|
彼氏は芸能人(19)1-2 ・・・理美の家族はパニック状態・・・ 私の名前は桜井理美(りみ)彼の名は鐘井誠 近い将来に大スターになっていく彼との恋愛を綴った。 これまでのあらすじ! 初めから読みたい方は⇒こちら 桜井理美と鐘井誠は恋人同士である。高校卒業と同時に理美は大学へ、誠はスターへの道を歩む。 1 年ぶりに里帰りした誠は、映画の主人公として、また映画の主題歌を歌う、俳優兼、歌手としてデビュー前であったが、映画の予告ですでに売れっ子スター以上の人気であった。 理美を心から愛する誠は、理美の気持ちに応えるように、理美の父昇、母里美の前で土下座し、理美との婚約をお願いし、了解を得るのだった。 真直ぐな誠の行動は、ファンの心をより一層捉えて離さない。北海道での仕事の打ち合わせのはずが、地元のマスコミとのリハーサル的なデビュー記者会見を迎え、更には大勢のファンとの握手会へと変わり、その中で堂々と話す誠がいた。 ・・・理美の家族はパニック状態♪・・・ 帰り際に書店により、週刊誌数冊、新聞6社分ほどを買い求めてきた華彩マネージャーは、誠と理美にこれ読んどいてね!と渡すのだった。 ああ、そういえば上泉社長もそんなこと言っていたなぁ〜と紙袋から出した誠と理美は!! えぇーーーーーーーーーーーーー!!! 週刊誌、新聞各社ともに見出しは誠と理美の記者会見とファンとの握手会を鮮明に紹介しているではないか。 しかも理美の姿は天女のようで、はにかむ姿がまた一弾と可愛い。(著者もほれてまうほどであった。・・・なんじゃそりゃ) 嘘、なんでこんなにまで???理美は唖然とするのだった。 ぁ、いけない、もしかすると・・・理美は携帯を見る・・・ やっぱり・・・マナーモードだった。誠と一緒だったから携帯のマナーモード解除するのまた忘れちゃった。 あぁ〜〜〜!!着信履歴がいっぱいだょ!誠〜〜〜うるるの眼差しの理美である。 あはは、あはは。。。新聞も週刊誌もみんなカラーだし、俺より理美のほうが写真いっぱいあるよ!!あは ホテルへの到着から記者会見まで鮮明に載っている。 理美、 なに? 俺、こんなに綺麗な女性と婚約できたことを今更ながら、嬉しくてしかたないよ。 へ? 誠なに言ってるの? でへ! こら!誠くん!デレデレしない!! あは!、 ちゃんと読んでおきなさいって言ったでしょ。 はぃ・・・ 理美ちゃん空港についたら、警備員が数名でVIPに案内するから驚かないでね。 えっ、は、はぃ。わかりました。 なんで・・・警備員が? 着いたらわかるから・・・ 何やら、雲行き荒れそうなピリピリ感のマネージャーであった。 車は空港ロビーに向かう道路側に横付けする。 車をみつけた警備員10名ほどが、いっせいに車の前に駆け寄ってきた。 それを見たファンがあちこちから駆け寄ってくる!! 今よ、早く、走って!! 警備員に囲まれたまま3名は走り出した。 Σ(゚∀゚ノ)ノキャーーΣ(゚∀゚ノ)ノキャーΣ(゚∀゚ノ)ノキャー(顔文字でた・・・!!) どうなってるの?マネージャーこんなの聞いてないよ! いいから、走って!! はぃ!! VIPに着いた誠と理美、華彩マネージャーはホッと一息。 誠くん、あなたにこれと言った情報を流さなかったのは全て極秘扱いで行動したからなの。 マネージャーは説明した。 へっ?どういうことでしょう? これまで、映画撮影、挨拶周り、レッスン、すべて一般の方々にあったことがある? えっ、それは、いつもスタッフと行動が一緒で、それに・・・!!そうです。全然ないです。どうしてでしょう? あなたの人気はね、全国ネットで優勝の瞬間までテレビで放映されているのよ。だから、誠くんの性格を壊さないように社長命令で大切に扱ってきた経緯があるのよ。あなたが知らなくてもしかたがないのよ。ただ、誤解だけはしないで、あくまであなたが変わることなく今のままのあなたを大切にしたいという配慮からデビューまではということだったの。 そうなんだ、そこまでして・・・ 華彩マネージャー、だから僕が休みで自宅へ戻ると時、特別に車を用意したんですか? その通りよ。 ・・・理美は思った。そういえば、理美本人もテレビでは見ることもあったが、これほどの人気があるにもかかわらず、誠が自分の家まできたことと併せて見れば不思議だなぁ〜と思っていた。・・・会社側も誠の性格を壊さないように、本当に大切にあつかってくれていたんだなと感謝する理美でもあった。 考えてみれば、私は誠を追い求めて、テレビを見る余裕もなかったな・・・。寂しくて、なんか辛くて、誠の事だけ考えてた。私だって誠の人気を知る由もなかった。 なんだろう?誠に再開して、1年前の誠と何も変わらなかった、だけどすごく責任感に溢れた一回りもふたまわりも大きくなった誠、そして、その誠に婚約までしっかりと約束してもらったこと。全ては会社側の配慮や、いろんな人たちの助けがあったから。 ・・・思わず手をあわせ感謝を心から祈る理美であった。・・・ 神様、ありがとうございます。 理美! えっ 隙をつかれたように、誠は理美にキスをした。 頬をピンクに染める理美 理美、待っててくれてありがとう。 そして、華彩マネージャー、心から感謝します。 