心をみつめて

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彼氏は芸能人(22)1-2

彼氏は芸能人(22)1-2

・・・理美の思い・・・

私の名前は桜井理美(りみ)彼の名は鐘井誠
近い将来に大スターになっていく彼との恋愛を綴った。


これまでのあらすじ!

桜井理美と鐘井誠は恋人同士、高校卒業と同時に理美は大学へ、誠はスターへの道を歩む。

1 年ぶりに里帰りした誠は、映画の主人公として、また映画の主題歌を歌う、俳優兼、歌手としてデビュー前であったが、映画の予告ですでに売れっ子スター以上の人気であった。
理美を心から愛する誠は、理美の気持ちに応えるように、理美の父昇、母里美の前で土下座し、理美との婚約をお願いし、了解を得るのだった。

真直ぐな誠の行動は、ファンの心をより一層捉えて離さない。北海道での仕事の打ち合わせのはずが、地元のマスコミとのリハーサル的なデビュー記者会見を迎え、更には大勢のファンとの握手会へと変るのだった。
北海道では女優の天音裕美と初対面する。天音は誠を映画の恋人同士に見立てた想像から誠への恋心を持っていた。だが、理美との婚約を知り、嫉妬から演技で誠にアタックするのだった。しかし、天音は誠に見透かされ本当の気持ちを打ち明けるのだった。一方桜井家、鐘井家はマスコミ、友人、知人あらゆるところから電話やメールが入りパニックに陥っていた。

華彩マネージャーは理美の容姿に遊び心も加わり、理美の本来の姿を社長へ見せようと画策し、衣装、髪型、靴まで全てを揃えさせ、社長室へと乗り込むのだった。

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・・・社長が壊れた・・・

華彩マネージャーは秘書たちにこれまでの経緯を説明しつつ、しかし、遊び心とはいえ、これほどまでに美しくなった理美に嫉妬すら感じていた。・・・私も理美ちゃんくらい綺麗だったら・・・オョョ~~

どうしたんです、華彩さん!・・・秘書たちは華彩のおちゃらけた顔にびっくりするのだった・・・

あら、なんでもないわよーーーあはは。。。

その頃理美は社長のおちゃらけに笑いがとまらなかった。・・・

理美ちゃんや、

はぃ、如月社長

君の美しさは最初に出会った時でわかっているつもりだったが、これほどまでに変わってしまうと天皇皇后様とお会いした時と同じような緊張を覚えてしまうな。

えぇーお会いになられたんですか?

うむ、まだまだ発展途上だった頃の話だがね、芸能における祭典が催された時の事だ。
是非ご出席をということでご案内を差し上げたのだが、なんと!ご出席の通知が宮内庁から直通で連絡があってね。そりゃ素晴らしい連絡に社内も大喜びで万全を期した計画が練り直されたことがったのだよ。警備どころか、警察も動員、SPまで一箇所に集まってその計画がなされたんだね。

へぇ〜、なんかすごい事になっちゃったんですね。

うむ、それで祭典が始まる前に皇后両陛下を案内する役目として代表の私が案内したんだが、そりゃ貴賓あふれた素晴らしいオーラのようなものを感じたものだよ。さすが一国の天皇であると私は尊敬の念を忘れたことはない。また、このような素晴らしい経験をもったのもその時が初めてのことだ。

如月社長さんも緊張とかなされたりするのですか?

もちろんだよ。わはは。私も人の子だ。経験を積み重ねて今があると言ってよいだろう。

そうなんだ、本当はとても怖い人なのかなって心配していました。

あ、そりゃないぞ、理美ちゃんや。わはは

まぁ、会社を経営する上では厳しくもあるのは当然のことだが、私は社員を家族と思っている。
中には独立するものもおるが、それは巣立つ息子や娘のようなものでガンバレとエールを送っているよ。その事については重役や役職者に徹底しているつもりだ。あはは

わぁ〜すごぃですね。きちんと目標を立てて人を動かす采配とかいろんな能力が必要になると思うのですが、それはやはり経験が積み重なってのものになるのですか?

おや、君はおもしろい事を聞くね理美ちゃん。

えっ、すいません、お気に触りましたか?

いやいや、そうじゃないよ、私の前にきてそのように素直に聞かれる人がいなかっただけの話だ。しかも、職種的には特殊でもあるから皆一様に緊張して言葉ではなく文章の読み上げで取材や聞き取りをするようだな。ところが、君は緊張よりも楽しんで見える。

如月社長、私はまだ19になったばかりでそのへんの気の使い方などはわからないです。すみません。

あはは、謝ることじゃないんだ。君のおしとやかな性格と言葉使いに喜んでの話だよ。

よく来てくれたと、まずは礼を言っておこう。その上で、先ほど話した私の方が理美ちゃんの変身ぶりに緊張しているように感じることを不思議に思っているのだよ。いやはや、本当に美しい!

