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薄緑の花をつける桜「御衣黄(ぎょいこう)」です。
ソメイヨシノより遅く、寒い湯布院のトムソーヤでは、年によってはGWに咲くので、
ちょっと珍しくて自慢の桜なんです。
この桜を植えてくれたおばあちゃん、トム親父の母が先月亡くなりました。
最後の2週間を自宅で過ごし、本当に眠るように逝きました。
わたしにとっては、実の母より長くすごした、
そして本当にほんとうに娘のように愛された仲良しの母でした。
最後の2週間、わたしが母の隣にやすみ、水を飲ませたり、おむつを替えたりしていました。
気分のよいときは写真をみてお喋りしたり、庭木の手入れのレクチャーを受けたりしました。
痛くてつらい時は、手を握って一緒に泣きました。
耳が遠くなっていたので、会話がじれったくなり、向こうを向いて寝ている母の後ろにぴったりギョウザみたいに重なって一緒のふとんに入り、母の耳元に話しかけて会話をしました。
「わたしはもうなんも心配しとらんよ」と母は言いました。「ケンジとシンジのお嫁さんと力をあわせてがんばってねえ」
「心配はせんでいいけど、わたしはまだまだお母さんと一緒におりたいよ〜」
とわたしは子どものように駄々をこねました。
とても苦しく辛い2週間でしたが、
不謹慎かもしれませんが、不思議なことに、それは同時に、
母と過ごしたとても濃密な、素晴らしい2週間でした。
自分で思うよりうんと、わたしは自分がどれだけ母を大好きだったか知りました。
それはつまり、どれだけわたしは母に愛されていたかを知ったのでした。
母がいなくなって、お葬式が済んで、GWが済んで、、、
一か月余り、ブログを書くことができませんでした。
書こうと思うだけで涙が出て、
みんなにお悔みを言われるのもつらくて、ぐずぐずしていました。
久しぶりにブログを覗いたら、知らない方からコメントがありました。
それはずっと昔の、わたしの亡くした子のことを書いた記事のコメントでした。
その方はお母さまを亡くされ、その気持ちを綴っておられました。
彼女のコメントと、彼女の記事の方にも、返事を書きました。
コメントして、なんだか気持ちが落ち着きました。
きっと同じことを、自分にも語りかけていたんだと思います。
悲しみの中にあるとき、自分のこの気持ちは特別だと思います。
この悲しみは誰にもわかってもらえないと。
でも、少しずつ違っていても、みんなおんなじなんだね。
だからこんなに、優しい気持ちになれるんだね。
彼女のコメントに背中を押されて、また歩き出そうと思います。
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お母様のこと、残念でした。
トムソーヤーのブログで存じておりましたが
おねぃちゃんが書かないのは泣いてるからだろうと
あえて待ちました。
いろんなことは、少しずつ時間が解決してくれるでしょう・・・・。
お身体、ご自愛ください。
トム親父様にもよろしくお伝えください。
2012/5/18(金) 午後 9:50
おかえりなさい。
2012/5/19(土) 午前 6:15 [ bunbunbun ]
こうめさん、ありがとう。待っててくれたんだね。
もう一か月経ったのですが、まだ病院にいるような気になることがあります。
トム親父も頑張っていますよ。
また会おうね。
2012/5/20(日) 午後 2:09 [ ポリーおばさん藤野史子 ]
Bunbunbunさん、ありがとうございます。
はい、ただいま戻りました。
母の植えた花がいっぱい咲いています。
2012/5/20(日) 午後 2:11 [ ポリーおばさん藤野史子 ]