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「心のなかで」 野村 英夫
陽を受けた果実が熟されてゆくやうに
心のなかで人生が熟されてくれるといい。
さうして街かどをゆく人達の
花のやうな姿が
それぞれの屋根の下に折り込まれる
人生のからくりと祝福とが
一つ残らず正しく読み取れてくれるといい。
さうして今まで微かだつたものの形が
教会の塔のやうに
空を切つてはつきり見えてくれるといい。
さうして淀んでゐた繰り言が
歌のやうに明るく
金のやうに重たくなつてくれるといい。
野村 英夫(のむら ひでお) 1917〜1948 東京青山出身。父は農林省官吏。祖父は吉田松陰の門弟であった。四季派の最年少の詩人。持病の肺結核で31歳で没。26歳のときカトリックの洗礼を受ける。フランシス・ジャムを愛読しその影響を受け翻訳したり小伝を書いた。
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充実した人生をっていつも想ってますヶド・・・
なんだか立ち止って休憩が多くて
周りの景色ばっかりみてる〜太陽が溢れるほど私の体の中に入ってこないかなぁ(*^-^)ニコ
[ kataoポン ]
2008/3/20(木) 午後 2:39
何だか八木重吉みたい…と思ってたら、略歴にカトリック教徒と書いてありびっくり。似た雰囲気があるのも納得です。
[ さくら ]
2008/3/20(木) 午後 8:29
kataoponnさん 確かに自分が思い描いた充実した人生を送れればいいのですが、なかなかです(^^;休憩ならいいけど、私はバックしています!
2008/3/20(木) 午後 8:55
さくらさん 八木重吉も洗礼を受けましたもんね。やはりそういう空気が詩にも当然現れてきますね!
2008/3/20(木) 午後 9:09
心の中でこうなるといいと願う。
カトリック教の教えなのでしょうか優しく響きます。
今このときが辛くても徐々に徐々に幸せに導いてくれるといいですね。いつかきっと教会の塔のごとく行きつく先がはっきりと見えてくるはず?今は熟れている途中ですきっと
2008/3/20(木) 午後 9:19
kaoriさん なにもかもはっきり見えてくると望むのか、人生のからくりは見えないほうがいいのか・・・ネ!今は人生が熟されていっているのでしょうか。
2008/3/20(木) 午後 10:00
「ひとは神とともにあって、ひととなる」のだそうです。
高校を卒業するまでイナカの教会に通って、子ども達は教会付属の幼稚園に通い、導かれてきたはずが・・・。です。
「神様助けて」なんて思わなくなった途端、自分のことでいっぱいです。
だから、この詩は今の自分のこころには痛い。かな^^;
ご都合主義のエセ・クリスチャンじゃ、神様も眉をひそめますね(苦笑)
[ - ]
2008/3/20(木) 午後 10:11
わたしは一体、何を書いてるんでしょう(>_<)
本題:この1年ちょっとの短い期間、わたしの人生は劇的に熟した…かも。です。
神様が用意してくれた?そんなことするわけないですねww
いろんな感情がろ過されて、最後に感謝だけが残ればいいなと…。
思いのほか梃子摺っていますが^^;
「神様は、そのひとが超えられない試練は与えない」そうですしね(>_<)
・・・全く都合のいい解釈でした^^;
[ - ]
2008/3/20(木) 午後 10:23
Coquilleさん 「神様助けて」と、ここ近年思うようになりました。特に信仰は何もしていないのですが(^^;それは自己都合でないこともあるのですが、元を辿れば利己的なことになるのかもしれません。私の場合!「神様は、そのひとが超えられない試練は与えない」・・・、この言葉は救いの言葉です。忘れ去っていましたが、思い出させてくれました。
2008/3/20(木) 午後 11:40
この遠藤周作さんのエッセイに出てきて
探してたんですけど見つかった良かった。
夭折した天才詩人
[ yukomiyata11 ]
2019/9/1(日) 午前 1:41