理美はうつむきながら頬がさらに紅くなるのを感じていた。

如月社長、もう褒めないでください。私恥しいだけですから・・・

わははーーーーそうかそうか・・・わはははは


私が言っても仕方ないかもしれないが、理美ちゃんや

はぃ、

そこの等身大が映る鏡がある。そこへ立って自分を見てごらん。

え、今ですか、

おお、遠慮せず見てごらん

はぃ。

・・・理美はスタスタと歩き鏡の前に立って自分を見た。


えっ、こ、これ私ですか・・・

・・・理美は化粧をされ衣装に着替え社長室へ来るまで鏡を見せてもらえなかった。その答えが今明らかになっていくのだった・・・

如月社長・・・

わはは、自分でも驚いているようだね

私、私・・・

そうだよ、それが君だ

輝くオーラを持つ原石だけがその姿をあらわにしたとき、それはそれは天国の天使のように美しい存在として輝くのだ。そんな君を見抜いてマネージャーが悪戯をしかけたと言う事だろうな。わははははは・・・・

これは誠が見たらひっくり返ってしまうだろう。しかし、誠くんの目も確かだな。


その時、秘書室からの連絡が入った。
社長、そろそろお時間が・・・

いや、すまんが今日はキャンセルを入れてくれ、急用が入ったと言ってな。

はぃ、承知しました。

それとな、

はぃ、

今日はこのまま時間を自由にしてくれんか。大切なお客様だ。そのまま最後の日程に向かう。

はぃ、わかりました。そのようにいたします。


え、如月社長、お仕事では??


まぁ、まぁいいんだ、理美ちゃん。仕事といってもあと数時間しか残っていない。

年を取っても、誠くんの婚約者をエスコートできぬほど老いぼれてはいないつもりだ。

今日は君たちへのプレゼントがあってな。

えっプレゼントですか?私にプレゼントなんてとんでもありません。

受ける理由がありませんから・・・

わはは、そう言うとは思っていたよ。それで言うなら、飛躍的に伸びた業績に対する誠くんへのお礼ということにしようじゃないか。な、理美ちゃんや。

それは・・・

わはは、気にすることはない。


誠くんも仕事が終わり次第呼び寄せよう。

え、誠も一緒に!

おおそうだよ、もちろんじゃないか。嬉しいかね

はぃ、とても嬉しいです。如月社長ありがとうございます。


わはは、理美ちゃん、君に喜ばれると私も幸せを感じるな。わはははは


・・・社長の大きな声は華彩マネージャーや秘書たちにも聞こえるのだった。・・・

本当だ・・・社長、おかしいかも・・・

そうよね、これまで社長が一人の人とこれだけ大笑いして長話なんて初めての事だわ。

これは、天地異変の前触れかも・・・

こら、

頭をたたいて、・・・それは言いすぎでしょ!・・・

あは、すいません


まぁ、社長も予定を考えての事だから、みなさんそのように手配しておいてちょうだいね。私次の予定通りに行動しますから。お願いよ


了解しました。・・・全員が一斉に声を出すのだった。・・・


如月社長、理美ちゃん、そろそろ出かけましょうか?


おお、さすが華彩くん。ありがとう。

あは、如月社長、ほほが・・・

ん?・・・頬がなんだね?何かついてるのかな?


いえ、ゆるみすぎです。。。


あ、そか、そうか!!!わははははははははは・・・


理美はその笑い声に一緒になって笑うのだった・・・

華彩マネージャーは・・・天下泰平ね・・・今日は仕事になりそうにないわね。・・・あは


その頃、鐘井家、桜井家では、ようやく電話がおさまってきたようであり、両家とも食事をしているところであった。

理美の母里美は昇に、

お父さん、もしかすると理美まで芸能界に入っちゃうんじゃない?

ぅ〜ん、有り得ないことでもないな。

なによそれ、

え、それって?

娘が芸能界に入ってもいいの?

いいの?っていっても、決めるのは本人だろ。

親として反対しても、本人が決めることじゃないのか?

え、そ、そりゃそうかもしれないけど・・・。

だろ、今更心配というより、無理のないように支えることしかできないだろ。

でも、あなた寂しくなるのよ、いいの?

それは・・・

ほら、理美がいないと人生が終わったみたいな顔する人がよく言うわね

あは、そこまで言うなよ

俺は父親としてはそうかもしれないが、二人の娘なんだからいいじゃないか。

そして、俺が唯一側から離れたくないのは、里美、お前だからな・・・

・・・そう言って、あんぐりとごはんを口にする昇であった・・・

それを聞いた里美は、さらりと言ってのけた昇をみながら

お父さん、ありがとう。。。

もうひとりつくりましょうか・?・・・?

・・・と言ったとか・?言わなかったとか???・・・


彼氏は芸能人(22)2-2へ続きます。

彼氏は芸能人(21)2-2

彼氏は芸能人(21)2-2

・・・理美の変身・・・1-2の続き

成海主任を紹介するわ、この人の目にかかると衣装もすべてがマッチした形で、どんな人でも一流の芸能人にしちゃうってくらいの眼力とセンスの持ち主よ。

成海綾子と申します、理美ちゃんね。ぅーん素敵だわ。さっそくはじめるわね。

ぅん、私は連絡と日程を調べるからお願いね。

はぃ、わかりました。

え、えっ、華彩マネージャー??

ふふ、心配しなくても大丈夫よ。まかせておきなさい。

・・・と言ってマネージャーは隣室へと入って行った・・・


桜井理美と申します。よろしくお願いします。

今から何かなさるんでしょうか?


ふふ、あなたいい子ね、ちゃんと自己紹介できるじゃない。

・・・ぅんぅんと首を縦に振りながら笑顔で対応する成海であった・・・


そうそう、理美ちゃんでいいかな?