俺、言い方うまくないけど、そんな配慮とか何も考えていませんでした。なのに、落ち込んだり、自分勝手にプレッシャーに押しつぶされていたりしたことを反省します。これからはもっと真剣になって行動できるように努力します。これからもビシビシと教えてください。本当にありがとうございます。 ふ〜ん、誠くん、 はぃ 私の前で理美ちゃんにキスしたのは、ヽ(`Д´)ノこら!って叫びたいけど、君のその素直さが私はすごく好きだよ。私もあなたを応援してきた甲斐があるってものだから、これからも頑張ってほしいわ。 理美ちゃん。 はぃ 誠くんはね、本当にあなたを思って潰れそうだったのよ。毎日が理美ちゃん一色だったわ。 え、そ、そうなんだ。 ・・・公園で話した誠の言葉には、これっぽっちの嘘もなかった。・・・ それだけで理美は涙を流すのだった。 誠〜〜〜 2人はVIPルームで抱き合うのだった。 あらあら、ほんとうにもうこの2人ったら・・・焼けてしかたないわ。 ・・・華彩マネージャーはお手上げ状態だった。・・・あは しばらくして乗務員(スチュワーデス)が迎えにきた。 どうぞこちらからご案内いたします。 あ、すいません、よろしくお願いします。 ・・・乗務員は誠の言葉に、わあ〜この子本当に映画そのままだ。普通そんな事ないのに、ファンになっちゃう。それにしても婚約者の理美さん、本当に素敵!この二人、普通の芸能人とはパターンが逆だわ。あはは、なんて素敵なんだろう!あっけに取られるも感動を抑えきれないのだ・・・ 誠くん、理美ちゃん、移動では同じような事がいつでもあるから、そのへんはちゃんと意識してね。 はぃ、ハィ! 飛行機は羽田へと向かった。 空港ではマネージャーの言うとおり、ファンの人だかりでいっぱいだった。 誠くーん、理美ちゃぁ〜〜ん。婚約おめでとう!楽しみにしてる〜〜〜!ずっと応援してるからあ〜〜〜。。。 ・・・誠も理美も素直な気持ちでお辞儀をしながら通路を歩くのだった。・・・
|
小説
[ リスト | 詳細 ]
|
誠くんは、今だけ天音裕美のものでぇーす! ・・・天音裕美は誠の腕をわしづかみにして、社員へアピールするのだった。・・・すると えぇーーー絶対ダメーーーーー!!女性社員が一斉に声を出した。 それを聞いてみんな大笑いだ。 同じポーズを10回ほど撮り終えて、この場所での撮影は終了した。 えっ、もう終わりなんだ?・・・誠がつぶやくと・・・ そうよ、戻れなくなっちゃうじゃない。 誠くん、東京でもまた会えるね、楽しみにしてるから。・・・裕美は話すのだった・・・ あ、天音さん、 えっ、なぁに? 実は如月社長から天音さんのサインをお願いされているのですが、お願いできますか? 誠くんのお願いだったら何でも聞いてあげる。そのかわり、私もお願いしていいかな? なんでしょう? 私はあなたのサインが欲しいの・・・。ちゃんと天音裕美ちゃんへって書いてくれる?それと携帯番号とアドレスも一緒に交換しましょ! 携帯はいいとして、僕なんかのサインでいいんでしょうか?なんか照れちゃうな?アハ あら、あなたってあなた自身の事なにも知らないみたいね。 えっ 女の子みんな、あなたが独身ならほおっておかないわよ。 でも、婚約者がいるとわいえ、まだ結婚してるわけじゃないし!狙われるのは間違いないわよ。私も含めてね・・・。ふふ、冗談よ!冗談。でも、気をつけたほうがいいわよ。ふふ あは、天音さんて冗談怖い!アハ あら、ほぼ本当のことなんだから、それと、今度から私を呼ぶ時は天音と呼ばずに裕美って呼んでね。 アハ、裕美さん! 違うでしょ、裕美よ! はぃ、裕美。。。 ぅん、素敵よ。ふふ、 応接間では互いのサインの交換をして、また、東京でねと言って、別れた。 天音が見えなくなってから誠に対し、華彩マネージャーは伝えるのだった。 誠くん、天音さんには気をつけて。 えっ、なぜですか? 彼女のあんな積極的な言葉は初めて耳にするからよ。彼女すごく純情なのよ。私もよく知ってるけど、あそこまで性格が変わるとは思えないの。かなり無理して自分を作っているわ。 えっ、そうなんですか? 彼女も女優よ。いろんなタイプをしっかりと演技する才能の持ち主。だけど、心はすごくナイーブなのよ。負けん気も強いけどね。あの子が男性にあれだけ言いよるなんてあり得ない事だから。 はぁ〜俺、別になんとも感じませんでしたけど・・・ あはは、ぅーん、君だと、ある意味安心なんだけどね。でも気をつけてね。 はぃ、わかりました。ありがとうございます。 上泉社長は、理美を案内しながら会社内を回っていた。 総務、経理、営業、配送、各分野にまた別の課名が独立するように分かれている。 そこへ、社長が理美を連れて入ると、どこに行っても全社員が手を止めて社長に一礼するのだった。総務では、総務部きっての切れ者と見られる女性部長が、「社長、なんですか、こんなに素敵な女性を連れて歩くなんて。」どちらの女優さんですか?なんて素敵な・・・ アハ ・・・理美はどこに行っても全社員に似たような言葉をかけられ頬がピンク色になるのだった・・・ そのたびに、社長はガハハ、そうじゃろう、わしも捨てたもんじゃないだろう!と言っては社員と一緒に笑うのだった。