ポリーおばさんのログハウス暮らし

大分・湯布院にログハウスを建て 喫茶店・ペンション・ログハウスメーカーとなったログ馬鹿夫婦の物語

表現者たち

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日曜日、唐突だったのですが、京都に行ってきました。
次男シンジの卒展(京都精華大学)をみるためです。
土曜日夜、大分〜京都の格安夜行バスに乗って、
日曜見たらまたその日の夜行に乗る0泊3日の弾丸ツアーでした!
 
実は京都の彼のところには、入学時長男に手伝ってもらい引っ越しに行ったきり。
 
彼が京都にいる4年のうちに、
家族でゆっくりなんどでも京都旅行ができるね、
京都や大阪の友達にも会いに行けるね、そう思っていたのに、
こちらの父、母、実家の父が相次いで入院や手術になったり。
仕事が忙しかったり、震災の影響で様々なトラブルに見舞われたり。
資金繰りも厳しくなり、彼にはろくに仕送りも出来ませんでした。
 
でも、シンジは頑張ってくれた。
わたしもかつてあこがれた美大に行き、早いものでもうすぐ卒業です。
 
我が子が美大に行っただけでもうわたしはすごい幸せだったんだけど、
やっぱり、卒業制作だけはこの目で見たい・・・
 
おばあちゃんは入院しているし、おじいちゃんも介護が必要です。
一目でいいから見たい、行きたい、、という気持ちを言い出せないまま、
どんどん日が過ぎ、卒展はあと土日だけとなりました。
 
トム親父に迷惑かけるとわかったうえで、やっぱり行きたい・・・
お金もかけられないし、別府や大分まで送迎も頼めない、
そう思ってネットで調べてみたら、
大分発で湯布院を経由するバスがありました。
行くならもうこれに乗るしかありません。
 
トム親父におそるおそる切り出してみたら、
トム親父は「ええ〜??」とも「う〜ん・・・」とも言わないで
「いいよ。行きたいんやろ。行ってきな!」と笑って即答してくれました。
 
トム親父ありがとう〜!!
嬉しくて嬉しくて、お皿を洗いながら涙がでました。
 
バタバタ支度して、晩ごはんにカレーを作って、
雪の夜、やってきたバスに乗り・・・
 
着いたよ京都〜!!
 
会場は京都市美術館です。シンジが駅まで迎えに来てくれました。
 
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最終日なので人がいっぱい。
会場のあちこちで、数人の友達の親御さんにもお会いしました。
 
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こちらがシンジの作品『empty code』。
大きなガラスの板に、透明なジェル状の画材でバーコードのようなものが描いてあります。
 
しかし彼は確か「洋画コース」だった気が・・・
 
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思わず触れたくなって近づいてみる。きれいだな。
 
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彼だけでなく、一緒に頑張った仲間の作品も見ることができて、感慨無量です。
 
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この道が好きで好きで美大に進んだ訳だけど、
これで食べていくことが出来るのはごく一握りのものだけ。
普通の会社に就職するもの、大学院に進むもの、
シンジのように家業を継ぐもの、さまざまですが、
好きなことを追求した純度の高いこの時間を持った幸せを、
どうか忘れないでほしいと思います。
 
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生きてゆくためには、純度の高くないこともいっぱいしなくちゃいけないから。
でも、何の為にこれをするのか、ちゃんと解っていれば、
ひとは何だってできるもんなんだよ。
 
どっかのトラック会社のコピーに『目的地が人を強くする』ってあったな。
 
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みんなそれぞれの道を行く。
中には逃げ出したくなることもそりゃいっぱいあるでしょう。
そのときには、思い出そうよ、この時間を。
 
好きで好きでたまらないことだけ一生懸命打ち込めた、
この時間を。
この仲間を。
 
 
結局夕方まで会場にいて、街なかでお茶飲んでご飯食べて、
夜のバスでまた湯布院へ帰りました。
このバスがもう、夜行バスの3列シートじゃなくて普通の路線バスの4列シートで。
狭くて倒れなくてトイレもなくて。
二夜連続で身体はガタガタになりましたが。
それでも行ってよかったです。
ほんとによかったです。
留守番してくれたトム親父とおじいちゃん、行かせてくれてありがとう〜!
 