はい、よろしくお願いします。

そんなに緊張しないで、化粧ができなくなる。

えっ化粧ですか?

そうよ、衣装と化粧、それと靴もちょっと変えましょう。


え、ここって靴とかもサイズで揃っているんですか?

あら、なんでもあるわよ。はぃ、いらっしゃい。

・・・総合装飾課の中を案内されながら、ある扉を開けるとさらに奥に等間隔で左右に扉がある廊下へと出た。扉の目線中央にはそれぞれ頭文字のように一文字ずつ記されている。
Fはファッション、Mはメイキング、Sはシューズ、Uは下着類よ。
何も知らない女の子がここへくると、みんな幸せになっちゃうわね。おとぎの国だわ。あはは

えぇーーーっと驚きを隠せない理美であった。


まずはメイキングね、理美ちゃんおいでなさい。

は、はぃ。

・・・理美は思った。Fashion Makeup Shoes Underwear 他にも沢山の頭文字の扉があった。
ちょっと怖い・・・冷や汗でそう・・・


みなさん、この子に最高のメイクをお願いするわ。

このままでもいいのだけど、年相応で、誰もが振り向くこの子の本当の魅力をひきだしてあげて・・・
メイクスタッフが理美を案内し椅子に座らせる・・・

えっ、えっ!

理美ちゃん、そこのスタッフに任せて黙って目をつぶってていいのよ。私は衣装を揃えてくるからね。

・・・何が何やら・・・驚くことばかりの理美、・・・誠〜と心で叫びながらも、ここで甘えちゃイケナイ、もぅどうにでもなれ・・・あは、っとやっと肩の力が抜けるのだった・・・

それを見たスタッフ一同、瞳がきらりと輝いた。

あなた、ここ初めてのはずよね。見たことないし・・・

はぃ、初めてです。桜井理美と申します。自己紹介もできずにすみませんでした。

あら、あら、いいのよ。

スタッフはぼそぼそと何か話している。
・・・華彩マネージャーがここへ連れてきたそうよ〜。。。ここに座って肩の力を自分から抜いていける人もいるのね、こんなに可愛くて若いのに・・・なるほど、と感心している様子である・・・

ささ、時間もありません、皆急いで・・・

スタッフは理美の頭、頬、そして腕、肩、足へマッサージを始めた。夢心地になってしまう理美だった。

そろそろね、はじめるわよ。

はい、・・・スタッフ全員が所定の位置につき、理美へのメイクをはじめるのだった。・・・

OK、下地が良すぎて、腕が追いつかないわね、この子の場合と言いつつ、スタッフ全員が憧れるように見つめている。

その時、扉が開き成海主任が衣装を取り、戻ってきた。

あらぁ〜〜〜、なんて可愛い、もう、私の娘にしたいくらいよ。華彩さんが連れてきたのはあなたが初めてなのよ。見た時から楽しみだったけど・・・もう、いくらでも協力してあげるからね、私達の方が楽しみで仕方ないわね。ね、みなさん。・・・みんなうんうんとうなづいている・・・

ささ、衣装に着替えるのよ、そろそろ華彩マネージャーも日程調整終わるはず、あの人優秀だけど、仕事が早すぎてこちらが悲鳴あげちゃうのよね。あはは・・・

とその時、

ガチャり、扉が開き華彩マネージャーが戻ってきた。

後ろ向きの理美に呼びかける華彩マネージャー

後ろ姿の細い線、そして長い髪は春風にサラサラとなびく風景さえ思わせる。
これまでマネージャーとして経験してきた人を見る目からすれば、まさしくどこから見ても女優のオーラが一弾と光輝いているそれであった。そして、振り向いた理美を見て、絶句する華彩であった。


り、理美ちゃん!?

はぃ、理美ですけど・・・

成海主任とスタッフは腕をくみ、笑顔で華彩マネージャーの驚く顔を当然として見ている。

い、いくらなんでもそこまできたら、私女性としての自信が消えてしまうわよ・・・

えっ?意味がわからない理美であった。

皆、まだ本人に鏡見せてないわよね。

そりゃもちろんですよ。心得ています。成海主任が答えた。

ぅん、わかった、時間の都合でその他の部所は、次回と言う事にして直接社長室へ行くから。

今度はスタッフが驚いた。。。す、すぐですか?

そうよ、大丈夫、一度会ってるし、如月社長壊れてるから・・・

・・・スタッフは、華彩の言う如月社長が壊れているの意味がわからなかった。それよりも一度会っていると言う一言の方におお〜〜と、驚くのであった。
華彩マネージャーは理美に鏡を見せることなく、社長室へと移動する。
廊下や、壁に少し映る姿を見たい理美であったが、ぼやけてよく見えないでいた。・・・

エレベーターから最上階、社長、役員など、重役専用エレベーターから向かった。。。

えぇ〜〜。。。もうわけわかんない、誠ーーーここって住む世界違いすぎるよ〜〜〜理美の本音が飛び出しそうである・・・

エレベーターが開いた。

そこは、全てが見渡せるような透明なガラスの壁、有名な絵画、モダンなインテリア、そして机、
見たことのない風景が漂っているではないか!

