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平成21年社報より
天皇陛下は、日本国の象徴としてたくさんの御公務を行っておられます。
そのご様子が、テレビ等で拝見できますが、陛下が年間を通してたくさんの祭祀を
執り行っておられることはあまり知られていません。
今年の正月、北野たけし氏が司会をしていた番組で、天皇陛下の四方拝のことが
取り上げられていました。元日、何度も、新年一般参賀でお立ちになるお姿や新年祝賀の儀
などが放送されましたが、実はその日の早朝、既に神嘉殿前庭において伊勢の神宮、山稜、
四方の神々をはるかに拝礼される儀式ー四方拝を、天皇陛下だけがご着用できる黄櫨染御袍を
お召しになって、祭主として齋行されたのです。
宮中三殿では、年間を通じて、さまざまなお祭りが執り行われています。いずれもが国の
安寧と人々の幸福、世界の平和を祈るお祭りです。
「国やすかれ 民やすかれ」
天皇陛下の祈りが、1日も欠かすことなく、今日もささげられています。その尊い祈りが
私たちを深く大きく包み込んでくださっていることに、改めて感謝の念を強く感じました。
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