***
本当は関西方面のブロ友さんたちとも連絡を取って、
お茶したりお泊りしたりしたかったのですが。
今回はどうしても事情が叶いませんでした。連絡しなくてごめんなさい。
 
シンジは春からうちの宿屋「トムソーヤ」を手伝ってくれます。
落ち着いたら、今度はまたゆっくり遊びに行ける日が来ると思います。
そのときにはどうぞよろしく。
 
 
 
 
 
昨日、友達の娘(というより11歳の女ともだち!)のメイちゃんとふたりで、
大分のグランシアタに劇団四季の「ユタと不思議な仲間たち」を観に行きました。
 
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劇団四季「ユタと不思議な仲間たち」プロモーション
 
四季ではすこし前の作品ですが、
3月の震災のあと、急きょ再演が決まったそうです。
 
父を亡くし母の故郷東北に転校してきたユタ(勇太)が、
あたらしい学校でいじめにあうのですが、
座敷わらしと出会い交流することで、勇気と元気をもらい成長する物語。
 
座敷わらしたちは天保の大飢饉の時代などに生まれてすぐに「間引き」された、
生きたくても生きられなかった子どもの魂なのです。
 
東北出身の役者を多く起用して、いきいきとした南部なまりのせりふ、
被災地の学校の体育館などを巡回し、全国の避難家族を四季劇場に招待したり。
そんな中の大分公演でした。
 
こんなときこそ、ミュージカルで元気や生きる勇気を伝えたい。
そんな劇団と役者さんの思いが伝わってくる、素晴らしい作品でした。
 
座敷わらしたちが歌う、
「おれは泥のなかに捨てられた」「おいらは門前に捨てられた」
「おれは名前があるだけまだいい、しかし食うもんがなくて腹減って死んだ」
というあいさつに、
津波で一瞬にして命を奪われた沢山の人たちが重なり、
涙がとまりませんでした。
 
最後のカーテンコールのときには、
会場のお客さんと一緒に「友だちはいいもんだ」を合唱して、涙、涙でした。
 
 
わたしの母は演劇や演芸が好きで、わたしは小さいころから、
島根にもときおり来る文学座や俳優座、わらび座などの公演に、
よく一緒に連れて行ってもらいました。
島根県民会館。
 
ざわざわしていた会場が、ブーーーッ・・・という長いブザーの音とともに暗転し、
みんながしいんと静まるあの短い時間。
 
そして真っ暗な空間に、緞帳が上がり横一文字に射しはじめる光。
光、音、音楽。。
それは田舎の子どもにとって夢の世界でした。
 
一番好きだったのは、カーテンコールが終わって帰る時に、
ロビーに出るとさっきの役者さんたちが見送りをしてくれることでした。
 
役者さんは濃い舞台化粧のまま、汗びっしょりの姿で、
小さな子どものわたしにも、
「ありがとうございました!」とがっしり握手をしてくれるのです。
握手はきまって痛いほど力強く、
子どもながら、そこにプロの誇りと喜びを感じ、
彼らの仲間に入れてもらったような気分になって、
うっとりと家路についたものでした。
 
ユタの舞台も、最後の合唱のとき役者さんたちは歌いながら客席におりて、
歌が終わると「それではロビーでお会いしましょう!」と出て行きました。
 
メイちゃんと、やっぱりロビーで役者さんたちと握手してもらってお別れしました。
 
メイちゃんと座敷わらし。
 
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おばさんと寅吉じいちゃん。
 
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あの頃のわたしのように、メイちゃんも役者さんたちの誇りと喜びを、
かたい握手から感じとってくれたでしょうか。
 
