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温泉ライターの西村りえさんに誘われて、山形県・古寺鉱泉に泊まってきました。
なんでも、今年いっぱいで営業を辞めてしまうとか。
古寺鉱泉は、朝日連峰の登山口にある一軒宿(というより山小屋)。
20年くらい前、大朝日岳に登った後、日帰り入浴をしたことがありますが、
オンボロ宿だったなあ、というくらいであまりよく覚えてないし、
どうせ梅雨で山登りもしないだろうしなあと、山形の温泉めぐり1泊2日ドライブに。
▲温泉街の真ん中に立つ「尼湯」。他にすぐ近くの「滝の湯」、
少し離れた場所に「小町の湯」もあります。
▲中はこんな感じ。無人です。
りえさんとは小野川温泉で待ち合わせ。我が家から喜多方経由の下道で2時間30分くらいで到着、時間に余裕ができたので、共同湯「尼湯」に入浴しました。
入浴料は200円。券売機で買って着替えの棚の前にわかるように差し込んでおくシステムです。
お昼は近くにできたおしゃれな卵料理のレストランで、オムライス。美味しかったけど量が少ない。でも人気みたいでお客がたくさんいました。
「りんご温泉」に入ってから近くの「椚平の棚田」を見学。
ひめさゆりはもう終わりでしたが、ちょっとだけ咲いていました。
左沢(あてらさわ)の町でガソリンを入れ、古寺鉱泉への道を聞くと、
「えっ? 今から行くの? 真っ暗になるよ。道だってすごいよ」
と脅かされました。この時点で午後4時30分。
あと2時間は明るいし、そんなに離れてないし。
でも、20年くらい前は途中からずっと砂利道だった覚えが。そんなにひどい道ではなかった記憶があるけど、地元の人がこういうのだから、相当大変かも?
と覚悟していきましたが、何てことなし。冬季通行止め区間が1車線の峠道でしたが、退避場所も随所にあるし、古寺鉱泉の手前300mまでずっとしっかりした舗装でした。現在、新しく観光情報センターを建設中なので、工事の大型車も通るのだから、そんなに悪い道じゃないよね。古寺鉱泉へは、ここに車を置いて300mほど山道を歩きます。18時前にはちゃんと到着。なあんだ、脅かされて損した。
観光センターは来年春にオープン予定で、宿泊もできるそうです。
ただし、古寺鉱泉のお湯は引かないとか。なので、古寺鉱泉のお湯に入れるのは、今年が最後。宿も老朽化が激しいこともあり、廃業するそうです。
▲古寺鉱泉「朝陽館」。まさに、つげ義春ワールド
▲湯は冷鉱泉なので、加温しています。
左が加温する前の源泉。右が加温した浴槽。
なぜ、加温すると透明に?
お風呂は薪で温めているので、朝風呂は入れません。
▲山の幸中心の夕食。ヘルシー。右上のツブツブは山形名物「だし」
▲部屋はこんな感じ。自家発電で携帯も圏外。
部屋に電源はなく、廊下に共有のコンセントがありました。
タオルなどもないので、山小屋と心得たほうがよいです。
▲宿泊者はほかに1組、2人。渓流釣り目的の75歳男性。
東京・高井戸の小学校の同級生だそうです。
この次の日は団体の貸し切りだとかで、それなりに宿泊者はいるようです。
▲朝食もヘルシー。
2日間とも、梅雨の合間の晴れ間で雨に降られず、ラッキー。
朝日連峰もきれいに見えました。
米沢で「龍上海」のラーメンを食べ、
りえさんの電車の時間までまだ余裕があるので、
最後に間欠泉の露天風呂が名物の広河原温泉「湯の華」に
入ろうと向かったのですが、かなり進んだところで、
「本日、臨時休業」の貼り紙! がガガガーん!