・・・ 社長はホクホク顔で、理美はほっぺをピンク色にして戻ってきた・・・ ・・・社長は何を思ったのか・・・ 誠くん、絶対理美ちゃんを幸せにするんだぞ。わしも応援するからな!ワハハーーー!!! 誠・・・は、ハィ。 はぁ?っとマネージャーは・・・ やっぱり壊れた・・・理美ちゃん親父キラーになりそうね・・・。と言っても、親父の方が勝手に壊れていくんだから仕方ないんだけど・・・将来大丈夫かしら・・・などと思うのだった。(笑) 理美ちゃんや、北海道は気に行ってもらえたかな? はぃ、こちらへ来る途中でいろんな素敵な場所を見させていただきました。いつか一周してみたいです。北海道大好きです♪ そうかそうか、いつでもこちらへ遊びに来ていいからね。北海道へ寄るときは是非連絡をしておくれでないか。わしゃ、会議でもなんでもキャンセルして出迎えるぞ!ワハハ。。。 社長ーーー!!度が過ぎますよ! あは、あははははははははーーーーーー!!!顔が真っ赤な社長だった。・・・汗 誠たちが空港へと戻る時には、全社員たちが勢ぞろいで見送るのだった。 ・・・どうしたの誠くん・・・ あ、いや、見送りであんなにたくさんの人が・・・俺なんかのために・・・不思議で・・・ すると、社員の運転手が話した。 誠さん、そんなことはないですよ。みんなあなたに夢中ですから。 社長がプロジェクトに参加するとの話でしたが、これほど素晴らしい映画や鐘井誠という素晴らしい新人が発掘されるなんてみんな思わないし、最初は心配していたんです。 ところが、予告の映画と誠さん、あなたの歌だけで、本当にすごいと思いました。みんなあなたのファンですよ。もちろん私も含めてですが・・・ すいません、本当にありがとうございます。 僕も一生懸命頑張りますので社員のみなさんには心からお礼申し上げますと伝えていただけますか。 もちろんですとも。そして、誠さん、あなたがこれからもっともっと活躍されんことを期待致します。頑張ってくださいね。 ハィ。ありがとうございます。頑張ります。 ・・・誠は自分の立場について、親友の順次からも言われた。(お前自分の立場なんもわかってねぇよ!)ここでも、初めて会う天音裕美から同じように言われた。どう考え、どう行動すればいいんだろう?そう思うのだった。「もっとしっかりしなきゃ・・・」 マネージャーは、この後、東京の本部ビルへ行くけれど、理美ちゃんはあと二泊三泊はできるわよね。 え、ええ、親に連絡すればそれでいいかと・・・ うん、じゃあ、誠は私の助手に任せて、二人で社内見学に行こう! えっ、マネージャー助手っていましたっけ? あら、私を何だと思ってるの。総合マネージャー部門の統括主任よ。我が社のタレントだけでトップクラス100人、中堅でも大勢いるわ。そのマネージャーを統括しているのが私なのよ!あなただけのマネージャーと思ったら大間違いなんだからね。 えぇーーーーー!!そうなんだ。そんなすごい人が俺にこんなに力を貸してくれていたんだ。 誠はうぬぼれそうになっていた己に反省するのだった。 すいません、俺うぬぼれていたと思います。ごめんなさい。これからもよろしくお願いします。 ふふん、誠ーーー!!!よく言えたわ。まかしときなさい。いざという時は私があなたを守ってあげます。特に理美ちゃん、あなたはね♪おほほ・・・ ・・・こうなると親父もマネージャーも一緒じゃないだろうかと著者は思うのだった(笑)・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて、東京へと日帰りであります。ところで・・・北海道の日帰りでけたかしらと心配な著者です。 うーん間違いがあったら、教えてくださいましょ。 深々とお願いを申しあげ、また、次回の更新をお待ちの皆様がいらっしゃいましたら、宜しくお願いいたしまする。 それでは、また次回へ・・・ byたか |
コメント(4)
|
彼氏は芸能人(18)1-2 ・・・・・・ 私の名前は桜井理美(りみ)彼の名は鐘井誠 近い将来に大スターになっていく彼との恋愛を綴った。 これまでのあらすじ! 初めから読みたい方は⇒こちら 桜井理美と鐘井誠は恋人同士である。高校卒業と同時に理美は大学へ、誠はスターへの道を歩む。 1 年ぶりに里帰りした誠は、映画の主人公として、また映画の主題歌を歌う、俳優兼、歌手としてデビュー前であったが、映画の予告ですでに売れっ子スター以上の人気であった。 理美を心から愛する誠は、理美の気持ちに応えるように、理美の父昇、母里美の前で土下座し、理美との婚約をお願いし、了解を得るのだった。 真直ぐな誠の行動は、ファンの心をより一層捉えて離さない。北海道での仕事の打ち合わせのはずが、地元のマスコミとのリハーサル的なデビュー記者会見を迎え、更には大勢のファンとの握手会へと変わり、その中で堂々と話す誠がいた。 ・・・北海道大好きです♪・・・ 何やら、本社ビルの前に階段の段組みがそろっていた。テレビカメラも、カメラマンも数名いる。 しかし、マスコミ風ではあるが、取材の記者とかではないようだった。 社長上泉信彦は誠が車から降りるのを待っていた。華彩マネージャーは誠に合図を送りながら上泉社長へと歩いていく。 