そしていつか、今日のわたしのように、ぎゅっと握り返した握手のなかに、
こちらの誇りと喜びもこめて伝えられるでしょうか。
 
「ありがとう!!がんばってください。わたしもがんばります。」
 
8月には劇団四季の「赤毛のアン」がくるんだよ。絶対行く。
 
 
 
昨日はゆふいんギタークラブの今年最後の練習日。
だいたい毎年、最後の練習日は稽古おさめとクリスマスパーティーをトムソーヤで。
 
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いつもめいめいの持ち寄りで。
今年はイシバシ先生が手作りのスモークチキン。
ミヤさんが大きないちごの生クリームケーキ。
アベさんがビールとおつまみ持ってきて、
わたしはサラダとオードブルと、鶏のポトフを用意しました。
用意といっても、ポトフは薪ストーブの上にほったらかしだったけど・・・笑
 
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わたしが着ているポンチョみたいなのは、
ギターを持ってるミヤさんがこの日に着てきたもの。
 
ミヤさんが入ってくる早々、わたしが目ざとく
「ちょっとミヤさんそれなにー、ちょっと貸して」と脱がせて自分がかぶり、
イシバシ先生が「あー、ポリーさんよく似合う!!もらい。」といい、
ミヤさんは「それなぁ見た目ほどぬくくないよぅ」と穏やかに抵抗したようでしたが、
結局到着3分でわたしの服になりました。
 
わたしは若者言葉に疎いのですがこういう手順の物品の移譲をえ〜と、
そうそう、「かつあげ」というと聞いたことがあります。笑
 
今年はトム親父もストーブ番で同席し、3時まで飲み・食い・喋り・弾きました。
 
てか弾いていたのはもっぱらミヤさん。
 
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ミヤさんは湯布院にある某保養所の板前さん・管理人です。
 
自分用の焼酎(開封済み)とギターを下げ、飲みながら弾き、弾いては飲む。
たしか今年の前半は肝臓やられて入院してたはずだけど・・・
でもミヤさんからお酒とギターをとったら帽子とメガネしか残らないでしょう。
 
ひとの前世が見えるイシバシ先生、
ミヤさんはカタロニアのジプシーだったと言います。
 
ミヤさんの弾くフラメンコはイシバシ先生も嫉妬するような色気というか艶があり、
その姿はそういわれるとなにかが降りてきたみたいなんですよ。
 
今年は仕事も家も色々あって大変で、
わたしは正直ギターどころではありませんでした。
それでも、先生やこのひとたちと会うと、とても心が軽くなるので、
みんなに会いたくて、ギターを持たなくても公民館に行くこともありました。
 
先生は、「今年あなたにいろんな事があったのは、
来年、大きな素晴らしい変革があるための準備なんだよ」と言ってくれました。
 
 
阿蘇からの先生と、宇佐のアベさんが泊まって、今日の朝。
 
きんと冷えた空気のなか、霧が晴れて、ログハウスに朝陽が斜めに射しこんで、
朝食のしたくをするわたしの横で、
アベさんが優しい静かな感じの押尾コータローの曲を弾いてくれました。
 
朝陽のなかで聴くギターの生演奏と、コーヒーの香り。
なんて優しい、しあわせな時間だろう。
こんなしあわせな時があるだろうか、そう思って、なぜか涙がでました。
 
みんな、今年も一緒にいてくれてありがとう。
 
 
 
 
 
 
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月3回、火曜日は湯布院公民館でギター教室です。
 
小学生だったケンジ・シンジがギターを習いたいと言うので、
ギターの先生を湯布院にお招きするようになってから、
もう14〜15年になるでしょうか。
 
生徒だったケンジ・シンジほかの子どもたちもみんな育って県外へと出ていき、
教室も大人ばかり数人になりました。
わたしはこれまでお世話だけしていたのですが、
生徒も少ないし、せっかくギターがうちに残されているので、
去年からわたしも時間のあるときは習いに行くことにしました。
 
