 LADRI DI BICICLETTE(1948)/ドラマ | ❤アカデミー最優秀外国語映画賞受賞作品(22回特別賞) |
 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ/ 『終着駅 (1953)』『ひまわり (1970)』
 出演::ランベルト・マジョラーニ(アントニオ)  エンツォ・スタヨーラ(ブルーノ)
 敗戦国の戦後のどん底を痛感させるネオレアリズモの秀作。 長い失業の末、映画ポスター貼りの職を得たアントニオは、シーツを質に入れ、代わりに仕事に必要な自転車を請け出し、六歳の息子ブルーノを乗せ町を回るが、ふとした隙に自転車が盗まれてしまう。
【キネマ旬報「オールタイムベスト・ベスト100」】 名作100本見たのか俺?選出
 日本と同じく敗戦国であるイタリアもまた戦後は超貧困にあえいでいた時期です。 この映画を見て単に自転車盗まれたおっさんが、くっそ〜じゃ俺もパクッてやる ガガ〜ン! 捕まってもたがな〜 そんな風にしか見れない人はNGです。
貧困からしか生まれない絆がある。映画はすべて貧困と裕福の対比です 2年の失業からようやく仕事を得たアントニオ 但し条件は自転車を持っていることだ 映画のポスター貼りの仕事で移動に必要なのです。
貧しいアントニオが仕事で貼ってるのは戦勝国アメリカの富を象徴するかのような リタ・ヘイワースの映画ポスターだ その最中に3人グルの仲間に大事な自転車を盗まれる。
息子のブルーノとアントニオは必死になって自転車を犯人を探す。幼いブルーノでも事の重大さは 感じていてなんとか父の役に立とうと努力するんですが
こんなシーンがあります。突然降り出した雨、雨宿りをするためビルの軒先へ走る父の後ろで ブルーノが転ぶ しかしそれに全く気づかない父が「どうしたんだ?」と聞くと「転んだんだ!」 子供なりに必死で自転車探しをしてる息子の存在を忘れてる父への怒りですね
それでもその先も離れず父子の絆が保たれます。そして犯人をようやく追い詰めたシーン
自転車を盗んだと知りながら息子をかばう母親がいる
対してその後自転車を盗もうとして捕まったアントニオが呆然とする中で父の手を握るブルーノがいます。ラストの名シーンですねー これが対比なんです
もうひとつは ま〜悩んでてもしょうがないと二人がレストランに入る場面も見せ場です 後ろの席に金持ちの家族がいてその息子が振り向くその能面のような顔 金持ち家族にはなんの会話もない 対してフォークとナイフもロクに使えずなんとか料理を口にしたブルーノの笑顔と 父との会話見事な対比でしたねー
何故じぶんの父親が自転車泥棒したのかを息子は100%理解してるんですねー 情けない父の姿は全部家族を守るためだと・・・あの手のぬくもりをこの父親は一生忘れないだろう・・・
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素晴らしい素晴らしいヒューマンドラマでありました!!
貧困は辛いTBしますねー!!
2019/3/11(月) 午後 5:49
> 気ままにさん
単純な筋書きをここまで見せる素晴らしい映画でした。
TBあざ〜す
2019/3/11(月) 午後 5:59