素材がよくないと出来ないあっさりした味付けで仕上げており、
烏賊と野菜の甘さが際立ちます!
また、むっちりとやわらかい烏賊の食感と、シャキシャキした食感の
ヤングコーン、アスパラ、ズッキーニなどの野菜との組み合わせがが面白い一皿でした。

細切り豚肉と野菜の炒め
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メインのお肉料理は、スタンダードな"細切り豚肉と野菜の炒め"セレクトしました。
こちらも大皿で用意され、スタッフが取り分けてくれます。
コクと旨味は弱く、町の中華屋さんとあまり変わらい見習いが作ったような出来栄えに、
大好物のメニューだけに正直期待外れでがっかりしました...........。
また、ピーマンがしんなりし過ぎていたのも残念でした。

ラードご飯
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メインは期待外れでしたが、気を取り直して食事です!
お食事は、『龍天門』の隠れ人気メニューである"ラードご飯"です!
"ラードご飯"とは??
まず、炊き立てのサラッとしたタイ米が木桶に入って運ばれてきます。
それをスタッフが、ペースト状の豚のラードと椎茸醤油を入れて、
よ〜くかき混ぜて提供するだけというシンプルながらメタボまっしぐらのメニューです!!
ラードのまろやかさと甘味、醤油の香りと塩分とが絶妙にマッチする通好みの逸品です。
ホテルの高級中華料理店にもB級グルメはあるんです!!
もともとまかないで裏メニューでしたが、様々なメディアに取り上げられ、
現在は表メニューになってしまいました。
ただし、3日前までに予約しないと食べる事が出来ませんのでご注意を!!
B級グルメではありますが、お値段は2,000円とA級です!!
写真はお茶碗に取り分けた"ラードご飯"と椎茸醤油です。

杏仁豆腐
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デザートは杏仁豆腐をセレクトしました。
トッピングが何もないため見た目はいまひとつですが、
この杏仁豆腐が絶品なのです!
とろーりと柔らかく、レンゲやスプーンはないとすくえない、
最近ではどこにでもあるタイプではありますが、
『龍天門』の杏仁豆腐は一味も二味も違います!?
杏仁の香りが高く、上品かつ優しい甘さで病み付きになる美味しさです。

途中期待外れのメニューはあったものの総合的には満足できる内容でした。
しかし、コストパフォーマンスは非常に悪いと私は思います.......。


撮影:2014年8月

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