如月社長の座る椅子に向い、数名のスタッフらしき人たちがいた。そして男性も女性も一流企業独特のエリートのようにも見える。

エレベーターの扉が開く音で皆振り向くのだが、如月社長も含め雷に打たれたような衝撃を覚えるのであった。

華彩マネージャが先に出て、後ろを振り向き、理美を案内した。

あ、あ、あ、あ、あ、ああ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ

理美ちゃんかい!!???・・・如月社長は驚いたように聞いた・・・

如月社長、昨日はありがとうございました。今日は華彩マネージャーの案内で社内見学をさせていただいています。お世話になりっぱなしです。お仕事中にお邪魔させていただきました。申し訳ありません。

い、いや、理美、理美ちゃんなのか!華彩くん、

はぃ、その通りですわ、如月社長

スタッフはまんまるく開いた目のまま、理美だけを全員が絶句して見ている状態である。

不思議に思った理美・・

みなさんどうかなさいましたか。ご迷惑でしたでしょうか・・・

・・・怒っては見えず、ただ、驚いている表情に異変を感じた理美は心配するのだった・・・

はっと、我に帰った如月社長・・・



いやーーー、いやいや、ようきた、ようきた。。。ささ、こちらへくるといい!!

・・・と、如月社長自ら理美を案内し応接室へと誘うのだった。・・・


これはもう決まったようなもんだわ。。。華彩マネージャーは納得顔で理美を見る、社長やスタッフの顔で判断した。あはは、ざまぁみろーーー!!それか!w


一方その頃、誠は天音裕美と仕事を終えて、時間も少しあるということで、神崎マネージャーと三人で珈琲を飲んでいたのだった。
神崎は天音の誠を思う気持ちに同感し、いろいろとアドバイスをしながらも、・・・誠くん、この子ってみんなを自分の虜にする魔法でも持っているのかしら?不思議に思うのだった。
だけど、かっこよくなったな〜〜。オーディションの時につばつけとけばよかったかな?あの時とは輝きが数倍も違うような気がしてならないのだった。・・・


・・・こうなると理美ちゃんも華彩さんに連れられて、ああなってこうなって・・・たぶん間違いないわね・・・ふと想像しながら、一人笑いをするのであった。

それを見て、裕美と誠は・・・

神崎さん、大丈夫ですか?頭!!・・・と聞くのだった?

ゲ、っとばかり、思わずバカ笑いした自分に気づいて・・・

うっさいわぃ!あたしの勝手だぁ〜〜〜〜と叫ぶのだった。(笑)


・・・・・・・・・

応接室に通された理美は如月社長と笑いながら話している。

華彩マネージャーはスタッフに引き止められ、誰ですか、あの子、どこから・・・質問攻めであった。

こらこら、何興奮してるの!みなさんはもう、何年この業界にいるのよ。

誠くんの彼女じゃないの・・・

えぇーーーーーーーーー!!!そ、そんな、こんなに素敵な人が・・・(男性スタッフ)

うそーーーーーーーーー!!!天使の降臨なんて、有り得ないから・・・(女性スタッフ)

・・・いずれも各5カ国後まではなんなくこなす、重役の秘書たちである・・・

わぁ〜〜、華彩さん、是非紹介してください。

ぅーん、もう遅いかも・・・

なんでぇ〜〜??

社長壊れちゃってるから!!

え、まさか!

ぅーん、そのまさかなのよね。

有り得ないですよ、社長に限って

そこなんだけど、私も信じられなくてね・・・

誠と理美の二人で壊したっていうか、勝手に壊れたっていうか・・・(笑)


皆目が点状態のまま次回へと続くのでありました。


byたか


彼氏は芸能人(21)1-2

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・・・理美の変身・・・

私の名前は桜井理美(りみ)彼の名は鐘井誠
近い将来に大スターになっていく彼との恋愛を綴った。


これまでのあらすじ!

桜井理美と鐘井誠は恋人同士、高校卒業と同時に理美は大学へ、誠はスターへの道を歩む。

1 年ぶりに里帰りした誠は、映画の主人公として、また映画の主題歌を歌う、俳優兼、歌手としてデビュー前であったが、映画の予告ですでに売れっ子スター以上の人気であった。
理美を心から愛する誠は、理美の気持ちに応えるように、理美の父昇、母里美の前で土下座し、理美との婚約をお願いし、了解を得るのだった。

真直ぐな誠の行動は、ファンの心をより一層捉えて離さない。北海道での仕事の打ち合わせのはずが、地元のマスコミとのリハーサル的なデビュー記者会見を迎え、更には大勢のファンとの握手会へと変るのだった。
北海道では女優の天音裕美と初対面する。天音は誠を映画の恋人同士に見立てた想像から誠への恋心を持っていた。だが、理美との婚約を知り、嫉妬から演技で誠にアタックするのだった。しかし、天音は誠に見透かされ本当の気持ちを打ち明けるのだった。一方桜井家、鐘井家はマスコミ、友人、知人あらゆるところから電話やメールが入りパニックに陥っていた。


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・・・理美の反応・・・


誠の所属するクリスタルエージェンシーは芸能関係では日本全国で1位2位を占めるほどのシェアを持つ。そこから独立して企業する者も多いが、クリスタルエージェンシーの中でも良いが自分の中であらゆる企画を作り出してみたいという夢からそのようにするものも少なくない。

その都度、如月社長は「夢は己が掴むものだ。しかし、待っていては訪れぬ。やりたい事をやるとした時、行動しなくてはイケナイ事に着手できるかどうかだ。逆にいえば、夢を掴むために動くことも、降りかかる災難を受け止めたり払い除けたりすることもある意味似ている。待つのか、進むのかの違いだけだ。
守るべき責任を己の糧にし、全身全霊で一歩ずつ歩むことこそ人としての生き様だろう」とよく言われる。

わぁ〜華彩マネージャーすごいです。社長の言葉を全部暗記されているんですか?

