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彼氏は芸能人(8)1-2 私の名前は桜井理美(りみ)彼の名は鐘井誠 近い将来に大スターになっていく彼との恋愛を綴った。 これまでのあらすじ! 桜井理美は仲良しの鐘井誠から告白され理美も誠への気持ちに気づき二人は付き合いはじめた。 高校卒業と同時に理美は大学へ、誠はスターへの道を歩む。1年ぶりに里帰りした誠に理美は喜びと不安を感 じるが、誠の気持ちを知り安心するのだった。誠に一緒にいたいと告げられた理美は誠の待つ鐘井家へと向か い誠の部屋で記念の日を迎えるのだった。理美に言われ誠はこれまでのオーディションから仕事までの事を父 母に話すのだった。 初めから読みたい方は→ 彼氏は芸能人(1) 彼氏は芸能人(2) 彼氏は芸能人(3) 彼氏は芸能人(4)1-2 彼氏は芸能人(4)2-2 彼氏は芸能人(5) 彼氏は芸能人(6)1-2 彼氏は芸能人(6)2-2 彼氏は芸能人(7)1-2 彼氏は芸能人(7)2-2 そうか、オーディションからのいきさつは大体わかったよ。 で、仕事はうまくいっているのかい? 誠が東京へ出発する前、母由美子は父清輝に言われた事があった。 誠の仕事はあってないような物、人気が出れば波に乗るが、出なければ帰ってくるだけ。 芸能界っていうのは、そんなもんだよ。毎年何十、何百人とデビューするようだが売れるのはひとにぎりだと 聞いたことがある。 母さん、誠から連絡が来るまでは、こちらからとやかく言わず、黙っていよう。 由美子は清輝の言葉に頷きながら、さすが私の愛するダーリンと抱きしめたのだった。 ああ、なんとか映画の撮影も終わったんだ。 これからが忙しくなると思うけどね。一応説明しておくね。 オーディションで合格してあとが大変だったんだ。 挨拶まわりから始まってさ、毎日毎日、名前言って[^ェ^] よろしく!おねがいしまーす。だ。(笑) そして言葉の話し方だろ、歌、踊り、レッスンだらけさ。 でもさ、安心する事もあったりして。 正式にあなたのマネージャーに決まりましたからって 華彩さんて言うんだけどね、俺って何も知らないじゃん 全部わかりやすく教えてくれるんだよ。仕事には厳しいけどね。 まぁ、いろいろあって映画の撮影も終わりました。主題歌のレコーディングも終わってるしね。 あとはデビュー後のレコーディングと日程調整くらいだって。 映画の上映も決まっててあちこちポスター貼ってる・・みたいだった。(笑) そうなのか、一応うまくは行っているんだな。父清輝が話した。 父清輝はテレビドラマはよくみるが、歌や踊りには、さほど興味はないが、テレビで息子の映画の関連さえも 見たことがないと心配していたようだった。 ああ、親父、まぁ見ててくれよ。売れるか売れないかはわかんないけどね(笑) 売れなければ、その時はまた一から出直しだ。 最初からレッスンと映画撮影の二重進行でさ。流石に俺も疲れて落ち込んだ時にさ、 理美には話したけど、遠藤監督の活が入って絶対やってやるって気持に変わったんだ。 それまで以上にがんばれたと思うんだよ。だから、今は見ててくれ、親父、お袋 理美は笑顔で自信を持って報告する誠を見て嬉しくも頼もしくも思うのだった。 そだ、理美、久しぶりに学校行ってみようぜ! えっ、学校って卒業した高校? あたりまえじゃん。といっても、休みか。まぁいいや、久々に母校を見てみたいなぁ〜って思っていたんだ。 ぅん、いいよ、誠とならどこでも行きたい。 あらあら、焼かせてくれるじゃないかい。二人共 ぁ、ごめんなさい。 いいのよ、理美ちゃん。 今のうちに甘えるだけ甘えちゃいなさい。 誠!いいかい!しっかりと理美ちゃんを守るんだよ! あは、おぅ、わかってるよ、母さん。 