今「悲しみの礼拝堂」という曲の半分です。
もちろん初心者の曲ですね。
 
子どもたちを見てるとぐんぐん上達してたのに、
いざ自分が取り組むとなると、首と肩はガッチガチになるし、
指は痛くて全部つりそうです。
 
それでも数小節進んで、帰りの車のなかでは
ふふ〜ん・たららりら〜ん〜♪・・・なんてハミングでいい気分で帰って、
家でもう一度ギターを出して弾こうとすると、
 
ふふ〜ん〜たららり〜〜り〜〜・・アレ?
たりり〜〜・・んん・・・?イヤイヤチョット待ってや、(別に誰も待たせてない)
んふふ〜ん〜たら、たら、・・・・・はあああああ・・・・・
(ギターしまう)
 
毎週ほぼ白紙に戻って先生の演奏を見て聴いて思い出すの繰り返し。
 
「先生、なんでこう忘れてしまうんでしょうね・・?」
 
「うん。忘れるね!大人はさ、子どもの4倍、時間かかるね!」
 
別にギタリストになるわけではないので、ゆっくりとゆっくりと。
 
みんなのギターの音を聴いているだけで癒されます。
 
 
 
 
 
 
 

「航路延長」。

京都の美大4年になる次男シンジが、
京都で知り合ったダンサーの日置(へき)あつしさんと主催した
「航路延長プロジェクト」のパーティーが、
9月17日(土)トムソーヤで開かれました。
 
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日置さんはシンジのひと回り年上のひと。京都でSUGAR&saltsというダンス・カンパニーを主宰しています。
 
昨年秋に、初めて湯布院・トムソーヤにみえて、SUGAR&saltsとしてコンテンポラリー・ダンスを披露してくれました。(下は前回の写真)
 
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今回のイベント「航路延長」とは。
 
京都を拠点に活動する日置あつし(SUGAR&salts)、藤野真司(オルタナティブスペースIvory)主催の企画。潮の流れ、風の流れ、そして人の繋がりによって様々な土地を訪れ
その土地の文化や価値観をフィールドワークや交流会によって繋ぐプロジェクト。アート、音楽、料理など様々な分野の人間が流動的に関わり『寄港地』は増えていく。
・・・とありました。栄誉ある最初の寄港地が湯布院・トムソーヤってことね。
 
日置さんがどんどんお料理を作ってくれて、
 
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バイトでバーテンダーの修業をしているシンジが飲み物をつくります。
 
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今回シンジはおじいちゃんに教わって、鶏ささみと卵の燻製にもチャレンジしました。
 
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そのあと宇佐のギター仲間アベさんも来て、ギター演奏で日置さんが踊り、
シンジは3mのキャンバス生地にハギレを並べて世界地図を作った、らしい。
 
らしいというのは、おばさんは途中で力尽きて退場したので(笑)・・・
 
 
実はシンジ、来春無事に大学を卒業したあかつきには、
「湯布院に帰り、トムソーヤの若だんなになる」と言いだしました。
 
トムソーヤはシンジと同い年の22歳。
オープン22年目のログハウスは、本体こそしっかりしていますが、
建具や水回りなど、あちこち古くなって、いろいろ手入れが必要です。
 
夏休みで先月末に帰省したシンジ、どうやらトムソーヤの改装計画もいろいろアイデアがある様子。
シンジにとっては生まれ育った家だから、愛着もひときわのようです。
これからのことは、彼のセンスに任せてみようかと思ってます。
 
22年前、ここにトムソーヤを開業したときは、
ここが最後の目的地と思っていました。だからこそ頑張れたのですが。
 
シンジの気持ちを聞いて、わたしの航路もまだ先があるような気がしてきました。
 
ここでやりたいこと、ふるさと松江でやりたいこと。
まだまだ寄港地は増えていくかもしれません。
 
 
 
 

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