あら、違うわよ、耳にタコができるくらい何度も同じ事を言われるからボイスで録音して書いて覚えたのよ。(笑)

・・・食事が終わったあと、ゆっくりと珈琲を飲みながらくつろぐ華彩マネージャーと理美。内心、昨日の今日でどうしてこうも展開が変わるのだろうと理美は不思議に思った。・・・

私は誠と婚約した。これまでどんなにか辛いと思ったことも、戻ってきた誠のおかげで全部が嘘のように消えた。だけど、どんどん周りが変わって行くようで不安を隠しきれなかった。
二人の婚約を心から祝う両親ではあるが、誠との婚約は普通に暮らした日常がひっくり返ったような大騒ぎであったから、これからもこんな日が続くと大丈夫だろうかと思うのであった。

理美ちゃん!

はぃ、華彩マネージャー

あなたの心配はよくわかるけれど・・・

え、心配!

そうよ、私はこれまで顔色やほんの少しの表情で人の心が読めるのよ。
と、言っても、エスパーのようなものではないから安心して。今のあなたの状況ならそれは仕方ないことだと思うわ。だけど、まだ乗りかかった船みたいなものじゃない。乗るかどうするかもまだ何も決めているわけでもないし、誠くんがあれだけ人気を集めちゃったらしばらくは我慢するしかないかもしれないわね。
でも、大丈夫、そのために私達がいるんだから。日程取り、その段取りから全てプロフェッショナルよ。これまで極秘で誰にも見ることがなかった誠くんのように、理美ちゃんあなたをしっかりとサポートさせてもらうわ。私と一緒にいるうちは、ノアの方舟にでも乗った気分で安心していいわよ。それと、心配事があったらいつでも相談してね。私の携帯番号渡しておくわ。

っていうか、誠から聞くわけにもいかないので、番号交換してくれない?

はぃ、喜んで交換させていただきます。

ついでにメールもね!

はい、

少しはおちついてきたかな?

はい、お家の事も心配ですけど、誠も私も地元にはいない事は新聞にも載っていたので、それほど大したことはないと思います。ただ、・・・

ただなぁに?

へへ、携帯をまたまたマナーにしちゃってて・・・

あはは、理美ちゃん!あなたもやるわね。

えぇーわざとじゃないんですよ〜。私はただ、誠の仕事中に携帯が鳴ったりじゃまをしちゃイケナイってずっと思ってて・・・

ぅん、理美ちゃん、エライわ。本当にあなたたちを見てると私も昔に戻りたくなるわよ。

はぁ、そうなんですか?

まぁまぁ、今のは忘れて・・・

そろそろ見学に行きましょう。そのあとは宿舎へ送りますからね。

宿舎って?

あら、誠の部屋よ。

えぇーーーーーーー。。。

何恥ずかしがってるの?あなたたち婚約したんでしょ!?

赤面する理美を見て、華彩は??(この子まだなのかしら・・・)と思ったりしちゃったりしてぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。。。でも、こんなに純粋で純情で、こんなに可愛い子を・・・誠のやつめ、幸せ総取りか?ガハハ。。あっ、いけない私も親父になりそう・・・

・・・理美を見れば見るほど、あまりの可愛さにマネージャー本人も女性であることを忘れてしまいそうになるのだった・・・(笑)

と、最初に総務部へと理美を連れ入ると、経理を担当する女性たちが皆そろって立ち上がり、驚いた顔をしている。

何、みんなどうしたの?

まん丸の目がようやく元に戻り、可愛い〜〜〜新聞や雑誌なんかよりもずっと可愛いーー

Σ(゚∀゚ノ)ノキャーΣ(゚∀゚ノ)ノキャーΣ(゚∀゚ノ)ノキャーと始まってしまいました。

そこからは、独断と偏見で著者の思うままであることに感無量の喜びでありまする。(^_^;)

総務部では各部所へ入る為のカードで発行されるが、理美の場合は特別に全フロアーに入るマイクロsd内蔵カードと腕輪が一対で渡された。これはカード認証をする前に各部門の入口で認識はされており、腕輪の信号からどこを歩き、どこへ行こうとしているのかまでコンピュータに送信される仕組みとなっている。ようするにどこへでも出入り自由で認証しなくても勝手にドアが開くという仕組みである。(やがてSFに走ろうとする著者)がいた。(´Д`;)ヾ ドウモスミマセン



w重い。

そそ、それ重いのよね、早く改良しなさいって言ってるのだけどね。
ま、しばらくは我慢してね、慣れると思うから。


はぃ、

そうだ!理美ちゃん。

ちょっと遊んじゃおっか。

え?