準備をして2人は卒業した高校へと向かうのだった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 正門は、あ、開いてるぞ。 運動場ではクラブ活動で、意外と多くの生徒がいた。職員室を覗くが、今日はクラブの顧問意外はきていない ようだった。 懐しいねぇ〜〜誠 そうだな、あの頃理美と歩いた校庭が昨日みたいだ。 ふふ、誠ったら。。。 誠は理美の手を握り、 理美、 ん?なに、誠 俺、頑張るから・・・ ぅん、頑張って・・・ と、その時クラブ活動からの帰りの女子生徒たちがすれ違う 一人の生徒が、あっ、今の人鐘井誠じゃなぃ? えっ、ほら、うちの学校の先輩でデビューするじゃない。 映画の主人公「君を守るために僕はいる」って映画のうちの学校の先輩よ! 私予告編見てひと目でファンになったもん。 もう、予告編だけで人気No1の速報だって。 まさかぁ〜ここにくるわけないでしょ〜 だって、学校の先輩だし・・・ 続きは「彼氏は芸能人(7)2-2へと続きます
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小説
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こちらは「彼氏は芸能人(7)1-2」の続きでありまする。 ふ〜ん 俺そんなんやったこともないしさ、台本なんて覚えきれないし・・・ えっ!覚えきれなかったの? あは、大体の演技内容だけは覚えてたから、ほとんどアドリブでさ、 ある女性を助ける役なんだけど、その女性を理美と思って喋った! ぁ、なるほどね・・・母は言った 審査員からは、君ね、台本覚えてないのって言われてさぁ〜 すいません、覚えきれませんでした。って 初めてで緊張しちゃって・・・って そしたら、審査員が、じゃぁどうして今の言葉が出たんだい って言うからさぁ〜 俺の彼女だったら、絶対に守るって思ったら、こんな感じになってしまいました。って言ったんだよ。 審査員全員が、ほ〜っとうなづいちゃってさ。おかしいよな? 誠、 えっ? 彼女がいる事も前もって言っちゃったの? ぅん、理美だけが俺の大切な彼女だもん 誠ーーー 思わず誠に抱きつく理美であった! こら! 母由美子の一声! ぁ、ごめんなさい。。。 で、他は? あとさ、歌なんだけどね、 ぅんぅん、 みんな緊張してるみたいで音声が外れたりしてたんだよ。うまい人もいるにはいたんだけどさ。 俺なんて、はじめから受かるつもりなんてなかったから、 歌は得意だったしさ。 へへ、その・・・理美を思っておもいきり歌ったんだ。 人前で、しかも審査でうたうのは初めてだったけど、理美の事だけ 考えてたら、なんでもなかった。 あは、あんたの考え方って、私にそっくりじゃないの・・・母由美子は言った。 あは、そう言われたら、そっかもね!母さん! そこで、やっぱり審査員に。「どうしてそこまで心のこもった歌い方ができるのか不思議だ」ってね 「驚きをかくせないな・・・君には」って、言われたんだよ。 理美は目を閉じながら、誠から聞かされた昨日の言葉を想い出していた。 一次試験はなぜか通ってさ、二次試験となぜか通った人の中に俺の名前が残っててさぁ〜〜俺ってもしかして ラッキーみたいな。。。 で、その日は終了したんだけど、二日目も同じような面接があってさ、いろんな事聞かれるんだ。 どんな? 普通の話しなんだよ、それがさ。 友達の話しとか、彼女の話しとかいろいろと聞いてくるわけ 俺は自分なりに考えを言ったけど、喧嘩したことはとか聞かれて その原因とかも聞かれたりしたんだ。 まぁ、俺は合格とかあまり考えてなかったから、笑って話したけどね。 