|
五月の目標である『唄』を一曲作った。なんとかできた、と言うのと、あんな目標をブログで掲げるんじゃなかったと、言うのが今の正直な気持ちである。結論から言うと、駄作だと思う。いろんなコードをひねくり回して、山崎まさよしの『あじさい』みたいなトーンの曲を作りたかったのだが、思いつくメロディーはそれらからは遠く、複雑なコードでは(実力不足か)結局サビの部分まで持っていくことができなかった。 でも、一曲は作り上げた。 このブログで目標を掲げた以上、発表しないのは卑怯だと思うので、恥ずかしいけれど発表する。 ただ、その曲を発表する前に、書いておきたいことがあるので今しばらく待ってもらいたい。昔、洋楽のLPを買うと、ジャケットの中にライナーノーツが書かれてあったのを覚えておられるだろうか? 日本語訳した歌詞の裏側に渋谷陽一とか伊藤政則とか湯川れい子とかが、そのアルバムの解説とか時代背景とかミュージシャンの近況とか、評論めいたものを書いていたのを、読んだ記憶はないだろうか? だからこれを<言い訳>とか思わずに、ライナーノーツだと思って読んでくれれば幸いである。 先ず、曲の構成。 この曲は前述した通り『あじさい』のちょっとアンニュイで脆いトーンを目指していたのだが、結局はCから始まる(レット・イット・ビー)コードになってしまった。しかも、ストロークで……。もちろん(レット・イット・ビー)コードで作られた名曲は多いし、それはそれで悪いことではないんだけれど、全然アンニュイでも脆くもなく、どこか変に明るい。これは僕としては反省点である。逆に言うと、このコード進行から抜けられない自分がが悔しい。ただ負け惜しみと言ってはなんだが、カポを1フレットに嵌めて、キーはD♭にした……。 次に、録音。 録音は僕のMacについているガレージバンドと言うソフトを使い、内蔵マイクで音を拾った。このソフト、今までちゃんと使ったことはなかったけれど凄く面白い。きっときちんと機材を揃えてライン録りできれば使えるんだろうと思う。ドラムは打ち込みのR&B系、テンポは95、ギターが二本、アコギとエレキ。エレキはアンプを通していないのでシャラーン、シャラーン(ソリッドボディだから)をそのまま使っている。ボーカルは2つ。一つは内蔵マイクで拾った声をそのまま使い、もう一つのボーカルにはポップ系のエコーをかけてある。なぜボーカルを重ねたのかと言うと(ハモリではない)、自分の歌声が貧弱で聞くに堪えなかったからだ。ボーカルを重ねるとそこを隠すことができて、サビではうまく盛り上げることだってできる。僕はこれを良い意味でコブクロ効果、悪い意味でジャニーズ効果と呼んでいる。 次に、媒体。 ブログで発表するにあたりどれが一番簡単かを考え、発表の場にyoutubeを借りることにした。これは動画である。だからこの曲をyoutubeにアップするために(カラオケみたいに)歌詞が出てくる動画を作った。もちろんこれにも効果はある。歌詞を読みながら聞いていると、歌の下手さがわかりにくいということ。 以上。 僕は一応、手の内を見せたつもりでいる。僕が狙った効果でどれだけこの曲の欠点がゴマかせられているのかわからないけど、『ただいま』という曲はここに生まれ、ここから一歩を踏み出していく。一歩だけで終わろうと構わない。恥さらしでもしょうがない。こういう風にしか生まれることができずに世界に放り出されたのだから、可哀想とは言え、責任はすべて僕にある。だから少し声を聞かせて欲しい。『ただいま』について、あなたがどう思うのか。ブログへのコメントでも、youtubeへのコメントでも、率直で人間的な意見を聞かせてもらえば嬉しく思う。 どうも、ありがとう。 2010年五月 螢 映池 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- ミュージシャン




