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先日、『上棟祭』がありました。
多分全国的に、建築儀礼で一番多いのは『地鎮祭』で
次に新居に神棚を祀る『新宅祭』(火入れ式)じゃないでしょうか。
建て替えだったりすると古い家の『取り壊し清祓い』などもありますね。
しかし『上棟祭』は、まず依頼がありません。←ウチだけ???
聞くのは大工さんが棟上式を行う、と言う話。
大工さんが神主さんの代わりに祝詞(らしいもの)をあげるとか。
まぁそれでイイという施主がほとんどなんでしょうね。
ところが、今回の施主はウチの神社の祭事員。
まだ若いけどきちんとしている方なので、「上棟祭も」と考えたのでしょう。
心を込めて御奉仕しなくては・・・まず、祭式からだなσ( ̄∇ ̄;)・・・
禰宜も私も、上棟祭って初めてなんです。
私は卒園式の準備があったので、
祭式の確認、準備は全て禰宜にお任せ。
そして当日の朝、地鎮祭で禰宜が留守の間に
「・・・・・・・・・・・棟札は・・・・・・・書いたのか?」 ← 宮司(初登場!)
「え?」なんのことかさっぱりの私。
祭式を見てみると、1尺5寸(または2尺)の板にいろいろ書かなくてはならないらしい。
ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ そんなの、用意してないぞーーー!!!
戻った禰宜「えーーー!!!そんなのあるのか???」
・・・ちゃんと確認してよぉ(|||▽||| ) ← 心の声(口では言えない・・・怖い)
それから禰宜は急いで○○ホームに板の買出し。
用意した板中央に「奉上棟、安全祈願之符」両脇に五柱の祭神、
裏に、施主名・工務店名・日付などを書き入れました。
いやぁ〜間に合って良かった。
でも、ホンモノの上棟祭はすごいですよ。
『槌打(つちうち)の儀』っていうのがありまして、
禰宜の声に合わせて、屋根の上で棟梁と職人さんが掛け声と共に棟木を打つ!
「千歳棟(せんざいとう)!」 ⇒ 「おー!」 グォォン!
「万歳棟(まんざいとう)!」 ⇒ 「おー!」 グォォン!
「永々棟(えいえいとう)!」 ⇒ 「おー!」 グォォン!
これが迫力あるのなんの。
それまで騒いでいたチビちゃんたち、ビビッてママにしがみついてました( ̄m ̄〃)
威勢のいい掛け声と棟木を打つ音で、災いは全て吹っ飛んでいったことでしょう。
私の書いた棟札が、あの家の屋根裏にず〜とあるんだろうなぁ。
五柱の神様と共に、私もず〜と見守っていきたいと思います。
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