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若いプレイヤー諸君は、紙試合屋というものをご存知だろうか? 紙試合屋とは、カードショップがまだ一般的でなかった1990年代後半に、 TCGの試合を子供たちに見せ、シングルカードを売っていた商売のことである。 放課後を狙い、荷台にバインダーやパックを積んだ自転車で公園や河川敷などに現れ、 「よくぞここまで辿り着いた、選ばれし眷属たち・・・紙試合の刻だ・・・!」 などと言って子どもたちを集め、 厨二口上や身振りを交え、環境トップのデッキを使った試合を見せ、 興奮した子どもたちに、シングルカードやパックを買わせていたのである。 1990年代後半に撮影された紙試合屋に群がる子供たち 90年代にTCGが登場したとき、当初TCGは屋外の遊びだとされていた。 放課後の校庭や公園、河川敷が、主なプレイの場だったのである。 現在でも、TCGを題材とする漫画やアニメが、 ほぼ屋外で行われていることからもわかるように、 これに関しては、今時の若いプレイヤーも、大きな違和感は感じないだろう。 1990年代のTCGのプレイ風景を描いた日常のヒトコマ 2000年代に入ると、紙試合屋たちは、 自転車からデュエルスペースを備えた大型車に乗り換え、 移動式カードショップとして、日本各地を回り出した。 内部にデュエルスペースを備えた移動式カードショップ 2000年代中盤にインターネットや店舗型カードショップ専門店が普及し始めると、 紙試合屋から端を発したこの移動式カードショップは、急速に姿を消していったのである。 『トレーディングカードとカードショップの歴史』より抜粋
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4月1日
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WotC社は、モミールベーシック生誕10周年を記念し、 マジックオンラインから独立し、 新たなソフトウェアとして、 モミールベーシックマニアクスが始動することを発表した。 モミールベーシックとは、 お互いに基本土地のみで構成されたデッキを用意し、 初期ライフ+4、 「(X),カードを1枚捨てる:点数で見たマナ・コストがXである、無作為に選ばれた クリーチャー・カード1枚のコピーであるトークンを1体戦場に出す。この能力は、 あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動でき、各ターンに1回しか起動できない。」 という能力のみ使える、オンラインの特性を活かしたゲーム。 新たに展開されるモミールベーシックマニアクス最大の特徴は、 能力のコストに「画像を添付する」が追加された点。 手持ちの画像ファイルや、その場で撮影した画像を添付することで、 選ばれるクリーチャーの確率が変動するシステムが導入された。 さらに、いくつかのゲームモードを選ぶことができる。 【モミールベーシックマニアクスベーシックモード】 モミール能力起動毎に、手持ちの画像ファイルから画像を添付するモード。 シェアアンティ性が導入されており、 ゲームに勝利したプレイヤーは、対戦中に使われた相手の画像から、 好きなものを1つ選んでその画像を得ることができる。 一方負けたプレイヤーは、 勝ったプレイヤーが使用した画像からランダムで1枚得ることができる。 一方の画像は消失するわけではなく、あくまでシェアである。 つまり、プレイすればプレイするほど、 たくさん画像をコレクションできるというわけだ。 元々日本には『モバマスの画像をアップすると近い構図のmtgのカードが送られてくる』などの 独自のMTGと画像を紐付ける文化が発展していたため、 先頃先行リリースされたβテスト版では、 日本のアカウントがランキングを席巻し、 外国のアカウントからは、多くの良質な画像を所有している 日本のプレイヤーとの対戦を望む声が多く見られた。 出典:モバマスの画像をアップすると近い構図のmtgのカードが送られてくる より' 驚異的な高確率をはじき出し、 早くも殿堂入りを果たしたのは以下の画像。 0.05% → 42.57% 0.08% → 64.82% 【バトルシティーモード】 グランプリ、プロツアーに続く公式イベントとなることが決定しているのが このバトルシティーモード。 遊び方は、ソフトと連動したアプリで、 モミール能力の起動毎に、その場で撮影した写真を添付する。 (このモードをプレイする際は、撮影機能を持つタブレットの使用が推奨される。) アプリはGPSと連動しており、 「何を撮影したか」に加えて「どこで撮影したか」「いつ撮影したか」(時間や季節)が クリーチャーの出現確率に影響を与える。 例えば、バトルシティー横浜ならば、横浜市の中で行われる勝負となる。 タブレットを使い街中でのデュエルするということで、 業界初のアクションデュエルとして注目を集めている。 バトルシティーモードで注意すべき点は、撮影場所。 バトルシティー横浜において、 「巨像狙いで鎌倉の大仏を撮影した」プレイヤーは即座に失格。 横浜市から出てしまい、隣の鎌倉市に入ってしまったからである。 