小走りになりだしたマネージャー、あとに続く理美

特別装飾課に入るや、

華彩マネージャー!おひさしぶりですの声、声、

わぁ、あなたが理美ちゃんね、可愛い、素敵ね

下をうつむく理美であった。


ほら、理美ちゃん、真直ぐ前を見て

は、はぃ!

挨拶は?

あ、桜井理美です、今日は見学でおじゃましています。よろしくお願いします。

どうぞ、歓迎しますよ。

成海主任、ちょっと・・・華彩マネージャーは成海主任を呼び、何やら相談している。・・・


特別装飾課とは・・・

この部屋に入れるのは各ランクづけにもよるが、かなりの実績がなければ、あるいは社長の許可なくしてははいれない部所でもある。あらゆる分野での衣装が揃っているところで、その最先端ファッションまでがこのルームには何千着と新しい状態で毎日のように届けられ保管されている。
このルームだけでファッションショーが行えるだけの広さとステージがある。

理美ちゃん、そこのドア開けてごらん

え、節は銀色の金属、壁は映画館の扉のようだ。  グィーン、触れるだけで自動的に扉が開いた。扉の奥はなんとステージになっているではないか。

わぁ〜す、すごぃ。

ふふ、驚いたでしょ。わが社ではこういったスタイルがあと6つ揃っているのよ。詳しい話しはいいわね。ささ、理美ちゃんちょっとちょっと・・・

はぃ、

彼氏は芸能人(20)

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・・・理美の家族はパニック状態・・・

私の名前は桜井理美(りみ)彼の名は鐘井誠
近い将来に大スターになっていく彼との恋愛を綴った。

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桜井理美と鐘井誠は恋人同士、高校卒業と同時に理美は大学へ、誠はスターへの道を歩む。

1 年ぶりに里帰りした誠は、映画の主人公として、また映画の主題歌を歌う、俳優兼、歌手としてデビュー前であったが、映画の予告ですでに売れっ子スター以上の人気であった。
理美を心から愛する誠は、理美の気持ちに応えるように、理美の父昇、母里美の前で土下座し、理美との婚約をお願いし、了解を得るのだった。

真直ぐな誠の行動は、ファンの心をより一層捉えて離さない。北海道での仕事の打ち合わせのはずが、地元のマスコミとのリハーサル的なデビュー記者会見を迎え、更には大勢のファンとの握手会へと変るのだった。
北海道では女優の天音裕美と初対面するが、天音は誠を一目見て気にいった様子。東京へ戻った後の展開やいかに・・・。


・・・理美の家族はパニック状態♪・・・

理美は華彩マネージャーと楽しく食事をするのであった。

理美ちゃん!ちょっとだけ横向いて右側ね!

え、は、はぃ、なんです?

いいのいいの、次は左よ!

ぅん、ありがとう。

なんでしょう?

ふふ、私から見ても本当にあなったって可愛いのね、独り占めしたくなるわ!

あは、ちょっとそれは・・・

あはは、困らないでいいのよ。そんなに深く考えないでね。

・・・理美は・・・えーん誠〜〜〜と心の中で叫ぶのであった。


・・・一方誠はというと、天音裕美のべたつき攻撃にあっていた。・・・

ねね、誠くん、

はぃ、なんですか?

私を見てどう思う?

はぃ?

どうかっていうと何?

だからぁ〜好みのタイプだったり、そんな誠くんのタイプに私も入っているのかなぁ〜?

・・・そう言って誠の手を握る天音であった。・・・

かぁーーーまいったなぁ^^;

裕美さん!

もぅ、裕美!裕美よ!

あはは、じゃぁ、裕美ちゃん!

はぁい。どう?

俺の中には理美しかいないんだ。

誰にどう言われても好みのタイプとか関係なく、理美だけなんだよ。

ごめんだけど・・・

もぅ、そんなのいいじゃない。私は誠から見てどうかって聞いてるだけでしょ。

・・・プィと怒った顔で振り向いてしまった・・・

あちゃ〜女の子は難しいな・・・


そっか、ごめんよ裕美ちゃん

・・・すると笑顔でまた振り向いてきた・・・

すごく素敵だと思うし、とてもチャーミングだし、ただ・・・

えっ、ただ何??


まだ今日しか会ってないけど、裕美ちゃんがかなり無理してるみたいでさぁ〜

俺心が痛いんだよ・・・変なこといってごめんだけど!

・・・裕美は、驚いた。目を大きく広げ誠を見る・・・

ご、ごめんなさい。私って演技まだまだかも・・・


は?どうしたの?


私、誠くんの主演する映画のヒロインになったつもりだった。あの映画のようにヒロインの奈美になりたいと思ったの。奈美の本当の気持ち、本当の心で誠に接近できたら、私も誠くんに少しは覚えてもらえると思ってた。私は、あの映画をみてから誠くんが私の恋人のような気がしていたの。そんな時、お仕事であなたと会える事を知って神様がチャンスをくれたと思ったわ。すごく嬉しかったの・・・。
だけど、今朝の新聞から婚約発表と彼女の写真が掲載されたじゃない。
だから、お芝居かもしれないけれど、あんな態度をとってしまったの。もっと素直にあなたに言えばよかった。

そうなんだ・・・

私の誠が取られたみたいな勝手な気持ちになっちゃって、ダメなのはわかってる、だけど、あなたに甘えたかった。ごめんね。

・・・誠の瞳を見れば見るほど自分の心を見透かされているような気がしてならない裕美だった。華彩マネージャーの言う、「天音の心はとても繊細なのよ」言葉を思い出しながら誠は「裕美ちゃんって本当はすごく優しい子なんだな」そう思うのだった。・・・

そんな事ないから、俺、裕美ちゃんにそう言われるだけでもすごく嬉しいから・・・
だけど、俺の心の中には・・・

ううん、もういいの。わかってる。。。その先は言わないで・・・

だけど、私も誠くんのファンでありたい。お友達としていつでもお話していいですか?

