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朝、時計と携帯のアラームが部屋で鳴り響いてたのに気がつかなかったアホ・・・・・・・それは私、ナギサです。
「はっ・・・はっ・・・ゲホッ、ハァハァ」
遅刻しそうだからダッシュしてます!!
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高校の校門前、風紀委員の身だしなみ検査がおこなわれていた。
「はい、そこの君。名前とクラス言って」
「はっはいぃい!(やったぁ〜〜!カナデ様に注意されるぅ)」
カナデという男の前には何人かの女の子が並んでいる。
その子たちは横矢 奏のファンでわざと校則違反で捕まるように化粧などをしている。
カナデは腕時計をチラッとみて小さくため息をつく。
「時間だ校門を閉めろ」
・・・・・・またアイツか。遅刻の常習犯1−A文月 渚。今日こそ捕まえてやる。
言葉とともに閉まっていく門を見てると・・・・・・アイツが来た。
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「ヤ、ヤバッ!!」
学校が見えてきてちょうど校門が閉まってるのが見えた。
そこにはヤツが腕をくんで睨んだ顔・・・イヤ、肉食獣が獲物を狙ってる眼で見てる。
ガラガラガラガラ・・・・・・ガシャン
「はぁはぁ・・・門が閉められた!!」
私は走るのをやめた。
これは毎朝のパターンだから。てか、ここでなるべく体力を回復しないと後がもたないから。
「はぁはぁはぁ・・・ふぅ〜・・・よしっ!」
息を整えると再び走った。
タッタッタッタッタッ
タン!
スタッ
校門に手をつき軽く飛び越え上手く着地して前を見ると風紀委員たちの人達が私を囲んでいた。
「・・・あはは。ごきげんよう、風紀委員の方々」
引きっつた笑いをしながらそう言うとヤツ・・・カナデがでてきた。
「まったく、君には学習能力が無いのか?今日こそはちゃんと捕まってもらうからね」
「嫌だって言ったら?」
「毎朝聞いてくるな答えは同じだ。力ずくでも君を捕まえる」
「わぁーぼうりょくはんたーい(棒読み)・・・それじゃ、始めますか」
私はポニーテイルにしてある髪の毛をキュッと締めた。
この学校はカナデが牛耳ってる。なんでも先生たちの弱みを握ってるとか。
ヤツが暴力で生徒をねじ伏せていても先生たちは何も言えない。
だから、私が風紀委員の人たちとこれから戦っても何もない。
「うらぁああ!!」
「・・・・・・」
私は声をあげてヤツに向かっていき、ヤツは不敵な笑みを浮かべながら私に向かってくる。
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「ゲッホ・・・はぁはぁミナキおはよう」
なんとか、あの場を逃げ切って教室にこれた。ヤツは何故か私が教室まで逃げ切ると追いかけてこなくなる。
ヤツに向かっていくと思わせといて不意を突いて逃げてきた。戦うなんて真っ平ごめんだね。
痛いのやだもん。それで、毎朝逃げ切ってる。
「おはよう、ナギ。また遅刻じゃん。カナデ様に追いかけられてたしズルッ!」
ミナキが私のほうを向いてそう言った。
「ずるくないよぉ〜・・・毎朝毎朝疲れる。私の寝坊は治らないわ」
「ふ〜ん。でも、ホントに羨ましい!!
あのカナデ様に追いかけてもらえるなんて〜〜(チャイムが鳴るまで語られた)」
キーン コーン カーン コーン
「あっ、ヤバいチャイムが鳴った」
チャイムの鐘の音が聞こえたから自分の席に着いた。
「ホントだわ。あっ!ナギ、今日数学の小テストがあること忘れてないよね」
・・・・・・!
「ミ、ミナキィ〜!!忘れてたぁ〜」
「・・・アホだ」
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