途中から何度電話しても出なかったのは
留守だったからだったんですね。HPでも営業確認してきたのにー。
せめて留守電に入れてくれればよかったのに。
※広河原温泉はかなり山深く、長い砂利道の先にあります。
今回入った温泉
●小野川温泉「尼湯」
●りんご温泉
●古寺鉱泉
●柳川温泉
●舟唄温泉
今月はとある理由で鬱々しているので、気晴らしになってよかったです。
ほぼ、けんいちとしか話してなかったし。
りえさん、誘ってくれてありがとう。
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温泉
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2019年2月13日(水)、安達太良山へバックカントリースキーへ。
雪はパウダーで素晴らしかったのですが、上部は強風。
風で煽られて転倒してしまうほど。
このところ、私の膝、特に左膝がダメダメで、滑りがまったく楽しめません。
昔々、関節炎を2度、やったこといがあり、もともと左膝が弱いのですが、
このごろ、力が入りません。体重掛けるとつらいのでターンができない。
スピード出ると制御できない。どんどんへたくそになっている気がします。
もっと上手だったはずなんだけど。
それはさておき、安達太良山を降りてから土湯温泉へ行ってきました。
目的は、こけしのお届け。
昨年2月に母が亡くなり、実家にたくさんあるこけしを
どうしようか兄妹で話合っていたところでした。
もともと、こけしが好きなわけではなく、
父の会社の部下が我が家に来た際、こけしをお土産に持ってきてくれたとき、
母がお世辞で「私、こけし大好き」
と言ったら、その後、いろいろな人がこけしをお土産に持ってきてくれたのです。
中には1万円以上もするような、大きなものも10本近くありました。
捨てるのも気が引けるし、供養寺に持っていこうかとも思っていたのですが、
福島県の土湯温泉でこけし募集しているのを知り、
早速、実家から持ってきて、安達太良山の帰りに直接届けたのです。
どうやら、温泉街をこけしだらけにしよう、としているみたいです。
▲実家で箱詰め作業中。あらかた詰め終わったので、少ないですが、
40本ほどありました。10本を残し、30本を土湯温泉へ持っていきました。
ユキさん、お手伝いしています。
無事にこけしを届けてから、公共施設「サンスカイつちゆ」の中にある
共同湯「こけし湯」で入浴。
▲「こけし湯」は内湯のみですが、加水(熱いので)かけ流し。
灰色っぽい湯花も舞い、なかなかよいのです。
いつも地元客で賑わっていて、人気があるのです。
入浴料も良心的な250円!
※画像はHPから拝借
ああ、それなのに、2019年3月末で閉館になってしまいます。
老朽化が原因とのことですが…。
本当は、もうひとつの共同湯「中の湯」に客を呼びたいからでは、と推測します。
▲昨年4月にリニューアルオープンした、「中の湯」。
共同湯にあるまじき、入浴料500円!
キレイではありますが、浴室はあまり広くないし、
洗い場も少ない。
▲2種類の源泉を楽しめる、とのことですが、湯船が小さいし、
露天風呂もまったく風情がありません。
外観は大きいのに、なぜ浴室が狭いのかというと、
貸し切り風呂が4つもあるからです。
貸し切り風呂は50分で1500円(入浴料別途)!
高すぎます。
「こけし湯」に来ていた地元の皆さんも、口々に「中の湯」への
不満をおっしゃってました。湯量も少ないそうです。
地元の人にとっては日常的に使う共同湯に500円は高い。
地元客割引もない。何より、駐車場がないのが不便。
少し離れた観光協会前にも10台程度しか止められません。
もう2度と行かないという意見も多かったです。
私も、昨年夏に行ったとき、観光客らしき人が1人だけで、
地元の人は誰もいませんでした。
方や、「こけし湯」には何度も行ってますが、
いつ、どんな時間帯でも必ず4〜5人は入っています。
かといって観光客にとっては、あまり風情のない浴室に魅力は感じないし。
2種類の源泉を楽しむ目的で来る、温泉マニアな人にとっても、
それほど泉質の違いもない、無色透明な湯はそんなに魅力はないのでは?
同じ福島市内の飯坂温泉「鯖湖湯」(200円)のような風情もないし、
高湯温泉「あったか湯」(250円)のような、インパクトのある湯でもないし。
誰が、どういうコンセプトで「中の湯」をリニューアルしたのか、知りたいところです。
せめて、料金を300円くらいにすれば(リニューアル前は200円)、
いいのに、と思います。
土湯温泉、応援したいですが、「こけし湯」がなくなったら寄らないかも。
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バイクツーリング雑誌「OUTRIDER(アウトライダー)」の最新号が6月24日、発売されました。
かれこれ30年ほど前、創刊間もない「OUTRIDER」の読者同行取材で連れて行ってもらって以来のご縁です。現在は、温泉紹介記事を連載させていただいています。
2010年からなので、もう8年以上も続いています。早いですね。
▲特集は北海道です。行きたいなあ。2012年に行ったきりです。
ふつうのガイドブック的な紹介ではなく、私的な温泉エッセイという感じで自由にやらせてもらっています。広告がらみもないし、タイアップなどもないので、とてもありがたいです。
今回紹介したのは、山梨県の増富ラジウム温泉「不老閣」。
昨年7月に行きました。
山梨県の山間にある小さな温泉地ですが、全国屈指の、ラジウム成分を多く含む温泉です。ラジウムとは、いわゆる放射能です。微量の放射線が体を活性化させる効果があるといわれ、ガン治療のため湯治滞在する人も少なくありません。
▲こんな感じの、カラー見開き2ページの記事です。
古くからの読者も多く、雑誌もみなさん捨てずにずっと持ってるので、
一般的なガイドブックよりも、PR効果がある、かも?