はい、こちらこそ宜しくお願いします。

・・・ほんの一瞬の夢であったかのような気持ちの裕美・・・うっすらと瞳にしずくが光るのだった・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

時はさかのぼり、理美の自宅では朝から電話が鳴り響いていた!!


キャーもういやぁ〜〜お父さん助けてーーーーーー!!

・・・新聞は朝刊から一面トップ!関連記事だけで5面を理美、誠で埋め尽くされていた。さらにはワイドショーにまで取り上げられ、その問い合わせや親せきや友人、知人からのおめでとうの電話、メールがやまない・・・

はい、桜井ですが・・・。

え、東京テレビ?ワイドショーへの出演依頼?

うちの娘は女優じゃありませんから!!・・・と言って切ってしまった。・・・

・・・さらに、電話は次々と鳴り響く!知らない電話は即ガチャリと切ってしまう里美・・・

ちょっと、切ってしばらく不通にしておこう!

母里美は・・・

ソファに座り、テレビをつけた。どのチャンネルを見ても誠と理美だけである。

お父さん、早く帰ってきて・・・

・・・里美は昇の携帯に電話をした。・・・

お父さん、少し旅行しましょうか?

はぁ?何言ってるんだよ。おかしくなってないか?

だって、電話がずっと鳴りっぱなしなんだもの。

なんだよ、今鳴ってないだろ!

あは、線抜いちゃった。

あはは、今はそれでいいんじゃないか!わはは

もう、笑いごとじゃないわよ。。。

そう言うなよ。

会社ではうちの娘が誠くんの婚約者ってばれてて、こっちだって色紙やらサイン帳やら預けられて困ってんだから。社長には呼ばれるし、今度職場に遊びにきてもらうわけにはいかないかねなんて、脅されるしさぁ〜。どうなってんだよまったく。

あは、二人でどっか逃げようか?お父さん

こら、そんなことできるわけないだろ。

今だけじゃないか?世の中ネタがないのかねまったく。

とりあえず、しばらく辛抱しろよ。

里美、

ん?なに

愛してるよ

もぅ〜〜お父さんたら!!あはは


げ、いいじゃないか、俺にはお前しかいないんだからさぁ〜〜
何よ、他にいたら別れるからね!!

ああ、そういう意味じゃなくて。。。

もぅ、わかった、仕事は早退して、家に戻るから・・・

・・・職場でも仕事にならない電話の問い合わせでいっぱいであった。かかってくる電話がマスコミやファンからの問い合わせではどうしようもない昇であった・・・

・・・こりゃ、しばらく家にいないほうがよくないかな?・・・汗


・・・自宅前には、やはり数名の記者、テレビカメラまで待ち構えていた。・・・

あ、理美さんのお父さんでしょうか、

えぇーーーーーなんで私にまで取材がくるんだーーー!!!

勘弁してください!

・・・そういうと、逃げるように自宅へ入りカギをしめた。・・・


里美ーーー、かぁさーーん。。。

あなた!

もういやぁーーー。。。・・・べそをかく里美を見るのは初めての父昇・・・

あいた、里美

おとうさん・・・

・・・二人ともに抱き合って半べそ状態である・・・


もしかすると、誠くんの家も相当なめにあってないだろうか???


・・・まさしくその通り・・・

誠の母由美子は、電話をとっては、うるさーーーぃと言って切るしまつだ!!(笑)

話題作りを手伝っているかのように、全てが利用されてしまう恐ろしさを肌で感じてしまう由美子であった。・・・

その点、清輝は、のほほんと仕事をこなし、巨体と物をいわせぬ眼力が功を奏したのか、マイペースを貫いていた。なんてラッキーーー!!ピースピース。。。

そこへ由美子からの電話!!

お父さん、

ん?なんだい?

すぐ家に帰ってらっしゃい!



はぃ、わかりました。・・・・ツゥーーーツゥーーー。。。切れた。。。怖い!!ガハ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鐘井家、桜井家ともにあり得ない現実に汗のかきっぱなしでありまする。

華彩マネージャーと一緒の理美はこの後局内を見学するのだが・・・

以下次回の展開をお楽しみに・・・

彼氏は芸能人(19)2-2

迎えの車に乗り込み、クリスタル本社へと移動、そこで誠は華彩マネージャーの部下である神崎楓に出会う。

華彩マネージャーは言った。

これから先は神崎さんにお願いするから、誠くんは神崎さんについていってね。

え、理美は?

理美ちゃんは、私がもらうわよ。

えぇーーー!!!

冗談よ。本当に変なところで子どもが抜けないわね。誠!!

す、すいません。しょぼくれる誠に、理美は言った。

誠、明日も明後日も会えるじゃない。頑張って!

