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彼氏は芸能人(13)1-2 ・・・幸せにします・・・ 私の名前は桜井理美(りみ)彼の名は鐘井誠 近い将来に大スターになっていく彼との恋愛を綴った。 これまでのあらすじ! 初めから読みたい方は⇒こちら 桜井理美と鐘井誠は恋人同士である。高校卒業と同時に理美は大学へ、誠はスターへの道を歩む。 1年ぶりに里帰りした誠に理美は不安を感じるが、誠の気持ちを知り安心するのだった。誠に一緒にいたいと告げられた理美は誠の待つ鐘井家へと向い誠の部屋でお互いを確認する。卒業した高校へと向かった誠と理美は誠の人気に驚く。又自宅へもマスコミが張り込み誠の帰りを待つが、友達とタクシーの運転手の協力を得て無事自宅へと戻るのだった。思いもしない人気に驚く二人だが、明日には帰ってしまう誠を思うと理美は寂しさがこみ上げ、母由美子、父清輝の前で泣いてしまうのだった。 理美が寂しさのあまり父母の前で泣いてしまったことを誠は知る由もない。が、誠の理美に対する思いは深くなるばかり、誠は思い切ってある行動をとるのだった。 じゃぁ、母さん父さん行ってくるね。 誠、気をつけていくんだよ。 うん、行ってきます。 行ってきまーすお母さん。お父さん。 はぃはぃ、行ってらっしゃい理美ちゃん。 げ、理美にだけはめっちゃ優しいんだから。 ふふ、私のお母さんだもん。 あ、言ったなぁ〜〜こいつ。 あはは・・・ 誠は裏玄関をゆっくり開けて外を覗いた。 あ、坂本さん待っててくれてるな。 誠は携帯をとり、坂本に電話をするのだった。 坂本さん、今そちらへ向かいます。 おや、誠さん、了解ですよ。 周囲に6名ほどマスコミがカメラもって待機しているようですが、どうなされますか? 正面は20数名隠れていますよ。 エェーー。。そんなに!? はい、こちらへ来る前に確認してきましたから。 す、すいません。ありがとうございます。 はは、理美! ん? 理美先に行って、タクシーに乗って! うん、誠は? 理美が乗って奥に移ったら 飛び出して乗り込むから うん、わかった。 理美は、わざとらしく、玄関からでながら大きな声で・・・ おばさんありがとう♪また今度ねぇ〜〜と芝居をするのだった。 わ、理美、やっぱおまえ天才だわ!あは マスコミの記者は前日、誠がタクシーで逃げ、自宅へは戻っていないとばかり思っていた。張り込み中の記者は前日からいたようで、誠が家に居ることを知らなかった。 そして、関係者とも違うようだとただ見ているだけだった。 その時、 ダダダーーーっと駆け出す影 あっ、というまに誠はタクシーに乗り込み、スタートをするのであった。 記者たちは、あれ、もしかして、鐘井誠じゃないか? あ、何言ってんだよ、昨日から張り込んでるが、本人が帰った形跡はないぞ。 じゃ、先に出た女の子は誰だ? あ、家族か親戚じゃね? 待て待て、じゃぁねおばさんとか言ってたぞ! 親戚ならなぜ裏口から出るんだよ。 それと今日は誰も鐘井家には訪問者いないぞ ま、さか、・・・ すでに誠と理美の乗ったタクシーは国道へと出ていた。 誠さん、さすがですね。 いえそんな、 おじさん、昨日はありがとうございました。 おやおや、昨日の誠くんの彼女さんですか。 元気そうでなによりですね。 坂本眞一です、よろしくお願いしますね。 はぃ、こちらこそ。私は桜井理美と申します。 お世話になりっぱなしですみません。 いえいえ、楽しく仕事をさせてもらっていますから。大丈夫ですよ。 誠くん、○○町でしたね。 はぃ、お願いします。 えっ、誠、最初に寄るってどこ? ああ、ついたらわかるからさ。。。 タクシーは国道を法定速度違反ぎりぎりで突っ走るのだった。 誠くん、 はい、なんでしょう。 向こうに着いたときの対策は大丈夫でしょうか? はぃ、連絡もしてありますし、喜んで迎えてくれるはずです。 そうですか、・・・とにっこり微笑む坂本眞一だった。 何が何やらさっぱりわからない理美は2人を見て不満顔である。 あはは、理美、そう怒んないで・・・ さぁ、つきましたよ。 ○○ジュエリー宝石代理店前 理美行くぞ。。。 えっ、何、どこに ついておいで・・ 誠について店のドアを開くと いらっしゃいませと多くの店のスタッフが拍手をしながら迎えてくれた。 お店の店長が嶺井誠様、お待ちしておりました。 どうぞ、奥のほうへ と、案内をするのだった。 理美はその光景を見て、・・・ 何なに??どうなってるの・・・とびっくり顔である。 店のスタッフは皆正装で、いかにも高級店であることがわかった。 理美、おいでよ。 う、うん 理美は誠の後ろから歩いていく。。。 誠様の申されました種類をいくつかご用意させていただきました。 気に入っていただけるものがあるとよろしいのですが・・・ そう言って、店長は応接室に通された誠に話すのだった。 よろしくお願いします。 誠、 ん? 何? 何するの? あはは、今もってくるはずだから、それをみて理美が決めるんだ。 何?何を決めるの? まぁ、いいから、見たらわかるよ。 女性スタッフが、黒光りの箱を持ってきた。 誠様、こちらがおおせの「6月の誕生石」ムーンストーンでございます。 わぁ、綺麗な宝石 箱の中には大小いくつかのムーンストーンの指輪とネックレスが入っていた。 誠、こ、これって? ああ、どうしても理美にプレゼントしたかったんだよ。 え、絶対高いから、いらないから 理美、俺はこの1年間、給料一円も使ってないんだ。 予算だって前もって店長には相談してある。 安心して受け取ってくれないか。 誠・・・ 誠は理美に対して何かをするとき、必ず理美だけのために行動する。 それは高校時代から変わらなかった。 理美は、誠の目をみながら、 うん、わかった。 あ、理美、指輪とネックレスの二つ選ぶんだよ。 エェーーーーー! 思わず大声を出す理美 スタッフは皆、微笑むのだった。 店長は言った。 大丈夫ですよ。誠様から特別な方と伺いたい旨、お電話を頂戴いたしました。 お話を伺いしましてから、こちらの商品を準備させていただきましたので。 は、はぁ〜 理美、ゆっくり選んで・・・ う、うん 誠様、少々よろしいでしょうか。 はい、なんでしょう。 と、店長に呼ばれ応接室を出るのだった。 女性店員が一人残っている・・・
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