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動物病院に連れてこられた症例のうち、 地味に大変なもののひとつが「ネズミ捕りに引っかかった動物」です。 病気ではないので、純粋な"治療"というわけではないのですが、 来院されるとなかなかに手間ひまがかかる症例となります。 犬や猫だと、サラダ油などで洗った後(べたべたの成分は油に溶けます)、 洗剤で洗う、というのがセオリーです。 そのまま洗剤をつけてもべたべたは溶けてくれませんし、 間違ってもハサミやバリカンなどを使ってはいけません(一発で使えなくなってしまいます)。 猫だと、本人もパニックになっていますので、 鎮静剤をうったりしてからでないと、院内を走り回られると、 あちこち大変なことになってしまいます。 ハムスターもたまに引っかかってやって来るのですが、 体が小さいために、サラダ油で洗う方法は使いにくいです(窒息してしまいそうです)。 そのため、一時的に小麦粉を身体中にまぶし、 ネズミ捕りの成分を小麦粉で覆ってしまい、べたべたしないようにしておきます。 体がべたべたしていると、歩こうとしても体が床にくっついてしまって全く動けなくなってしまうのですが、 表面がさらさら成分で覆われてくれれば、とりあえずの生活はできるようになります。 画像のハムスターさんも、来院時は箱の底にへばりついて動けない状態だったのが、 なんとか立ち上がって歩けるようになってくれました。 あとはべたべた成分が小麦粉とくっついて落ちてくれるのを待つだけですが、 小麦粉が先に落ちてしまうと、またべたべたして動きづらくなってきますので、 定期的に小麦粉をかけておいてもらっておくように"指導"しておくことになります。 それにしても、ネズミ捕りに引っかかった動物の治療というのは、 サラダ油を使ったり、小麦粉を使ったりと、 治療というよりは何かの料理をしようとしているようにしか見えないものですね。 ※転載・リンクはご自由にどうぞ
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可愛そう・・・。
近所のダックスちゃんもネズミ捕りに捕まって丸刈りにされていましたよ。
ハムスターはすぐに行方不明になってしまうから、放し飼いはやめないと。(昔飼ってたジャンガリアンは3度も家出したけど、毎回帰ってきてた。でも、こういう事故に遭わなかっただけなんですね。反省。)
2014/11/26(水) 午後 5:47
こんな風に色々なことで動物病院に来る動物たち。
色々な治療があるものだとつくづく思いました。
キテレツくんのお料理行進曲を思い出しました。
ウチの犬達はいまどきの散歩でイガイガ爆弾と呼んでいるのですが、
花の種がくっつくと、取るのが大変なことになるので、用心です。
2014/11/26(水) 午後 9:55