お久しぶりです。上泉社長 華彩マネージャーオーディション依頼だねぇ〜相変わらず美しい。 えっ!オーディション?・・・誠は思った・・・ いえいえ、嬉しいお褒めの言葉に感謝いたしますわ。 誠くんか。 はぃ、今日はお招きありがとうございます。よろしくお願いいたします。 お隣の女性は、今日の朝刊の婚約者かね。 えっ、朝刊!!すいません。まだ見ていませんが、昨日婚約しました、桜井理美です。 理美と申します。よろしくお願いします。 おお、写真よりもずっと美しい。いやはや、これほどとはな・・・わはは まぁ、時間もありませんのでオフィスへどうぞ。 華彩マネージャーは思った。(あいた、ここの社長も理美を見ただけでおちゃらけそうだ!) マネージャー、オーディションってさっき言ってましたけど・・・ あら、特別審査員の一人よ!知らなかった? えぇーーーーーーー!!! まぁ、その説明は後でね。 応接室に通された誠と理美、マネージャーはあらためて社長と握手を交わす。 誠くん! はぃ、上泉社長 映画は先に見させていただいたよ。素晴らしい出来栄えだった。この何十年映画で涙したことなどないのだがな・・・年をとってしまったかなと思ったくらいだ。 ・・・(上泉信彦)通商では鬼の上泉と言われ、真っ向勝負を好む。商売の裏表ない正当性でこの業界を引っ張ってきた中心人物である・・・ あの・・・上泉社長 なんだね? オーディションの特別審査員だったそうで!? これ、誠くん! あ、あ、その・・・ まぁまぁ、あれだけの人数がいたらわからんだろうよ、マネージャー。わはは 誠はふと思い出した。 あ、舞台から見て、たしか右端の来賓席のような場所からひときわ大きな声で高笑いをしていた人だ。 机をたたいて笑っていた方では? おぉ〜、あんな大場面の舞台から緊張もせず、会場を見まわす余裕もあったのか?その通りだよ。よく覚えていたな。うーん、マネージャーこりゃ我々の予想をはるかに上回ったツワモノかもしれんな。 はぃ、上泉社長、如月社長もそのように申しておりました。 そうか、如月もそう言ったか。わはは、さすが同期だけのことはある。あいつの先見の明で失敗を見たことがない。ついでに、ここへ遊びにくればいいものを・・・忙しいだろうな・・・ ・・・と昔を思い出すようにほくそ笑む上泉社長であった。その顔を見ると初めて会う気がしなかった誠だった・・・ しかし、ここでびっくりしたのは、誠くん、君の婚約者の理美ちゃんだな。 えっ!・・・頬がピンクになる理美だった・・・ 美しい、光る原石とはこの事をいうのかもしれん。 上泉社長!! あ、すまんすまん、思わず見とれておったわ!ワハハ 華彩マネージャーは思った。。。この調子じゃ、トップはみんな壊れていくわね・・・ コンコン、ドアが開き 社長、天音裕美さんが到着しました。 おお、そうかそうか、みな自己紹介が必要だな。ぅんぅん。 ・・・天音裕美は5年前に女優としてデビュー、大河ドラマ、サスペンスなど多くの主演作に主役で出演、その人気は若者からお年寄りまで幅広い人気をもつ。得意はピアノで時に作曲なども手掛ける。・・・ 応接室に通された天音裕美は、軽いジャージ姿であったが見る者があこがれるような気品が漂っていた。 お久しぶりです上泉社長 うんうん、よく承諾してくれた。久しぶりに見るが、相変わらず綺麗だのう君は! お世辞は結構ですから・・・ ワハハ。。。二人とも笑っている。 ささ、紹介しよう、天音くん、今新人ナンバー1の鐘井誠くんだ。隣は婚約者の理美ちゃんじゃったな。 はぃ、鐘井誠です。よろしくお願いします。桜井理美です。はじめまして・・・ 天音裕美です。テレビで映画の予告見ました。久しぶりに感動して泣いちゃった。誠さんの声も透き通るようで素敵でした。会えて嬉しいです。そして仕事が一緒にできるなんてラッキーです。 あ、あは、そのように言われると恥ずかしいです。天音さんこそ、素敵ではつらつとした演技に驚きでした。マネージャーに何度もあなたの主演するドラマや映画を見せられましたよ。すごく勉強になりました。 おや、二人ともすでに知り合いかね? いえいえ、互いに画像では知っているみたいなものです社長。マネージャーは答えた。 そして、あなたが誠くんと婚約された理美さんね。すごく綺麗だわ。ぅーん悔しい。 はぃっ!? これからでも、遅くはないと思うけど、私、あなたがいなければ、誠くん奪っていたわよ。 えぇっ!! あはは!!冗談よ!冗談! 華彩マネージャーは、「(遅くはない!)あぶない、この子本気だわ・・・」と感じるのだった。 さて、自己紹介も終わっただろう。 仕事の話だが、コマーシャルについては、君ら二人が我が社の社員全員と一緒になってアピールするところから始まる!残りは東京での簡単なロケで終了だろう。あとは監督やらに任せてあるからよろしく頼みます。 時間もない、さっそく向かってくれますかな。 はぃ、ハィ! 天音裕美、鐘井誠の二人は係員の案内で本社ビル前に設置された5段に分かれた設置物の先頭に向かう。玄関前から上泉社長、華彩マネージャーと一緒に見学する理美であった。 ・・・天音裕美はなぜあんなこと言ったのだろう、よくわからないままロケのにぎわいに、その事をあまり考えないようにしようと思う理美だった・・・ さすがに天音裕美である、社員の注目を集め陽気な笑いを誘うのであった。そして、誠の登場に、さすがに女子社員の声はすさまじかった。キャーキャー こ、声が聞こえねぇぞ・・・そう思いつつも笑顔で手を振る誠だった。 そして、セットの上段に位置する男性社員たちは、なぜか皆社長の方向を見ている。 いや、理美を見ているのだった。(すっげー可愛いよな!あんな子がいるんだ。生きててよかった!などなど・・・鐘井誠の婚約者だってよ!、えぇーそりゃないぜ、だけど綺麗だなぁ〜) ほら!上段の職員のみなさん、ちゃんと前を向いてください。 裕美と誠が交互に会社をアピールし、全社員と一緒に笑顔でスマイル!といったところであろうか。編集でいくらでも視聴者に好感のもてるようにできるとの説明を受ける理美だった。 誠は本番に入る前の社員との話しの中で、わずか5分の間にその才能をいかんなく発揮した。
「こいつ、マジですごぃな!ああ、男から見てもすげぇと思うぜ」これじゃ女子はイチコロだ。でも、絶対応援したくなるぜ!」若い男性社員までもが誠の男らしさと魅力に感じざるを得ないのであった。 |
|
彼氏は芸能人(17) ・・・・・・ 私の名前は桜井理美(りみ)彼の名は鐘井誠 近い将来に大スターになっていく彼との恋愛を綴った。 これまでのあらすじ! 初めから読みたい方は⇒こちら 桜井理美と鐘井誠は恋人同士である。高校卒業と同時に理美は大学へ、誠はスターへの道を歩む。 1 年ぶりに里帰りした誠は、映画の主人公として、また映画の主題歌を歌う、俳優兼、歌手としてデビュー前であったが、映画の予告ですでに売れっ子スター以上の人気であった。 理美を心から愛する誠は、理美の気持ちに応えるように、理美の父昇、母里美の前で土下座し、理美との婚約をお願いし、了解を得るのだった。 真直ぐな誠の行動は、ファンの心をより一層捉えて離さない。北海道での仕事の打ち合わせのはずが、地元のマスコミとのリハーサル的なデビュー記者会見を迎え、更には大勢のファンとの握手会へと変わり、その中で堂々と話す誠がいた。 ・・・握手会もようやく終わり・・・ 理美、こんなとこまで巻き込んじゃってごめんな。 誠、私は大丈夫よ。楽しかったもん。 正直さぁ〜理美までテレビに映る事になるとは思わなかった。 エヘ!私初めてだから緊張しちゃった。 ぅーん、ちょっと嫉妬もしたけど・・・ アハ、ただ、ファンのみなさんが、私に握手求めてくるって思わなかったから・・・ そうだね。二人とも激励されちゃったし。あはは あっ、そう言えば、華彩マネージャー 何かしら誠くん 今日は仕事の打ち合わせだったんじゃ? あはは、そうだったわね。 大丈夫よ、行けばわかることだから。 えっ、そんなに簡単? ただ、ちょっと理美ちゃんにお願いすることがあるのよね。 おお、マネージャーもそう来ると思っていたよ。さすがだな。 ・・・マネージャーと如月社長は同じことを考えているようだった。・・・ 理美ちゃん、・・・マネージャーは言った・・・ はぃ、なんでしょう あなたCMに出てみるきはない? えぇー私がですか? もしかして誠と一緒に? いいえ、別のお話なんだけど・・・ マネージャーもしかして理美をスカウトしてません? ふふ、当たり! えぇーーーーーーーー!!! 今すぐにとは言わないわよ。ゆっくり考えてお返事ちょうだいね。 ・・・二人とも唖然とするのだった・・・ 如月社長のお考えと一緒でしょうか? うむ、理美ちゃんがテレビに映るとなると、いくら誠くんの婚約者とはいえ、他局がほおっておくとは思えないからな。それでいいだろう。 な、なんですと〜〜〜。。。 うふふ、相変わらずリアクションが大げさね!誠くんは・・・ 理美ちゃんや、 はぃ、如月社長 君は誠くんの婚約者だ。無理にとは言わないが、二人とも若い。 いろんな経験を知っておくこともいいもんだぞ。私はね、君のように素直で可愛い子を見るのは初めてかもしれん。誠くんもそうだが、同じ星に生まれたとしか思えないその輝きは天の導きとしか思えんのだよ。 君たち二人の結婚を私は心から祝福するもので、決して迷惑になるようなことはさせない。 二人でよく相談してみてもらえんかな! は、はぃわかりました。如月社長・・・誠と理美はお互いを見合わせるのだった・・・ ところでだな、誠くん はぃ、如月社長なんでしょう。 うむ、北海道に行くと天音裕美という君と同年くらいの若い女性がいる。新進の女優だ。 そこで君らはCM撮影になるはずだ。そこでお願いがあるのだよ。 は〜社長のお願いですか? うむ、実は私の孫が誠くんと裕美の写真とサインが欲しいと言っておってな。是非お土産として頼みたいのだ。 アハ、はい喜んでお受けいたします。 そうか、いやはは、頼んでみるもんだな。わはは 社、社長!! ・・・華彩マネージャーは思った。今日の社長壊れてる・・・ じゃあ、今日はこの辺で帰るとするか。お疲れ様、明日はしっかりとな。 はぃ、社長、ありがとうございました。 ・・・理美と誠は深々とお辞儀するのだった・・・ 明日は朝6時出発だから、寝坊しないようにね、誠くん。