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特急おきで日本海岸沿いに走っていたら、
江津の浅利海水浴場あたりと思うのですが、
コレ、こんなのがいっぱい・・・
風力発電ですか〜??
いつの間に。
島根県は、風力発電に取り組んでいるのですか?
だれか教えて〜。
海岸に、ずらっとめっちゃいっぱいあったよ〜。
浅利浜はまだ泳げるん〜??
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お話のはなし
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震災のあと、TVで「今、私たちにできること」ってよく聞くようになりましたね。
「できることを、できるだけ」というものも。
それで思い出したおはなしがこれ。
「くまの子ウーフ」。(神沢利子作・井上洋介絵・ポプラ社)
1969年第1刷。
わたしが今持っているウーフは1991年第95刷です。
湯布院に来てから買いなおしたものだな。
今は改訂新版になっていますが、42歳の本なんです。
わたしはおはなしを語る活動をしているのですが、
若いお母さんに絵本や童話をお薦めするとき、
ここをちょっと見てくださいねってよく言います。
本屋さんにいくといっぱい絵本がありますが、けっこうはやりすたりの物も。
創刊されて20年以上版を重ねているものは、
それなりに支持され生き残っている良さのある本と思えます。
うちの二人の息子ケンジとシンジは、ほんとにウーフが大好きで、
どちらも何度も何度も読んでとせがみました。
自分で読めるようになってからも、しょっちゅう読んでいました。
わたし自身、この「くまの子ウーフ」に、どれほど子育てを助けられたかわかりません。
ウーフのおとうさん・おかあさんは、理想の親の姿をわたしに教えてくれました。
みじかい9つのお話が入っていますが、
いちばん好きなのが最後の「くま一ぴきぶんはねずみ百ぴきぶんか」という話。
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お天気の日が続いて、どこのうちでも、井戸が枯れてしまいます。
ウーフの家では去年深い井戸を掘っていたので水がたくさん出て、
ほかの動物たちに水をわけてあげられました。
ところがその井戸のモーターが故障してしまい、
今度はウーフがうさぎの家に水をもらいに行きます。
するとリスやネズミたちが、
「こまるよ。そんな大きなばけつじゃ、ミミちゃんちの井戸は、小さいんだもの。
ぼくらのぶんがなくなるよ。」
「そのばけつは、ぼくらの百ぱいぶんだよ。」
「こまるなあ。くまなんか、いつもそうなんだ。」
「山にいちごがなったって、かきやくりがなったって、くま一ぴきで、
ぼくらの百ぴきぶんたべちまうんだ。」
とウーフを責めるのです。
ウーフは傷つき、うちへ帰ります。
やがて壊れた井戸も直り、雨も降って、
おとうさんが、みんなで貯水池を作る相談に出かけるとき、ウーフは訊きます。
「おとうさんもはたらくの?」
「そうだよ。おとうさんは力持ちだからな。」
「ねずみの百ぴきぶんよりも!」とウーフは叫びます。
「くまは百ぴきぶんたべるから、百ぴきぶんはたらけば、いいんだ。
そうだね、おとうさん。」
ここでのおとうさんの答えがいいんです。
「いいんだよ。ねずみは、ねずみ一ぴきぶん、
きつねはきつね一ぴきぶん、はたらくのさ。
だれのなんびきぶんなんかじゃないんだよ。
おとうさんはくまだから、くまの一ぴきぶん。
ウーフなら、くまの子の一ぴきぶんさ。
みんなが一ぴきぶん、しっかりはたらけばいいんだ。」
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ほんとにそう。
わたしは、わたし一人ぶんの出来ることをすればいいのに、
どうしてもついつい「わたしばっかり動いてる、あの人はずるい」とか、
逆に「みんなと合わせないと恰好がつかない」とか思ってしまいます。
あとの8つのお話もみんな素敵です。
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それから、おかあさんはテーブルの上のはちみつのつぼを見ていいました。
「さかなははちみつをなめなくてもいいから、舌はいらないの。」
「なんだ、そうかあ。」ウーフはすっかり安心してさけびました。
「うーふー、うれしいな。ぼくは舌があるからはちみつがなめられる。
手があるから、おかあさんにだっこもできるよ。ああ、ぼくよかったなあ。
くまの子でよかったなあ。」 (さかなにはなぜしたがない)
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お金を入れたかばんを落としたというこがねむし、ウーフに
「金なんて、そんなもんだよ。おまえさんも落っことしたり、なくしたりしないもんだけ持ってればいいのさ。」と話します。
ウーフは家へ帰っておかあさんに言います。「おっことさないものちょうだい。」
おかあさんは笑いながらたずねます。
「ウーフ、いまかけてきて、なにかおっことしたの。」
「ぼく、ううん、わかんない。」
「あんまり走ったから、二つの足をおっことしたかな。あんまり手をふったから、二つの手をおっことしたかな。目はどこかな。」
おかあさんは、ウーフのからだをしらべました。「鼻も口も足も、どうやらおっことさなかったようね。」
「おっことすもんか。目も、鼻も、口も、手も、足も、おっことすもんか。」
「だから、なんでも見られる。なんでも取れる。
元気なくまの子は、山いっぱいになんでももってるのよ。きれいな花も、おい しい木の実も、はちみつも、なんだってね。」 (おっことさないものなんだ?)
