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「軍国主義批判とんでもない」 外相、国際貢献を強調
町村信孝外相は6日、外務省での会合であいさつし、
「靖国神社に行ったから、
日本は軍国主義だとか批判もあるが、
とんでもないことで、
赤字国債を出してまで政府開発援助(ODA)を一生懸命出し続け、
90年代は世界一の供与額だったことは胸を張って国際社会に言える」と強調した。
小泉純一郎首相の靖国神社参拝に対する中韓両国の批判を念頭に置いた反論とみられる。
外相は日本のODAについて「平和な国家として諸外国の発展を助けることに大変な情熱を注いでいるという意味で、自信を持っていい」とも述べた。
−−温家宝首相ら首脳はみな日本側のいわゆる歴史認識にも言及するが
「中国の指導者に日本の歴史認識を非難する資格はない。
私は日本政府の戦争の歴史への対応にも批判的だが、
中国当局は大躍進の飢餓や文化大革命で何千万人という
自国民が命を奪われた歴史を隠している。
中国の教科書は教えない。
中国指導者は歴史の隠蔽(いんぺい)を自国民に謝罪して初めて他国に謝罪を求める資格が生まれる。
中国当局は特に日本に関する歴史を隠している。
戦後、中国が日本への戦争賠償権を放棄したことも
日本が中国に巨額の経済援助を与えていることも
中国国民はきちんと知らされない。
九五年の村山談話での日本の謝罪も中国一般には知らされなかったのだ」
−−日本側の中国への謝罪は報道されないということか
「そうだ。
謝罪に関していえば、
六四年に毛沢東主席が当時の
日本の社会党の佐々木更三、
黒田寿男両氏が戦争について謝罪しようとしたのに対し、
『謝る必要はない。
なぜなら中国人民(共産党)は
日本軍なしには権力を奪取できなかったからだ』と述べた記録がある。
その歴史は今や隠されている。
中国では共産党がすべてのマスコミや教育を支配しているのだ。
日本政府は歴史認識という道義的領域で中国の主張に押されないで、
逆に中国の国民の自由や人権、民主化などの拡大を強く求めるべきだ」
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