理美ちゃんもね。 ・・・理美も誠も今日の出来事でまだ頬が火照った状態であった。・・・ 理美、どうする? えっ、コマーシャルのこと? うん、俺、理美が遠くに行くような気がして嫌だ。 あはは、誠ったら だけどね、社長が言うように、いろんな経験っていうか、コマーシャルに出させてもらえるのは普通ないことだから、経験は経験としていいのかなとも思うんだ。 あれダメ、これダメって束縛するような事言いたくないし・・・ 誠、それって、もしかして焼いてくれてるの? えっ、えぇーーー。。。かなり当たってる。・・・うつむいてしまう誠だった・・・ 誠、大好き。 私は誠だけだよ。誠のことしか思っていないもん。 私も誠と同じ気持ちだったのわかる? あっ、そ、そうか。そうだよな。理美ごめんよ。 ・・・「理美は誠が東京へ行ったことで、もう戻ってこないかもしれない」そんな不安にかられながら、誠の連絡だけを待ち続けていたのだ。 だけど、私はどんな事があっても誠と一緒にいたいの。あなたとずっと、ずっと一緒にいたいの。 ・・・理美の切実な願い、それは愛する人と一緒にいることだけであった・・・ 理美、ありがとう。俺ってとても幸せものだよ。・・・涙を流す誠だった・・・ ほら、男の子がみっともない。 理美だって泣くじゃないか! あら、女の子は泣くことが仕事よ。 げ、嘘、 ふふ、嘘でぇーす。 こら! あはは・・・ ・・・二人は走りながらホテルの外へ出るのだった。・・・ すると、まだ残っていたファンからキャーキャーと声援が送られる。 あは、やば! 二人は手を振りながら順番待ちのタクシーに乗るのだった。 あ、しまった!眞一さんに連絡するの忘れちゃった。 もぅ、誠ったら、あれだけお世話になっているのに。 ああ、後で謝る〜 ・・・一路、誠の家へと向かう・・・ 自宅についた二人は父清輝、母由美子の前で婚約の約束と記者会見の内容を話すのだった。 そうだったのかい。 理美ちゃん、おめでとう!・・・母由美子は涙を流して喜んだ。 おぉ、母さんが泣くなんて、とつられて泣いてしまう父清輝であった。 理美の気持ちを思えば、涙があふれてしかたない。良かった。本当に良かった。由美子の涙に理美ももらい泣きするのだった。 お母さん、ありがとう。 あ、それじゃ両家でちゃんと会わなきゃ。 誠、いつ戻ってこれるんだい? あは、わかんね。 なんだってぇーーーーーー!!喜びの涙は怒りの面へと変わる・・・ ギャーーーーーーー回し蹴りが誠のおしりを直撃! 途中までの段取りはうまくいったかもしれないけど、最後まで計画は立てなさい。 は、はぃ母さんごめんなさい。 説教する由美子は珍しく、めったなことでは怒らないが、こと理美のことになると、容赦はしない母由美子であった。(笑) 明日の準備をする二人は、荷物もさほどないことから、風呂に入ってあとに抱き合って寝るのだった。 鐘井家の朝 母由美子に布団をひっぱがされ起こされる二人、 W、母さんなにすんだよ〜 こら、もう5時だよ。迎えも来てるんだろ! えっ、時間は5時10分 うわぁーー ほらほら、二人とも、急いで朝ご飯食べて準備準備!! はぃ、ごめんなさい、ありがとう由美子お母さん。 あら、理美ちゃんはいいのよ。あは がぁーーー、母さんってば、いつもそうなるかな! 当たり前でしょ。ほら、急いで!! ・・・母由美子の見送りで迎えのハイヤーに乗りこむ二人だった・・・ 空港では華彩マネージャーが待っていた。 あら、ちゃんとつけたじゃない。遅刻するかもと思ったわよ。 え、そ、そんなことないです。 じゃ、理美ちゃんのチケットはこれね。誠くんも はい、ありがとうございます。 北海道行きの飛行機の中ではぐっすり寝てしまう二人だった。 あら、この二人寝ちゃった・・・ 意外と神経図太いわね・・・あたしも寝ようかしら・・・(笑) 新千歳空港から迎えの車にのり小樽へ! 食品流通センターの大手、ニセコ株式会社に到着する。 来たぞ来たぞ! 社長、誠さんを迎えに行った車が戻ってきました。 そうかそうか、・・・社長上泉信彦である。・・・ ニセコ株式会社入り口から本社ビルまで100メートルはあるだろうか! わぁーーーすごく大きい。。。誠、理美は敷地の広さにびっくりするのであった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オラ取材する余裕も何もないので、みな想像のビルや名前でございます。汗 そりゃそうだと思いつつ・・・ 次回、北海道大好きです♪ お楽しみに・・・ 実はメールがありまして・・・楽しみにしてますとありました。 どうしましょ・・・アハ |
|