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こんな母親でありたいと、いつも思っていました。
世界中の子どもたちが、ウーフのように愛されたらどんなにいいでしょう。
今度の災害で被災した子どもたちみんなが、ウーフのように笑えるように。
おばさんはおばさん一人分、しっかり働きたいと思います。
・・・ちなみに、この前ちょっとだけ帰ってきた東京のケンジに「くまの子ウーフ」見せましたら、
「くま一ぴきぶんは・・」をじっと読んで、泣いていました。25歳。
よしよし。ケンジもおっことさないもの、持ってるんだね。
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数日前の小さなニュースでその男の話を聞いてから、
ここ数日、彼のことばかり考えています。
こんな経緯と運命をたどるなんて、
彼にはいったいどんな魅力があるんだろう・・って。
数十年前、彼はその世界では最年少の若さで、
数百人の一族を束ねる長に登りつめていました。
ところが、
彼は敵対するもう一つの一族の女性に恋をしてしまいます。
彼が女性に心奪われているうちに、一族の男たちが、
彼の座を奪ってしまいます。
彼は一族を追われたのです。
彼はその女性とともに敵対する一族へ行き、
最低の地位で暮らし始めます。
それから数十年、下積みを続けた男はいつしか老齢に。
今月、こんどは史上最高齢で、
彼はその一族の正式な長に就任しました。
このふたつの一族の両方ともの長に就任したのは、
歴史上例がないそうです。
今彼はすごいおじいちゃんなんだけど、
今でもいつも好きな彼女とくっついてるという話も好き。
きっとすごく魅力にあふれた男なんだろうな。
逢ったら誰でもその人を好きになるような、男にも女にも好かれる、
面倒見がよくて、情にもろくて女好き。
彼の名は「ベンツ」。
大分市・高崎山自然動物園のサルです。
ベンツは最年少の9歳でB群αオス(今はボスザルをこう呼ぶらしい)に就任。
ところがC群のメスに恋をしてしまい、たびたび群れを離れて彼女のところに通っていたらしい。
しばらく群れを留守にして帰ってみると、他のオスに猛烈に攻撃されて群れを追われたのです。
こう書くと当然というか、間抜けというか。
ベンツは仕方なくC群へ。。サルの世界は年功序列、最下位スタートです。
それから23年。かれは今32歳、人間で言ったら100歳を超えています。
しばらく前から、C群のαオス「ゾロ」が姿を見せなくなり、
ナンバー2だったベンツがこのたび正式にC群のαオスに就任したのです。
2月11日、高崎山自然動物園では就任式が執り行われました。
式では帯刀修一市商工農政部長が
「群れの調和と統率を図り、観光客にサービスを」と辞令を交付。
(画像は おさるの高崎山情報ブログからお借りしました)
なんと、大分ヤナセからはベンツのミニカーが贈られたそうです。
ベンツはえさにつられてゆっくりと壇上にあがり、
観光客代表の子どもからバナナを受け取っていました。
大分ではどこも夕方のローカルニュースで伝えていたのですが、
アナウンサーが
「ベンツはB群のボスでしたが、女性問題で失脚、C群に入り、最下位から
下積みを続けていました。」
と普通の口調で読み上げていたのが可笑しかったです。
高崎山ブログによると、100歳でもベンツの女好きは変わってないらしい。
それに対し、失踪した元ボスのゾロはまったくモテなくて、
なんと8年間彼女なしだったとのこと。
それを聞いたトム親父「やっぱり、デキる男は女好きなんだよ〜、なっ」。
なっ。って言われてもねぇ。
でも、その晩わたしは本気で思いました。
「サルになりたい。高崎山のメスザルになって、ベンツに会ってみたい」。