おぅ!わかった超頑張るから!!


お天気屋さんなの誠くんて!

こっそりと理美に聞くマネージャーであった。


理美ちゃんを知る人たちはみんな壊れてるのが心配なんだけどね、私は・・・


え、そうなんですか、


あら、あなたは知らないかもしれないけど、昨日の如月社長も、今日の上泉社長も普段はいつも何かを考え、会議では怖いのよ。
ただ、どちらも厳しい人だけど、それなりに社員全員に人気があり、信頼を置かれている立場にかわりないわね。だけど、あなたに出逢った二人の壊れ方は私には想像もできなかったくらいよ。笑いを抑えるので必死だったわよ。あはは

そ、そんな、私は普通の女の子です。華彩マネージャーさんの方こそ、すごく素敵で私憧れちゃいました。

そうそう、よく言ってくれたわ。今日は私のおごりでレストランに行きましょう。

・・・華彩マネージャー、理美の言う「憧れ」の一言で頭の中が吹っ飛んでしまった。・・・あはは

でも、理美ちゃん、あなたたち二人って本当によく似ているわ。

えっ?

二人とも同じ星のもとに生まれたって話しよ。

ポッとでの新人が、これほどまでに人気が出るって有り得ないないことなの。

ましてや、理美ちゃんは誠くんについてきただけなのに、どこへ行っても誠くんと同じような人気になったでしょ。

そ、それは誠が・・・

いいえ、誠を見にきたファンも、納得しうる婚約者であり、さらに、みんなが惚れ惚れする理美ちゃんだったの。

うちの社長だって、即壊れちゃったし、・・・

どんなに可愛いくても、うちの如月社長が壊れることなんてないの。

私はあなたたち二人を大切にしたいわ。

だから、理美ちゃん、CMの件はちゃんと考えておいてね。

ただ、たぶん、あなたは出なければならない運命があると私は思うのよね?

え、なぜですか・・・私は誠がいればそれで・・・


うふ、あなた今日も自宅に電話まだしてないでしょ。

は、はぃ

電話してみればわかるはずよ・・・

え、脅かさないでください。華彩マネージャー

あら、本当の事を言っているのよ。ごめんなさいね。

えぇーーー

まぁ、とりあえず、局内のレストランで一緒に食事しましょう。そのあと局内を案内してあげる。

は、はぃ。

そうね、ホテルも準備してあるから、そちらに戻ったら自宅やお友達に連絡することをお勧めするわね。

は、はぃ。ありがとうございます。

今はダメですか?

あなたのお友達も、家族もみんなパニック間違いなしだから。。。

えぇ〜。。。なんとなく不安を感じる理美であった。

レストランへ二人が入ると、拍手が鳴り響いた。

えぇーーーなんで?

皆さん、ご紹介します、昨日鐘井誠くんと婚約した桜井理美ちゃんです。よろしくね。

え、

ほら、挨拶する。

桜井理美です。よろしくお願いします。。。あ、のせられてる・・・


・・・レストランの局内職員全員が、理美の眩しい輝きに見惚れている。・・・

しかし、華彩統括主任の前、余計な口は出さないようにしていた。

みなさん、おとなしい方々ですね・・

あら、私がいなくなったら、理美ちゃん、あなた囲まれてサインをせがまれるわよ。あはは


一方、誠は、初めて会う神崎マネージャーに引っ張られ、移動の最中だった。

誠さん、華彩統括主任に変わるまでよろしくお願いします。

あ、は、はい。よろしくお願いします。

誠さん、

は、はぃ

あなたのその口癖はいけないわよ。

二度、ひっくり返るような返事はしないこと。

はぃ、わかりました。

いいえ、そうじゃなくて・・・。

恥ずかしさを装って、そのような態度で接すると、人によっては馬鹿にしてるのかと言うふうに見られがちです。そして、こいつ自信もなにもなくここにやってきたのかと思われる業界ですから、これから、少なくとも、意識しながらお返事してください。あなたの将来に関わる問題でもあります。
何事も基本をしっかりということで、ちゃんと覚えていてくださいね。

はぃ、わかりました。ありがとうございます。よろしくお願いします。

・・・自惚れることなく、これまでのような人に優しくなれる俺でありたい・・・

そう思う誠は、真剣に神崎マネージャーの言うことを聞くのだった。

さあ、着いた。

OKstudio前

そこには、ビデオ撮影用機材すべてがそろっている。

天音裕美はすでにそこに到着していた。


あ、天音さん

誠くん、裕美よ、裕美

もう少し、親しくお話してくれないかな?

あ、ごめん。

でも、恥しいかも・・・

だからぁ〜〜〜私を彼女と思って!裕美って言う約束でしょ!もぅ〜

これには神崎マネージャーもびっくり!!

・・・統括主任の言うとおりだ・・・これは、先が思いやられそうだなぁ〜〜〜?
でも、そんなふうに言える天音が羨ましい・・・あは

・・・神崎は華彩統括主任に任命されたというよりは、統括主任から誰か一人あいていたら、誠の補佐をしてとの連絡で、女性マネージャー同士で、ジャンケンをし、勝ち抜いてこの役得を手にいれたのだった。・・・


・・・・・・・誠の運命やいかに・・・・・・


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