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今日は府中までバイクをすっ飛ばして映画を観てきました。「不都合な真実」です。
これは最近ではよく耳にするようになった「地球温暖化」をテーマにしたドキュメントムービーで、アメリカの元副大統領アル・ゴアを追ったものです。彼の講義の映像をベースに、地球で起きている様々な現象をおさめたショッキングな映像などで話が進んでいきます。編集も観客を退屈させない、飽きさせない演出が凄くうまくできていたように思います。
アル・ゴアって人いたな〜何やってんだろ。と思っていたら地球環境を守るべく世界各国を回って講義し、現地に調査に向かったりしているようです。知らんかった。
内容はあまり詳しく書きませんがおもしろいですよ。本当に。ドキュメントムービーだからといってナメてはあきまへん。間違いなく「さ○らん」なんかより中身があって考えることができる映画です。変な映画観てやりすぎな色彩感覚と色恋沙汰に酔ってる暇があったらこの映画を観てちょっとは考えてみろ!と僕は言いたくなりました。
でも本当に面白くて約二時間、スクリーンから目を離すことなく他のことを考える暇もなく、映画に没頭してしまいました。
正直言って「怖い」映画です。
知らないことよりも知った気になっていることの方が恐ろしい、というようなことを映画でも言っていましたがまさにそうで、こういう「ドキュメントムービー」という形にまとめて世間に詳しい「地球温暖化」という情報を発信してもらい、自分の足で観に行かないと、僕らは知らないことが多すぎるのです。本当に僕は知らなかっただけで世界中では驚愕の事実が地球の温暖化の影響で現象として現れており、「自然の猛威には成す術無し」という風に報道されている大規模な自然災害も結局人間のせいで起こっているという事実にも驚きました。
この先五十年の間に海面が上昇しアメリカの主要都市の殆どが水没してしまうとか。これはちょっと見てみたいですけどね。
まあこういう問題は人間一人一人の意識改革、脳内シャッフル革命が必要で、そこを克服しないと解決にはなかなかつながらないと思います。庶民はその日その日の生活が精一杯だ!と思う方の方が世間には多いでしょうから、どこかしら生活に余裕のある人間でないと、問題解決に向けて具体的な行動をすることは難しいだろうな〜と感じます。
要するに金がなければハイブリットカーも買えないし、省エネ電化製品に買い替えることはできないのですから。様々なミュージシャンや著名人などが反戦運動や地球環境保護運動に心身ともに捧げることができるのは、ある程度揺るぎない生活を確立出来ていて、心にも生活にも余裕ができているからなんじゃないでしょうか。全部が全部ではないと思いますが、本気で行動出来る人は基盤をきっちり作った人が行くことのできるネクストレベルなんでしょうな、と僕は思います。
いくら地球環境のために公共の移動機関を使用しましょう!と言われても「今日会社に遅刻したらクビになって家族が路頭に迷う!」となったらいくら公害をばらまく車しかなくても間に合わせるためならそれを選ぶでしょう。多分。僕ならば。
しかし映画の中でも言っていた「このままでは我々にとって当たり前の光景を子孫に残せなくなる」というのは確かに悲しい事実ですから、なんとかしたいと思うのも人情です。こんな呑気なこと言ってられない段階なんでしょうけども。
だからとりあえず大事なのは頭の中に、今地球のどこかで大変なことが起こっているんだ、という事実を少しでも意識しておくことなのではないでしょうか。シャワーの出しっ放しを1日1分節約するだけでもかなりの省エネにつながるとか聞いたことがありますし、小さいことからこつこつと、それを一億人の人間がやればどれだけ違った結果が出るだろうか、ということです。人間の意識のベクトルが良い形で同じ方向を向けばきっと何か起きるはず。植林のための募金だって少しは貢献出来るんじゃないでしょうか。
しかしどれだけここで熱弁しても、普通に生活している人間に伝わっていない情報が多すぎるのです。僕は思いました。僕も映画を見るまで知らなかったことが本当にいっぱいありました。
下らないバラエティー番組ばっかやってるのはもったいないように思えて仕方がありません。人間にとってかなりの情報収集の術である「テレビ」が、無駄な情報を垂れ流しすぎでしょう。
今日観た映画はどんなフィクションムービーよりもショッキングで、どんな番組よりも興味深く、どんな映画よりも身近なものでした。少なくとも僕にとっては。
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