三名の面接官がいてさ、一人の面接官がさ、 君、彼女がいるそうだが、それでここの試験受かると思うのかい? って聞かれて、えっ?いたらダメなんですか?って聞き返したんだ? そしたら、三名とも大笑いしてさ? 何がなんやらさっぱりだったよ。 それから、合格者3名に絞られた中に、俺、なぜか残っちゃってて。で、次の朝携帯に連絡があったんだ。 ぅんぅん 連絡くれた担当者から最終になりますので、スーツできてください! なんて言われちゃって! あんたスーツってあったの? ないよーーー! びっくりしたよ!慌ててさぁー、担当者にそのこと話したんだ。 エェーーーって、なってさ!すぐ出られますかって聞かれて、(^-^)/ハィって答えた。 そしたら、担当者が迎えに来てくれてさ、俺に合いそうな背広を買いに行くわけよ! えぇーーーーーーーなんでぇーー??? 知らないよーーー!! これって高くないですか?俺、金持ってませんよって!! そしたら、その担当者が、いいんです。何も聞かずについてきてくださいって支払い終わって、 そのまま美容院に連れてかれてさ! そこで7名くらいの人たちが待ってるんだ。 エェーーーーーーーー!! 髪は切るは化粧はされるは、 ダァーーーーーーーーーーーーって発狂しそうだったよ。。 ワハハ。。。お前は我慢できんだろうなぁーーー!! 父清輝は誠の話しにずっと耳を傾けていたが、うんうんうなづきながらも 感心しながら母由美子と清輝の良い性格があらわれているに違いないと思うのであった。ソッカ? で、どうなったの?由美子は清輝の口を抑えながら聞いた。 うん、そのあと、面接は3時からなんだけど、1時に面接会場に向かってさ、 会場は3階なんだけど、2階の方へ行くわけよ。 ぅんぅん で、2階につくと2人の男性がいてさ、廊下で歩く練習! はっ?なんで? いや、ちょっとわかんないんだけど、俺って歩き方少しガニ股らしくて(笑) 真っ直ぐに、そうそう、モデルのようにスマートに歩くようにって、 そうじゃない!こうだ、こう!!背筋を伸ばしてって強制的に直されちゃった。 で、最後の面接に向かったんだよ。 そこでは大勢の人がいてさ。びっくりだったな。 どっかの社長みたいな人とか、そそ、遠藤監督もいた。 そこのスタッフもみんなカッコよくて男も女もみんなスーツでさ。 俺ら3人はそれぞれ指定された壇上の椅子に座らされてね、 そこでびっくりしたんだ!。 何? 俺ら3人の面接の場面が全部ビデオに撮られてて、それが会場のみんなの 前で見せられるんだよ。 へぇ〜〜〜 wって驚いちゃってさ。 ビデオが終わってから、一人一人呼ばれて壇上の真ん中で氏名とアピールをするんだ。 乗り込んだ船っていうか、どうにでもなれって、言われたように歩いた(笑) 誠はなんて言ったの? 俺はさぁ〜 何もわからない素人です。、一生懸命やる事しかできませんって! ただ、彼女を悲しませるような事だけは絶対にしませんって。(笑) そしたら、会場から拍手がきちゃってさぁ〜。。恥ずかしかったな。アハ 由美子も清輝もうんうん頷きながら聞いている・・・ 彼女の話しなんかしてるのって俺だけじゃん。 もとより合格なんて思ってないからさスーツどうしよう? 金ないし!それだけが心配だった。(笑) で?早く続きをいいな!由美子は急かす。 あは、そのあと1時間後にこの場所で合格者を発表しますっていうから その場からは一旦出て、俺を連れてきてくれた担当者を探したんだよ。 そしたら担当者も俺を探してて、一階のロビーで珈琲でも飲みましょうか、 って言うから俺もスーツや美容院の事とかあるんでついて行ったんだ。 すみません、 スーツと美容院代は地元に帰って仕事してお支払いしますからって。 うんうん、母由美子は頷いている。 すると担当者はね、こう言うんだよ。私の目に狂いがなければあなたが合格しますって! へぇ〜〜 ですから、合格したらお礼だけで結構ですからと言われてさ。 