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勇気のラブレター はやしきりん ラブレターをもらえなかったことに ずっと コンプレックスをもっていた 勇気を出して 自分で自分にラブレターを書いて ある日 ついに ポストに入れた 次の日に我が家へ届いた 私よりも先に 開いて読んでいたのは 母だった パートタイマーをずる休みして メロドラマを見終わっていた母の手から 引き抜いて 真っ赤な顔でぐしゃぐしゃにした白い封筒と便箋 生まれて初めて 最初で最後 私が書いたラブレター 人生でたった一度だけ 私がもらったラブレター 母は少しだけ嬉しそうな顔をして微笑んでいた 「私の娘も捨てたもんじゃないわね」 冗談で書いた手紙だとは 恥ずかしくて 言い出せなかった わざと男らしく荒っぽい字にしようと 大きく書いた 学校じゅうで1番かわいいです すれちがうたび毎日ドキドキしています ぼくは絵を描くのが好きです 今度デッサンのモデルになってほしいです 4Bの鉛筆の 黒々とした自分の文字 あれからずっと青春の1ページから消したくて 私は今も 消しゴムを握るたび 手に力が入る はやしきりん(林木林) web詩集『勇気の詩集』より (C)Copyright Kirin Hayashi all right reserved._〆J⌒−⌒J |
web詩集『勇気の詩集』
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googleで「林木林」さんを検索すると、すぐに出てくるのが、「島田啓介のVoice in Voice」の「林木林(うにまる)さんへの一方的なラブレター」ですよね。ラブレターもらえるようになって良かったですね。きっとこれからいっぱいラブレターが来ますよ。
2008/2/25(月) 午後 5:26 [ 茶猫 ]
ラブレター捏造の笑える思い出の詩でした。もしかすると、人が一生もらって嬉しい物の1つにラブレターも入ってるのかもしれませんね。
2008/2/26(火) 午後 9:52
読んでいてほのぼのとした気持ちになりました。
2008/2/27(水) 午後 10:19 [ たい焼き大好き ]
読んで頂いて嬉しいです。どうもありがとうございます♪
2008/2/29(金) 午前 0:31
最後の三行、いいですね。そして最後の段落があって「手に力が入る」。詩を書くって、言葉をどう大事に使うかっていうことなんですね。あと読み手のイメージをどのくらいふくらませられるかっていう。
2008/2/29(金) 午後 3:51 [ - ]
ほんとほのぼのとします。良いな、良いな、良いな。ポチ!
2008/3/1(土) 午後 11:48
あ〜・・・・癒されます
2008/3/2(日) 午前 6:38 [ tok*tok*q* ]
林さんのとつとつとした朗読の声が聞こえてきそうな詩です。
「学校じゅうで1番かわいいです」がいいです。とても。
2008/3/3(月) 午前 1:22
tetuさん、ほんとにそうですね。詩は短い作品なので、一つ一つの言葉が作品全体に及ぼす影響が大きくなりますね。小さな作品の中でどれくらいイメージを膨らませるか、短歌や俳句も同様ですね。
2008/3/4(火) 午前 0:15
たろうさん、ありがとうございます☆嬉しいです♪
2008/3/4(火) 午前 0:16
tokotokoqqさん、読んで頂きどうもありがとうございます♪
2008/3/4(火) 午前 0:17
ごくろう君さん、ありがとうございます。「学校じゅうで1番かわいいです」は、この作品の一押しフレーズです。
2008/3/4(火) 午前 0:27
こんにちわ はじめまして まるこ 67歳です
連休も 終わりましたね 今日から 又 お仕
事ですね ご苦労様です おきばりやす
2008/5/7(水) 午前 0:45 [ 女社長 ]