さて、それではこれより臨時ではありますが、記者会見を行います。 本日はクリスタルエージェンシー如月社長が直々にお見えですので一言ごあいさつをお願いいたします。 え〜各マスコミ、記者のみなさん、長らくお待たせしました。 今回は特別に我が社が自信を持ってみなさんにご紹介する鐘井誠くんの紹介をしたいと思っておりましたが、今気が変わりました。 えっ!・・・・・・・・・・・・ざわざわ 私は人の喜ぶ顔が見たい、そして隣どうしが分かち合い、夢の持てるような社会の実現が今の日本には必要なのではないかと、これまでの経験を通して考えたことが多々ありましてな。 そんな中での今回の企画でありました。我が社の社運をかけた大プロジェクトであります。 内容は徐々に明らかにされてまいります。今は企業秘密として受けておいてください。 さて、前段で申し上げた、人の心でありますが、どのような人であれ、心を持って行動することに迷いや不安も多々ありましょう。そのお気持ちを支えてくれる映画の主人公として鐘井誠くんを選びました。その経緯はみなさんにも感じられた通りであると思いますが、文章としては公開されておりません。徐々にその魅力は、みなさんが感じられた通りであると納得するかと思います。。 今回の映画、人の明日、人の未来に流す涙の尊さをドラマよりも現実のものとして感動を与える素晴らしいものとなっております。マスコミのみなさんの御見解も受けながら更に飛躍する我が社にご期待されんことを望みまして、私の挨拶とします。 マスコミ各社は驚いていた。 あの如月社長が、笑顔である。それだけでニュースになる人物だ。 社長に何が起こったのだ?面食らうマスコミ記者であった。 それでは、記者会見を始めます。 一番先頭に座る記者が、代表して説明をした。 手を挙げた順番と言ってもこれだけいては時間がかかりますので前もって記者同士全員で相談し、質問項目の集計が取られておりますので、その多い順から、誠くんに代表して質問させていただきたいと思います。プロフィールについては、貴社の広報より頂くとして。その後の質問で補足として回答が得られたらと思いますがいかがでしょうか? 誠は答えた。 はぃ、結構です。 オーディションを受けるきっかけとなったのはいつごろでしょう。 高校三年の8月ごろですね。6月に理美の誕生日を祝った時、僕は理美を幸せにしたいという気持ちが常にありました。そしていろんな経験もしたいと思っていました。 そこへ、クリスタルエイジェンシーのオーディションをテレビで見て、自分の可能性もですが、受けるだけ受けてみようと思い応募しました。 たしか、誠さんは面接の際、すべてにおいて彼女のお話を堂々とされていたと聞きますが、 芸能界では非常に難しい問題ではないかと思われたのですが、そのへんはいかがですか? 僕はオーディションで正直、合格、(優勝)とかは全く考えていませんでした。 ここで言うのはおかしいかもしれませんが、僕はどんな時でも彼女の事だけでした。 ですから、優勝は彼女のおかげとしか言いようがありません。 そういう中で、優勝し、映画の撮影や歌まで披露させていただくことになりました。 あれよあれよと、自分の道しるべでもあるかのようにレールが引かれていきました。 僕は如月社長や、マネージャー、そして多くのスタッフの中で期待される事にプレッシャーを受けて、一時はつぶれそうにもなりました。が、映画で遠藤監督の激のおかげで、ここまでくることができた事を光栄に思っています。 そして、彼女の問題で落ちるとか、そんな事は考えてもいませんでしたし、オーディションでもどこまで残れるんだろう?と不思議な感覚でしたから、その辺の心配はありませんでした。 なるほど、たしか、今日の会見が決まる前にその、お隣の彼女と今日婚約を御両親にお願いして了解を得たとの言葉がありましたが、今同席されている彼女でしょうか、そして、もしよろしければお名前など教えていただけますか? はい、隣にいる彼女は僕の世界で一番大切な女性です。 理美、自己紹介できるかい? えっ、 う、うん、 桜井理美と申します。今日このような場にいる自分に驚きが隠せません。 誠さんのファンの方々にもお会いして応援を頂いたことに心から感謝しています。 この場をお借りしてお礼を申し上げます。 少しお伺いしたいのですが、いつ頃からの交際だったんでしょう? 僕たちは同級生で高校2年からです。 すいません、この会見は両親にも連絡できない状態でしたので、理美との質問は抑えていただけませんか。理美に不安や心配をかけたくないんです。 あ、失礼いたしました。 それでは、映画の監督からの激とありましたが、どのような激で? よろしければ教えていただきたいのですが、・・・ 僕が落ち込みすぎちゃって、また仕事への責任感というか、迷った状態で失敗続きの時、遠藤監督になぐられたんです。 おぉーーーーー!!!みな驚いている すると、誠さんが殴られたということですよね、 はぃ、でもみなさん誤解なさらないでください。そのおかげで仕事に対する責任感ももてたし、中途半端にならず、演技に集中できたのですから。。監督には感謝しかありません。 なるほど・・・この事は社長さんも御存じでしたか? おお、私の耳にも届いているよ。しかし、彼はまだ若い、この原石を壊してはいかんが、遠藤監督には自分の子に教えるように厳しく対応してほしいとお願いはしておりましたな。 それだけ、誠さんに期待があったということでしょうか? もちろんだ、そして、今日その彼女である桜井理美さんにも初めてあった。 私は驚いてしまったよ。誠くんが理美さんだけを大事にしたいという言葉の意味がわかったな。