はぁ〜なんで、じゃ支払いはどうするの?由美子は聞いた。 なんでも会社の接待費から落とすってさ! なんなんだぃ、その担当者って! あは、今の俺のマネージャーだ。 エェーーーーーーーー! そぅなんだ。 そそ、一度誠くんの彼女にも会ってみたいですねって言われたよ。(笑) で、1時間後の合格者発表で名前が呼ばれちゃったんだよ。な、簡単だろ! あんたねぇーーー!まぁ、誠のことだからいっか、由美子は言った あれ、母さん喜んでくれないのかよ! そりゃね、息子が芸能人になれば、家も有名になるかもね。 それよりも、私は理美ちゃんのことだけが心配なんだよ。 あんた、ずっと東京にいて理美ちゃんはどうするのさ? わかってるんだろうね。 母さん、俺、理美のことしか頭にないんだ。 だから、大物になれるよう頑張るし、最低二ヶ月に一度は帰ってくるから! ふ〜ん、それでいいのかい?理美ちゃんはどうなの? 理美はうつむいて聞いていたが、話しをふられ、 由美子お母さん、今は2人ともできる事からしか始められません。 ぅんぅん、 ですから、私は誠が帰ってくるまで私なりにできる事を頑張りたいです。 エライ!よく言ったぞ理美ちゃん!清輝がドデカイ声で言った。 そぅなの?それでいいの? はぃ、今はそれしか考えられないんです。ごめんなさい。 別に謝ることじゃないんだよ。 月日が経てばみんな大人になるだろうし、 互いの責任もしっかりとするだろうしね 誠! はぃ、はい!!なんだよ母さん大きな声だして あんた、理美ちゃんを泣かすような事があったら、母さん許さないからね。 ゲ、母さん、 理美ちゃんは私の可愛い娘なんだからね! ああ、ありがとう母さん。俺ちゃんと約束守るから! 親子の会話に理美は自分の事でこんなにも心配してくれている。 そう思うと涙がとまらなかった・・・。 あらあら、また泣かせちゃったよ。 誠ーーーーーーー!!! 俺のせいかよ! 拭いてあげなさい。 はい。。。誠は黙って理美の涙を拭いてやるのだった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ とまぁ、やれやれでございました。 読んでいただいている方も一人くらいはいるかと・・・汗 次回の更新をお待ちくださいましょ。 byたか。。。
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彼氏は芸能人(7) 私の名前は桜井理美(りみ)彼の名は鐘井誠 近い将来に大スターになっていく彼との恋愛を綴った。 これまでのあらすじ! 桜井理美は仲良しの鐘井誠から告白され理美も誠への気持ちに気づき二人は付き合いはじめた。 高校卒業と同時に理美は大学へ、誠はスターへの道を歩む。1年ぶりに里帰りした誠に理美は喜びと不安を感 じるが、誠の気持ちを知り安心するのだった。誠に一緒にいたいと告げられた理美は誠の待つ鐘井家へと向か った。訪れた鐘井家では誠の母由美子、父清輝の仲の良さに憧れを抱く理美であった。それを眺めながら誠と 理美は誠の部屋へと向かうのだった。しかし、母乱入で誠の夢は母由美子の武勇伝と恋愛話へと変わってゆく のだった。。。 初めから読みたい方は→ 彼氏は芸能人(1) 彼氏は芸能人(2) 彼氏は芸能人(3) 彼氏は芸能人(4)1-2 彼氏は芸能人(4)2-2 彼氏は芸能人(5) 彼氏は芸能人(6)1-2 彼氏は芸能人(6)2-2 誠と理美は、母由美子の父清輝との恋愛話しに飲み込まれすでにに夜中になっていた。 さぁって、そろそろ眠ろうかね。 母由美子はビールで少し酔ったかふらふらしながら、立ち上がり、 誠ー----!!! えっ何母さん 私の理美ちゃんに変な真似すんじゃないよ。 