サルの目で見たら、彼、きっとすごく魅力的なんでしょうね。
人間界でいったら誰かなぁ・・・とずっと考えているけど、
なかなか思いつきません。
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毎日暑いですね〜。
毎日、テレビで熱中症で亡くなったかたの報道を目にします。
こんな夏は、生まれて初めてです。
わたしが子どもの頃は(40年前さあ!)、夏休みに気温が30℃を超えるとびっくりして
「今日はすごく暑くて、気温が30℃もありました」って日記に書いたものでした。
ところが最近はどうですか。
37℃、38℃って・・・体温より高い気温って・・・
つまり、日本人がいまだかつて経験したことのない、未知のゾーンに突入しているのです。
おとといも、トム親父と「熱中症こわいね」「そうだな、水分補給だなやっぱり」などと話し合いながら、
おばあちゃんの病院に行った帰りみち。
駐車場から大通りに出ようとしたとき・・・んん??
あの、リヤカーみたいなのなんでしょう。 歩道をゆっくり走っていく。。。
この先の信号、大通りの手前で追いつきました。
なんとまあ、自転車の佐川急便です。
車の助手席から撮ったので、写りませんでしたが、
この箱の後ろには「ECO」の文字が。。。
うん〜。確かにガソリン不要でエコかもしれんが、まるで罰ゲームかのようなこの姿。
ちょっと見ややメタボ気味のお兄さん、自転車のカゴにペットのお水とタオルをいれ、
それでもポリの屋根からは太陽がじりじりと照りつけ、お兄さんのさわやかな頭を直撃です。
そもそもこれでどんだけの荷物を運べるでしょう。
実はトムソーヤ開業前に佐川の荷物を配達していたトム親父さん、ひとごとではない気持ちになり、
窓を開けて「お〜い、お兄さん! 班長に言われたんか〜?」と呼びとめました。
お兄 「班長には言われてないッス。ボクが一番日が浅いんで・・・オマエこれやれと」
どうやら、新人クンの通過儀礼のようですね。
トム 「そうか〜、オレも佐川やったんや〜。大変だなあ。・・熱中症にならんように気をつけてがんばれよ!」
お兄 「はい!ありがとうございます!!」
久留米のみなさん、この「エコ佐川くん」を見かけたらよろしくです!!
もう少ししたら、お兄さんすこしスリムになっているかもしれません(笑)。
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わたしは蛙だったことがあるらしい。 由布院盆地の田植えがすっかり終わると、 わたしは線路の上をまたぐ橋の上まで行って、 高いところから全体を眺めて満足します。 それからうちの地区の公民館のへんまで降りてきます。 凪いだ田んぼに由布岳が映って、それを見てると、 ぬるい田んぼの水に耳まで浸かって、 うっとりと唄っていたころを思い出すのです。 ぜんぶの指先がちくちくするくらい、 わたしはこの景色が好きで好きでたまりません。 人間のポリーおばさんは、田んぼに入りたくはない。 子どもの頃から一度も入ったこともありません。 でも、わたしは知ってる・・・ も少し稲がそだって、水面が容易に見えなくなると、 こわいものは見えないし、もっと楽しくなることも。 昨日みたいにたくさん雨が降ったら、 ひんやりした風が稲の間をわたるでしょう。 雨がいっとき降りやむと、 風に乗って、仲間の声が届いてくる。 あぁ、鼓膜がすうすうするね。 いいきもちだね。 そしてわたしはオスの蛙でした。・・・だってねぇ、 ふふ。 田んぼのふちに立って、蛙だったわたしが、 るるり、りりり と唄います。 人間を生きていたら悲しいこともあるけれど、 そんなに棄てたもんでもないよ。 |