自腹で宿泊・入浴しているので、忖度は一切、ありません。
私がプライベートで泊まってみて、よかったところを紹介する形なので、
宿泊時には取材だとは一言も言わず、勝手に写真を撮り、
掲載前に電話やメールでお伺いをするという感じです。
いい写真がないときは、先方にお借りすることもあります。
この宿の話ではないですが、
とある温泉界の先生などは、学生を引き連れて来て、
当然のように宿泊費を払わず帰ろうとしたこともあったそうな。
うーん、そういうの、どうなんでしょうね。
▲「不老閣」の名物は、この岩風呂。底からプクプクと湧き出しています。
でも、冷たい! 夏じゃないと無理かも。
朝7時、女性専用時間に我先に行ってセルフ撮影。
裸で行ったり来たりするので、誰かに見られたらとっても恥ずかしい場面です。
▲岩風呂の横には神棚まであります。
加温浴槽もあるので、岩風呂で冷えた体を温めて交互に浸かります。
▲源泉は5つあり、そのうちのひとつが「アトムの湯」。
ラジウム効果は「最強」だそうです。
▲旅館部ではなく、湯治部屋に泊まりました。
標高1000mなので、夏は涼しくていいのですが、冬は寒すぎて使えないため、9月末までです。
素泊まり4000円(税別)でした。食事も頼めますが、自炊設備もあります。
▲見事なヤマユリがあちこちに咲いていました。
詳しくは、記事を読んでいただくか、ネットでいろいろ調べてみてください。
次回はどこにしようかな。どこかいいところがあれば、教えてください。
私的基準は、以下。
(1)源泉かけ流し(一部でも併用式でもOK)、
(2)宿の場合は、1泊2食2万円以下。コスパがよければよいほどうれしい。
(3)バイクで行けるところ(歩いて10分程度なら可。例・北温泉など)
ぜひ、よろしくお願いします。
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バイク旅に特化した、ツーリング専門誌「OUTRIDER」が4月24日、
発売になっています。
私の温泉紹介記事は2010年から連載させていただいています。
今回、紹介したのは奥日光の日光湯元温泉。
民宿や旅館もありますが、私がオススメしているのは、「温泉寺」。
お寺で日帰り入浴ができるんです!
しかも、極上の酸性硫黄泉!
お寺は源泉地帯のすぐ脇にあり、プクプクと自然に湧き出す激熱の湯を
贅沢に掛け流しているんですよー。
▲お寺のすぐ裏手にある源泉地帯。小さな小屋は各宿の源泉ですが、
あちこちからプクプクとお湯が湧きだしている様子が見られます。
一般誌の温泉紹介と違って、バイクツーリング雑誌なので、
その季節にふさわしい場所にある温泉をチョイスします。
奥日光は高原なので、まだちょっと風が冷たいけれど、
新緑がきれいですよー。
日本には温泉も神社仏閣も多いのに、温泉入浴できるお寺、神社はごくわずか。
他には、恐山菩提寺(青森県)、有久寺温泉(三重県)、紫尾神社(鹿児島県)ほか、
数えるほどなので、ぜひぜひ、奥日光へ行ったら温泉寺へ!
※温泉施設との癒着や忖度はまったくありません。
入浴料金や宿泊料金も、きちんと払っています。
わざわざ取材に行くのではなく、私が普段から行っている温泉の中から、
その季節に合った、なおかつエリア的に偏りがないよう、
毎回、考えて紹介しています。
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バイクツーリング雑誌「OUTRIDER」(隔月刊)の最新号が、
2月24日に発売されています。
2010年から連載させていただいている、私の温泉紹介記事、
今回は奈良県「吉野温泉元湯」です。
吉野といえば、吉野山。言わずと知れた日本屈指の桜の名所です。
桜にはまだちょっと早いけれど、次号発売は4月24日なので。
カラー見開き2ページで、普通の温泉ガイドというより、内容は私的温泉エッセイ。
好きなように書かせてもらっています。
温泉のチョイスも編集部からは何の注文もなく、
他記事と重ならなければOK。
ただし、バイクツーリング雑誌なので、
その時期にバイクで行けるところを選びます。
なので、雪景色の温泉が紹介できないため、
12月発売号と2月発売号はエリアが限定されてしまうのがややネックかな。
桜の時期の吉野山。下千本から中千本、上千本、奥千本まで1ケ月近くかけて咲きます。ソメイヨシノではなく、シロヤマザクラという種類の桜が多いんです。
記事中には使われなかったけれど、吉野温泉元湯の湯面には、ごらんのように温泉成分が固まって膜ができていました。こういうのが温泉好きにはたまらないんです。
看板犬の「テツ」です。ぜひ会いに行ってください。
吉野山は昨年春、「ツーリングマップル」の取材で行きました。
1BOX車にカブを積み込み、関宿のゲストハウスに車を置かせてもらってバイクを下ろし、桜を巡って3日間、あちこち走ったのですが、天気にも恵まれて最高でした。
今年もまた桜の季節に行かなくちゃ。
明日香村の風景です。
宇陀の又兵衛桜もちょうど満開。福島の滝桜に似ているけれど、
滝桜のほうが、樹齢も高い分、貫禄があるかな。
明日香村は大好きなので、毎年来ています。秋の彼岸花もキレイなんですよ。
関西の桜開花まであと1ケ月。今年はどこへ行こうか検討中です。 |