じゃぁね、理美ちゃん、今日は疲れたでしょ。ぐっすり(=´ω`)ノおやすみだょぅぁ、顔文字まじった。。(笑) と言いつつ階段を降りていくのだった。 理美、楽しかったな。 ぅん、誠のお母さんやっぱり素敵。 本当か〜〜? うふ、少し怖いけど・・・ わはは、そうだよなぁ〜〜〜息子の俺だって怖いもん。 二人はパジャマに着替えベッドに潜り込んだ。向かい合う形で見つめ合う二人だが、緊張のあまり誠は声も出 なかった。ただ、じっと理美を見つめるだけである。 なぁに、誠、ずっと見てるけど・・・ あっ、あは、理美が目の前に、しかも俺のベッドで一緒なんだなぁ〜って 可愛いなぁ〜って、綺麗過ぎて嘘みたいだ。とか思ったりして・・・ 誠、 何? 私、本当に今日は泣いてばかりだった・・・ あぁ、そうだね 嬉しかったり、怖かったり、笑い涙だったり でも、でもね、誠の家に来るのはそのつもりできたの 誠の彼女は私で、私の彼氏は誠しかいないって・・・ だから、東京へ戻っても私だけをずっと思ってくれる? 理美は誠を見つめながら涙に溢れていた。 理美、 誠は理美を強く抱きしめる 長い月日は二人の門出を祝うかのような時間を与えた 窓の外は暗闇を照らす満月、その月明かりの中、二人の愛は熱く燃え上がるのだった。 1年の空白など二人には関係なかった。互いに思い合う心と心に隙間などあり得なかった。 信じあう気持、ただそれだけで空白を乗り越えてきたのだった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ほらほら、起きてーーーーーーーーーーーー 母由美子の声が誠の部屋に響く! 誠は目が覚め、隣りに理美がいない事に気づくとバッと飛び起きて 階段を降りていくのだった。 理美は母親と朝ごはんの準備をしていた。 おはよーー♬ はぁー驚いた。理美が帰っちゃったのかと思ったよ! はぁ〜何寝ぼけてるんだろうね、この子は ほら、お味噌汁できてるから鍋ごと運んで!! はーぃ 理美は卵焼きをつくりながら、くすくすと笑っていた。 誠ーお父さん起こしといで! あぁ、わかったーーー 鐘井家での朝食である・・・ 誠と理美は向かい合わせでお互いに目を合わせるが照れていた。 あら、あんたたち昨日と雰囲気が違うわね! えっ! 誠も理美もびっくりするのだった。。。 ぁ、疲れてぐっすり眠っていたから・・・ハハ でも、一晩でこうも変わるかしら・・・? 味噌汁を飲みながら喉につかえた誠は、 ブハーーとこぼすのであった。・・・・・・・・・ザマミロ(笑) ゴホゴホ、何言ってんだよ母さん! 夜中まで話しこんで大笑いさせてたじゃないか。 ごまかす誠は必死であった。。。 それもそうねと卵焼きを口にする由美子母 ぅーん、この卵焼きおぃしいわ! さすが理美ちゃんね。 えっ、普通の焼き方です・・・声は小さくなっていった。 (^^;汗・・・ 朝食もすみ、部屋に戻った誠と理美は確かめ合った余韻をかみしめつつも、自然に唇を重ねるのだった。 理美、ありがとう 誠、・・・ 俺、絶対頑張るから ぅん、頑張って、私も頑張る 誠も一つ一つ階段を登るようにしっかりね ああ、俺、理美がいつもそばにいるつもりでやるよ ぅん ぁ、そういえば、東京でのお仕事の話しまだお母さんやお父さんに してないでしょ! あは、そうなんだ。。。話さなくちゃ! ぅん、私も聞きたい そう言うと、誠は理美と一緒に父母に報告にいった。 誠が受けたオーディションは、恋愛映画の主人公を決めるもので 多くの若者が我こそはと集まったそうな・・・ 俺はさぁ〜ちょっと将来なんになりたいとかなくてさ 職とか大学とかでも、その前に何か経験しておきたいって 思ったんだよ。今の自分じゃ何もないしさ・・・ で、ただオーディションに向かったのかい?