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諸君、『バンクーバー』ニュー・ウェストミンスター市の続き、アップタウン編である。 先の『天王寺』を昔のダウンタウンとして、そこから急な坂道を北に上った所にアップタウン、いわゆる現在のビジネス街、および繁華街、それについでに居住区域(ニュー・ウェストミンスター市での)がある。 本来、アップタウンとは居住区域、いわゆる〈山の手〉のみを示すものだが、位置的に息切れするくらい高いからか、とにかく全てひっくるめて、市が認可する、問答無用のアップタウンが存在する。 6ストリートと6アヴェニューの交わった所、ロイヤル・シティー・センターが恥ずかしながらその中心。 This is it. じゃ、じゃーん。これがそうです。 *ニュー・ウェストミンスターにはたくさん、至る所に、ややこしいくらいロイヤルという名前のつくものがあります。歴史を紐解けば、イギリスのビクトリア女王がここをBC州の最初の州都として命名したかららしいのですが(もちろん、今は違います)、王室御用達的な名前が多くって、またかよ、と、困るときがあります。どこの国でも、やっぱり王室ってのは有り難いものなのでしょうね。由緒あるってのが、そんなにいいのかどうか、僕には理解しかねますけれど* で、兎に角、前回の『天王寺』編の続きとして、僕は考えに考えました。 先ずは、キーワード『アップタウン』これから僕が連想するのは『神戸、芦屋』とビリー・ジョエル。 1983年8月発表の『AN INNOCENT MAN』B面の1曲め『アップタウンガール』。A面、B面、まさにこれがレコードの真髄。そこには起承転結があり、そこから物語が生まれる。 当時、僕達は貸しレコード屋に行って、TDKとかマクセルの46分テープに録音して、ソニーのウォークマンでカチャカチャと聞いていたのだ。 熟考の末、神戸はちと遠すぎるかな、で、却下。 再び『アップタウン』、帝塚山。いわゆるお金持ち。高級住宅街。でもこれは天王寺の南だからダメ。 それなら、姉妹都市でいこうということで、大阪府守口市。天王寺の北。でも、ちょっとちがうな… 気を取り直して『アップタウン』 上町台地。大阪ビジネスパーク。天王寺の北。位置的に高い所。大阪城とツインタワー。そうね、誰がどう見てもアップタウンです。もういいでしょう、ここで。ということになりました。大阪砲兵工廠跡、敢えて、無理矢理に例えて、ニュー・ウェストミンスター市のアップタウン=大阪ビジネスパークです。 KODAK T-MAX 400 D76 1:1現像。 PENTAX ME SMC PENTAX M40㎜ 2.8(Camera書庫参照)で撮影 やっぱり写真だけのアップにすれば良かったかな、とすでに思い始めている今日この頃…
どうなることやら…とりあえず、続きます。 |
mini van
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バンクーバーは一つの市であり(ここではバンクーバー島を除く)、また一つの都市としての総称でもある。だから通常、ブリティッシュ・コロンビア州においての『バンクーバー』は、いくつかの主要な市から成り立っている。例えば、大阪と言って、大阪市だけではなく、堺市とか、寝屋川市とか、八尾市とか、守口市とか、豊能郡とか、そういったものを含んだ(いわゆる『大阪府』という行政的区切りではなく)あくまで住んでいる人達がわかる、意味としての『大阪』と同じだと考えてもらえればいいかな。兵庫県の尼崎市なんて、とっても大阪的ではないか。 ローカルな上に、さらにローカルなのはわかっているけれど、僕にはそれ以上に上手く説明のしようがない。 それで、今回の写真の舞台はニュー・ウェストミンスター。僕がカナダに移民して以来、最も親しくしている街であり、市である。歴史としては最も古く、バンクーバーで最初のダウンタウンだった。が、今では古い街、年寄りの多い、ちょっと時代からずれてしまったまち=町(こちらの漢字の方が似合う)になってしまった。まあ、ぶっちゃけた言い方をすれば、ズボンの吊りバンドやカルチャークラブのように歴史的価値はあっても、現在では見捨てられてしまったような所なのです…… 上の写真がミニチュア偽造したNew WestminsterのPublic Market。(クリックすると拡大します)Olympus 35RC(Cameraの書庫参照)で撮影。Ilford Delta100使用。kodak D-76 1:1で現像。 それでも、何故か僕はいまだにこの町から離れられないでいます。必要最小限(注意:必要最小限のボーイジョージなんて想像しないでください)。実は、とても便利で住みやすい、こじんまりとした町なのです。言うなれば、先ほどの例とは若干ずれますが、大阪で言うと、きっと『天王寺』に当てはまるのでしょう。釣り鐘まんじゅうのような名菓はありませんが、<ニュー・ウェストミンスター>が<新世界>と、その名前と現状に於いてとても良く似ているのは、きっと偶然ではないと僕は確信しています。 何はともあれ、次回に続く…
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あまりに唐突で申し訳ないが、偽のアオリ写真の書庫を新たに設けることにした。テーマはバンクーバー。バンクーバーとは、北米カナダにある西海岸のしょぼい都市だ。もちろん、しょぼいかどうかは僕の意見、または偏見であるけれど、とにかく、どういうわけか、僕はこの街にもう十年以上暮らしている。 で、アオリ写真。これは本来、View CameraやTilt/Shiftレンズなんかで撮影するものであるのだが、もちろんそんなもの、普通の人は持っていない。(レンズベイビー?うん。僕はそれも持っていない)だから普通の人の僕は、庶民的なカメラとごく普通のレンズで写したありきたりな風景なんかをphotoshopで偽造している。ささやかなのだ。 元々、Tilt/Shiftレンズは建物を歪みなく写すものである。(説明はどこか他のサイトやブログにまかせよう)が、逆にその特性を生かすと、いわゆるユガミを利用すると、風景をミニチュアっぽくみせる写真ができる。これが、その例。 (これは、このブログ唯一のカラー写真である。なぜなら、こういうミニチュアもの、ましてサンプルはカラーの方が雰囲気が出るからだ。ちなみに、場所はバンクーバーではなく、大阪のUSJ) どう、ミニチュアみたいでしょう。 それで、あえて、テーマをバンクーバーにして、モノクロで、偽のアオリ写真をここで紹介してみようというのがこの書庫。そしてここでは、その庶民カメラまたはささやかなレンズをも付記していく。 Miniature Vancouver Page 1/ バンクーバーの海。カナダプレースという建物とその横に停泊している客船。
olympus XA(Cameraの書庫参照)で撮影。kodak T-MAX100 D-76 1:1で現像。 |


