ばーみん便り

バーミンガム@英で暮らす日々の日記です。遊びにきてね

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昨夜の献立

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

London Philharmonic Orchestra

Kurt Masur Conductor
Anne-Sophie Mutter Violin

Beethoven Violin Concerto
Dvorák Symphony No 8 in G

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

昨晩のロンドン・フィルの演奏は、今まで聴いた中で、1・2を争うくらい興奮したコンサートでした。まだ余韻が続いていて、どうやって言葉で表せばいいか迷うくらいですが、とにかく、ほぼ満席のホールが地から揺れるほど観客が興奮していて、ヘトヘトのマズア爺さん(クルト・マズア)、ヨタヨタしながらアンコールに応えてくれました。

選曲も好みで、以前から楽しみにしていた甲斐ありました。

まずはベートーベンのバイオリン協奏曲。スイス発のムターは、パフォーマンスは余り派手で無いものの、実力派の余裕の構えで観客を魅了。音がシブイ!(というか、若くない)。マズア爺さんとは何度も演奏を重ねている仲のせいか、お互いの信頼関係がよく見えました。
余りに演奏が素晴らしかったせいか、ただの勘違いか、1楽章が終わった時に立ち上がって拍手した一団がいました。

ドボルザーク8番は、学生時代の思い出深い曲でもあり、一人でジーーーンと来てたわけですが、2楽章のあたまの弦の響き、ありゃ、やはりCDでなく生で聴いてこそと実感でした。(バヨリンの聴かせどころの余韻部で咳こんだヤツが居た…)
あと、目立たなかったものの、フルートがファースト・セカンド共に恐ろしく上手く、普段はそれほど管に目が行かない私も、今回のフルートの1st,2ndのオバちゃんたち(特に2楽章)には絶句でした。誰だろう、あれは。

いつもの余談/マズア爺さんについて:
爺さんは、旧東ドイツ出身で、東西統一の流れでつぶれていった指揮者組の中でも、上手く西に飛躍した人の一人だそうです。元々はドレスデンや、ライプチヒのゲヴァンド・ハウスなど東独で活躍していましたが、1989年10月、そう、あの東西統一の際に、東独当局に非武力を訴え(詳細以下☆)当時は次期首相候補にまで挙がっていた爺さん、これを機にNYに飛んで行き、上手く西側世界デビューを果たしました。そして今やロンドンフィル首席指揮者。

ちなみに爺さんの奥さんは、実は日本人だそうです。(トモコ・マズアという音楽家らしい)今回初めて知りました。
爺さん、里帰りと称して、日本にもっと出かけないのかなあ。。

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http://info.wlu.ca/~wwwgeog/special/viessman/Heuglin.htm より抜粋

On October 9th, 1989(ベルリンの壁崩壊に結びついたライプチヒでの民主化運動「月曜デモ」の日)

In the morning of that day, Kurt Masur, chief conductor of the Leipzig Gewandthausorchestra, had cancelled a rehearsal of Richard Strauss' symphonic poem "Till Eulenspiegel's Marry Pranks." He had more serious business to attend to. At 6pm, when some 70,000 demonstrators have gathered in downtown Leipzig, the public loudspeaker system in the city begins to blast a message which Masur and a few like-minded including two SED district secretaries have prepared during the day. The essence is: We need a peaceful dialogue about the continuation of socialism in our country. Please do not engage in any provocative acts of violence.

(ゲヴァンドハウスの首席指揮者だったマズア爺さん、リヒャルトの”ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら”のリハーサルをキャンセルした。この日はやるべきことがあったのだ。午後6時、ライプチヒ市内に7万人のデモが結集している中、市のスピーカー通じ、爺さんと同士((SED−ドイツ社会主義統一党/当時の支配政党のメンバー2名含む))が用意したメッセージが流れた。”社会主義体制
を我々の国で維持したければ、平和的解決が必要だ!挑発的暴力には断固反対する!!”)

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ホーネッカー(SED書記長)とマズアの関係も載ってます↓
http://www.fl.reitaku-u.ac.jp/~yokuno/Semi/Mauer.html

・・・・と、私の興味の赴くままに話が逸れて長々と書いてしまいましたが、爺さんの伝記が出ればぜひ読みたいと思いました。

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満員の観客から地響きが?私もその場にいたかった。昨夜は、宿舎でひな祭りのディナーでした。今日はドライビング・シオリーテスト初めて受けて合格でした。この勢いではなんとか3月中に実技試験を通りたい!と、強く思えば通るかな?

2006/3/5(日) 午前 3:07 [ - ]

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ついに合格!おめでとうございます。私が戻ってくる頃には、ぜひ運転を開始していてください(笑)そろそろ車庫で眠っている車の修理に取り掛かられてもよい頃かもしれませんね(笑)応援していますよ。

2006/3/5(日) 午前 7:47 [ momoko ]

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マズアとムターとロンドン・フィルは想像しただけで良さそうですね!ムターはすごいバヨリニストだと思います。実演でも小澤ボストン響のコンビで同曲を聴いた事がありますが、説得力の強い演奏でした!マズアの指揮はNYより欧州の方が合う気がします!爺さんの活躍を期待しますねー。すばらしいコンサートで良かったっすね!

2006/3/6(月) 午前 8:48 ぼぶ


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