あんたは あは、動機は適当だったかも・・・ クスクス笑う理美 会場は若者でいっぱいだったよ! うたってる奴もいたりして、スーツの男も半分はいたかな? あんたは? へへ、GパンにTシャツ あんた人の事言えないじゃないか 母さんと一緒だからいいじゃん。母さんの息子なんだし。。 ゲ!この子はもぅー それから9つの試験があってさ、最初の面接で落ちると思った。汗 なんでだい? 君の夢は?なんて聞かれたから・・・ なんて答えたのさ? 彼女のために立派な大人になりたかったからって・・・ ワハハ!!父清輝が大笑いした。 シッ!黙ってなさいお父さん ゲ!・・・ 理美は父清輝の豪快な笑い声に自分の口を抑えて 笑いたいのをじっとを我慢するのだった。 あんたねー少しはまともに答えなさいよ。 そりゃそうだけど、動機が不順だし、興味があったから適当なんて 言えないしさぁ〜。焦って思ってる事言っちゃったんだよ。 まぁどちらにせよ、受かったんだから良かったんだろうけど、それで? ぅん、台本見せられてさ、それ覚えて舞台の上で演技するんだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 続きは「彼氏は芸能人(7)2-2へと続きます。
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・・・・・・・彼氏は芸能人(6)1-2の続きです。・・・・・・・・・・・・・・ 彼氏は芸能人(6)1-2はこちら こんな最低な男は許せないって頭がカーッとなっててね、 めちゃくちゃぶん殴ってたんだよ。 そしたら、見物人の中から大男で兄貴分みたいのが出てきてさ、 もうやめろ!って大声だすのさ。 で、私の手をつかんで引っ張り上げるもんだから、 こいつも仲間かと思ってね 回し蹴りやら正拳突きを何発もくらわしてやったんだよ。 ところがその大男、何をされても防御だけしてかかってこないのね。 私もカッとなってるし、手加減なしで思い切り攻撃してるんだけど 手ごたえがないのよ。 てめぇ、なんでかかってこないんだよーって叫んだら。 もう気が済んだだろう。悪いのはそこのチンピラだが・・・ もう許してやれ!動けなくなる! 誰しも元々の悪人じゃないさ。許してやれよ! ってさ、私もしらけちゃってね、その大男は仲間じゃないんだって知ってさ。 で、それからどうなったの・・・? その場はパトカーのサイレンが聞こえたから友達連れて大急ぎで・・・ 逃げた!! えぇーーーーーーーーーー 逃げたの? そりゃ、逃げるわよ。 なんで? チンピラは顔パンパンに腫れてるし、血だらけだし、私も返り血を浴びちゃってて 過剰防衛とかで一晩泊るかもしれないと思ったからね。アハ こわーーーー!! (誠はこの人やばい・・・と思ったそうな・・・笑) あの時はね、久々に出かけてたから少しはましな格好してたんだけどね・・・ ましなって?誠はおそるおそる聞いてみた ん?GパンにTシャツ! あっそ! (聞いて損した・・・) なによーあっそって!あの時はあれで母さんもかなりオシャレしてたんだよ 一応さぁー母さん。。。 なんだい? 俺が小学校の頃、授業参観来てたじゃんか。 ぅん、で? あんときは着物姿で、結構クラスの友達に「お前のかあちゃん綺麗だな!」 って、俺もかなり上機嫌だったんだぜ! いまだって少し化粧なんかしてみなよ!若く見えるし独身に思われるかもだろ ばぁか!何言ってんだろうねこの子は 私はね、お父さんがいるからそんなことに興味はないのさ。 えっ、そうなんだ・・・ (でも、由美子お母さん、化粧しないでも綺麗・・・) 理美は誠の母由美子に尊敬の念を抱くのであった。・・・ホントカ? で、親父とはいつあったのさ? ああ、そぅだったね。 それから3週間も経った頃だったかしらね、有楽町で偶然みかけたのよ。 