(笑) 私は、これまで芸能人では、新人からプロまでをしっかり見てきたが、これほど期待させる新人は見たことがないよ。 ざわざわ、記者たちはそろって、メモをとり、ボールペンに力が入った。 誠さん、理美さんとの婚約についてよろしいですか? はぃ、なんですか? 御結婚はいつごろとか、お決まりですか? それは、まだ決まっていません。ただ、僕は今、これからの僕の責任のために一生懸命です。 そのことが落ち着いたらすぐにでも一緒になりたいと思っています。 ファンのみなさんには彼女がいることについて、どのようにおっしゃるのでしょうか?お聞かせ願えませんか? マネージャー、少し言葉がすぎませんか?記者さん。 いえ、いいんです。マネージャー 誠くん・・・ ファンのみなさんには、ですね。。。 出だしの新人が彼、彼女で夢の叶わない社会となっているなんて思いません。みんなそれぞれに自分の人生に何かを見出したい、何かを見つけたいと思いながら、将来に託せる自分自身をみつけるために頑張っているんだと思います。みんな同じように泣き笑いがあると思います。辛いことだって悲しいことだってそうです。そんな中でその支えになるものがあれば、どんなにか励ましにも力にもなると思います。僕はそんな俳優になりたいし、歌手になれるよう頑張りたいのです。 ただ、僕は理美がいなければその夢さえ追い求めていたかさえわかりません。 僕は理美と一緒になって人生を一緒に歩みたいのです。 その時、会場の外から大歓声が沸き起こった。 ワァーーーーーーーーーーーーーーー!!! 一斉に振り返る記者のみなさん。 なんと、会場外にはファンからファンへと連絡がいき、最初の人数の倍に膨らんでいた。そしてホテル側の配慮で記者会見の内容が外に放送されていたのだ。 社長やったな!マネージャーは思った。 終始御満悦の社長である。 代表の記者は、只今の歓声で誠さんへのファンのお気持ちが届いた事を証明したのではと思います。私どもも驚きを隠せませんね。 それでは、別の質問からですが、映画の主人公としての誠さんですが、映画のヒロインを演じた木ノ内由美さんとも仲が良いとされ、また木ノ内由美さんも、誠さんにぞっこんだとの話題が飛び交っていることについて、御存じかと思いますが、そのへんは? えっ?今初めて耳にしましたけど?すごくきれいな方で尊敬できる女優さんです。 尊敬できると言うと、例えばどのような? 僕よりもデビューが3年も前だし、演技や言葉のまわしかたなど、すごく勉強させていただきました。僕の台詞でも、このように言ってくれたら、私本気で涙が出せるのとか、いろいろアドバイスもいただきましたし、いつも真剣で仕事に熱中する様は素晴らしいと思いました。 なるほど、婚約者がいるまえで大変失礼な質問をおわび致します。 ・・・それから多くの質問がなされたが、堂々と返事をする誠がいた。 如月社長、華彩マネージャーともに安心して聞いているのだった。そして、何よりも瞳を潤ませながらも、しっかりと誠の言葉に感動する理美であった。 ぅーん、記者は言った。今回全国的に誠さんのデビューを待つファンのみなさんへ一言おっしゃっていただけますか? はぃ、これからも全力で取り組んでみなさんに応援していただけるように頑張りたいと思います。これからですので、どうぞよろしくお願いいたします。 ・・・なんとか記者会見が終了した。 その後、記者のみなさんは急ぎデスクへの連絡を含め、会場の端によるのだった。 きょとんとした誠と理美 準備が整うと、会場の入り口が開いた。 キャーーーキャーーー外にいたファンのみなさんが、10列で手を振りながら、誠さぁーんと会場へ入ってきたのだ。 おやまぁ、如月社長もびっくり、 支配人がここまでしてくれたか・・・ぅ〜んありがとうを言わねばならんな。 あっけにとられるマネージャーをよそに 誠はあまりの喜びからマイクを持って、イェーーーーィとファンに声をかけるのだった。 理美もおおはしゃぎである。 華彩マネージャー、社長は言った。 はぃ、なんでしょう社長 人のつながりとは煙に巻いた秘密ではなく、正真正銘の真実なのかもしれんな・・・ はい、私もそう思いますわ。 場内アナウンスが入り、順番に列を組んだファンは皆、誠と握手のさい、頑張ってください、大好きです。ずっと見てますなどの声をかけ、出口へと向かって小走りに歩く。 外では係員が動員されホテルの外ではハンドマイクをもった従業員が隊列を整えていた。 如月社長は、支配人を呼び、大変な御苦労をおかけしてしまった。心からお礼を述べるのだった。支配人は、とんでもありません。お役に立てて光栄でございます。私こそオーナーに顔向けができます。ありがとうございます。と述べるのだった。 誠は、笑顔でファンのみんなと握手をする。中には婚約者である理美に握手を求める女性が多かった。焼けるわよ、でも頑張って。など感動と驚きを隠せない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さてさて、なんとか無事記者会見と、ファンへのサービスも終わり、いよいよ明日は北海道へと向かう予定、さらに東京への移動、どんな仕事が待ち受けているのでしょう。 次回をお楽しみにでありまする。 |