喧嘩を止めた大男に!でかい身体だけに目立つじゃない。 ぅん、ぅん その人さ、目立つだけじゃなくて変に目をつけられちゃうのかな? 4〜5人のチンピラみたいのに引っ張られて路地裏に連れてかれてさ 覗いてみたら、「このやろーガン飛ばしやがってぇーー」とか言われてるの! 私はそんなつもりはない、お前たちいい加減にしないか。って 殴りかかってくる男たちの首根っこ捕まえて投げちゃうのよ。 はぁーーー??? 殴ったり蹴ったりは絶対しなかったの。 本人は殴られてもね! で、で、どうなったの?(誠は興味が膨らむのだった) ぅん、男たちは覚えてろよーーとか言って退散しちゃった。 へぇーーー本当は強いんだな ぅん、そうなんだよね。 で、母さんはどうしたのさ?それ見て ふふ、思わずね、男の前に出てさ・・・ うんうん。。ぅんぅん あんた強いじゃん!って言っちゃってーーー そしたら、お前誰だみたいな顔してたから ほら、チンピラとケンカした女だよ!って言ったら、 ぁ、なんだ君だったのか!って あの時はすごい怖い顔してたから、まさか君とはね お前、すごくきれいじゃないか・・・って言われちゃって その時には、もう私の心の中はこの人に夢中ってか! キャーーー。。。もしかして、その人が清輝お父さんなの? えーーー、それが親父か!? そぅ当たり!って、当たり前じゃない、パニックだったわよ。ポッ あたしはね、これでも結構一途なんです。 それから二人で話ついでに呑んじゃってね。 私の方から無理やり電話番号とか住所とか名前とか聞いてね!アハ それからは毎日仕事が終わったら待ち合わせてね、 ストーカーみたいにこの人についていったのよ。 ストーカーーーねぇ〜〜〜。。。(誠は母由美子に驚くばかりであった) 絶対私を好きにさせてやるぅ〜〜って夢中だった。(笑) それからスカートもはくようになったし、口紅だってするようになった。 一緒になってからは、めったにやんないけどね。ハハハ ・・・テレビドラマで泣いちゃう泣き虫はとんでもない強い男だった。 逆ナンじゃんかそれって! そうかな?そうともいうかもね。。。 母さん、どこに惚れたのさ? お父さんはね、落ち着いてて物おじしない、女も男も人として見る人なんだよ。 あんな事したお母さんに、「お前、すごくきれいじゃないか」なんて言われて 落ちたわね。。。完璧にお父さんの虜よ!アハ じゃぁさぁ〜プロポーズは誰から? もちろんお父さんよ! へぇ〜〜 なんでだろ? なんだってぇーーーーーーーー!!!誠! あっ、いや、その、親父ってなんも言わないのかなって? あのね、話があるって呼ばれたのよ。 それで、居酒屋に入って向かい合わせの席に座ったの 今日も一緒に呑めるってうきうきしてたらさ・・・ ぅんぅん いつまでたっても何も注文しないのよ どうしたのって聞いたら・・・ お前さん俺のこと好きかって聞くの・・・ もちろんじゃない、どうしたのよ!って聞いたら これ・・・ これ?? 指輪を出して、「こんな俺だが、一緒になってくれるか?」 って、キャーーーーーーーだわよ。 とうとう言わせてやったわ!!ざまぁみろだわね。 誠も理美もつられて大笑いをするのであった。・・・ その日は遅くまで母由美子の話で盛り上がるのである・・・ と、こういう結末でございまする。可愛そうな誠・・(笑) では、ではまた次の更新が楽しみと言う方は是非コメントをお願いいたしまする。 byたかちゃん
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彼氏は芸能人(6) 私の名前は桜井理美(りみ)彼の名は鐘井誠 近い将来に大スターになっていく彼との恋愛を綴った。 これまでのあらすじ! 桜井理美は仲良しの鐘井誠から告白され理美も誠への気持ちに気づき二人は付き合いはじめた。 高校卒業と同時に理美は大学へ、誠はスターへの道を歩む。1年ぶりに里帰りした誠と会い、理美は喜びと不安を感じるが、誠を思い、身を引く事も伝える。しかし、誠の気持ちを知り安心するのだった。誠に一緒にいたいと告げられた理美は誠の待つ鐘井家へと向かい、誠の母由美子、父清輝の仲の良さに憧れを抱く理美であった。そして誠と理美は誠の部屋へと向かうのだった。しかし、母乱入で誠の夢はホロホロと涙に変わってゆく。。。 えーーーーーーーーーーーー!!! そりゃないよ母さん! 何がないんだい? お母さんに向かって何が言いたいのかな〜?ん?誠くん! 理美はお腹を抱えて笑ってしまう。。。 今日はね、本当に久しぶりに私の可愛い理美ちゃんが 遊びに来てくれたんだもん。 一時は二人ともダメになるのかなって心配だったんだから。 誠はいいけどさ、私は理美ちゃんが大好きでね。 由美子お母さん、 ん?なんだい理美ちゃん。 ありがとう。。。 あら、本当の事だからいいんだよ〜。ね、誠くん。。。 こりゃ、絶望的だ。。。自宅にしたのはまずかったか・・・そりゃそうだ!アハ 誠も男の子だ、そうなるかならないかはわからないが、 そうなって欲しい・・・とは思っていた。 だが、公園であった理美を見た時、理美を大切にしなきゃと 心の奥底から感じていた。だから、一緒にいる場所は親がいる 自宅でいいと思ったのだった。 そうでなければ場所をかえていただろう。 母由美子は言った! そう言えば、東京での報告はほとんど何も言ってないけどどうなの誠くん・・・ えっ、なんにも報告してないの誠 あ、あは、一応うまくいってるとしか話してない。 だって、帰ってきてすぐ理美ん家に行ったもんだから・・・汗 ・・・そっか、すぐ私の家に向かったんだ・・・ 事はどうであれ、誠のまっすぐな性格は1年前も今も変わってはいない。 理美は頬がほんのり紅くなるのを感じていた。 ささ、理美ちゃん、ケーキ好きでしょ、誠の分も食べていいからね。 沈黙と同時に目は天井をみつめてしまう誠だった。 ハイ、ありがとう由美子お母さん、いただきます。 理美ってさ、あれだけご飯食べて、ケーキも食うし、 良くそれで太らないよな。 いつもそんな感じ? ぅん、おいしいものはちゃんと食べるよ。体重も変わらないけど・・・ 胸が少しおっきく・・・ えっ、ホントか!W バチン! 由美子の平手が誠の額を叩いた。 いてぇよ!かあさん 凝視しないの誠! うぐぐ・・・す、すいません。。。 ぁ、由美子お母さん、 なんだい理美ちゃん あの聞いてもいいですか・・・? なぁに? さっき、誠とも話してたんだけど・・・ 由美子お母さんと清輝お父さんの馴れ初めっていうか・・その アハ、二人でそんな話をしてたのかい? ああ、母さんの武勇伝とかさ! なんだってぇーーーーーーーー あは、いや、だって有名だったって自分でも言ってたじゃん 怒んないでくれよーーー まぁ、いいんだけどね、 そう言えば、誠にも話したことなかったね。 私と父さんの事、話してあげる。 本当ですか、ありがとう由美子お母さん。 母由美子はコーヒーをがぶ飲みした後、缶ビールを開けた。 ゴクゴク、ぅん、おいし!! 呑みっぷりは親父以上なんだよ。・・・ そうなんだ・・・汗 あのね、武勇伝の話は誠から聞いてるんだし、話が早いよ。 え、何か関係あんのか、母さん。 そそ、 私が町のチンピラをやっつけてる時にさ、 ぅんぅん、理美も誠も身をかがめて、母由美子の話を聞くのだった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ということで彼氏は芸能人(6)2-2へ続きまする。
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