これらもGPS機能で管理される。 また、あらかじめたくさんのプレイヤーが撮影に使っている場所は、 「ポータル」として登録され、さらに確率に影響を与える。 βテスト版によると、 多彩なクリーチャーをマナカーブに沿ってプレイできる Zoo、 すなわち動物園でのプレイは人気のあるアーキタイプ。 他に、飛行を持つスピリットが出現する確率が高い夕方以降の日本の墓場、 魚やカニからクラーケンに繋がる漁港、などは ジャパンフィールドで人気が高い。 【都市対抗モード】 世界中で楽しめる、バトルシティーモードのフリーデュエル版。 世界の都市でナンバーワンを決めるモードであり、 人気のある都市や、優秀な勝率を収めた都市、 多彩な画像の撮影が行われた都市は、 次回のバトルシティー開催地の候補となる。 都市対抗モードで注意すべき点も、やはり撮影場所。 中には森深くに入り込み、電波が繋がらないあげくにリアル灰色熊に出くわした 事例も報告されており、リアルで危険なフィールドでのプレイでは十分注意が必要である。 【クリエイトモード】 画像を使用しない旧モミールベーシックも楽しむことができる。 ルールを自由に設定できるようになり、 プレイヤー間の同意のもとで、 使用エキスパンションや禁止カード(出現しないカード)などの 独自のルールを設定することができるようになった。 モミールベーシックマニアクスの遊び方の注意点として、 公序良俗に反する画像はアップロードできない。 また、MTGのカード画像そのものやトレース画像も使用不可である。 バトルシティーや都市対抗モードにおいては、 風景以外の画像自体の撮影は禁止である。 これらは、システムで自動的にシャットアウトされるほか、 大会においてはさらにジャッジの判断が加わる。 以上が、モミールベーシックマニアクスの遊び方である。
まずは、撮影機能を持ったタブレットとたくさんの画像を準備し、 今春リリース予定の正式版を待て! |
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公式より特殊セットの新シリーズの情報。 まずは開発部チーフの翻訳記事から。 今回の特殊セットの開発を任されたチーフのディップだ。 新たな特殊セットのリリースに当たり、 開発部には、4つの懸案の解決する製品のデザイン、という命題が与えられた。 まずは4つの懸案から見てくれ。 懸案1:新しいフィギュアシリーズの開発 FUNKO社から発売されているプレインズウォーカーのフィギュア、おかげ様で人気を博している。 現在、ディフォルメデザインの「POP!」シリーズと、 リアルデザインの「Legacy Collection」シリーズの2種がリリースされているが、 POP!シリーズでも全長9cmと、マジックのプレイ中に卓上に置いておくには少し大きい。 マジックのプレイ中に脇に置いておけるようなより小さなフィギュアがほしい、 この要望は多数のプレイヤーから受けていた。 現在発売中のフィギュア 「POP!」「Legacy Collection」 懸案2:MTGへのボードゲーム要素の追加 近年、WotC社はボードゲーム制作にも力を入れている。 今年、MTGの世界観を取り入れたボードゲーム、 『マジック:ザ・ギャザリング ストラテジーボードゲーム』がリリースされることになっている。 開発中の会議で、幾度か議題に登ったのが、 「MTG自体にも、ボードゲームの要素を取り込めるんじゃないか?」ということだった。 懸案3:食玩の問題点の解決 僕は1980年代後半、日本に留学していた。 その時、スーパーマーケットで見つけた食玩。 ファンタジーのフィギュアとカード、お菓子がついていた。 それがたったの1$! 日本人は何てCoolなんだ!って思ったね。 その感動が忘れれなかった僕は、 MotC入社後、「SYOKUGAN」の企画を出したが、ボツを食らった。 理由は以下だ。 「MTGは未開封の絶版商品も貴重なコレクションアイテムの1つとなっている。 お菓子が傷んでしまうのはよろしくない」 「中身だけ取って、お菓子が捨てらるという問題がある」 残念だが正論だ。 僕はこの企画を長い間、封印せざる得なかった。 懸案4:プレイヤーへのストーリーの周知 マジックは毎回練ったストーリーをもとにカードが作られているが、 それを伝える場が限られたフレーバーテキストと小説しかない。 ストーリーを競技プレイヤーにも知ってもらい、楽しんでもらうにはどうするか? 魅力的なストーリーを周知できずに、毎回ブロックが過ぎ去ってしまう現状は惜しい。 以上4つの懸案を一度に解決した新商品の開発、これが与えられていた命題だった。 極めて難易度の高い命題だったが、 偶然にも一昨年、懸案の中の1つを解決する糸口がもたらされた。 それはWotC社が、一昨年、とある食品加工会社を買収したことに始まる。 その会社は来るべき宇宙開発事業を見据え、ある商品を開発した。 それがこれだ。 これは火星テラフォーミング用の食料として開発されたビスケットだ。 賞味期限はなんと35年! これなら、開封が20年後30年後になったとしても問題なく食べられるし、 防災グッズとしても置いておけるから、捨てられる心配はないんだ。 アメリカでは、まわりにお店がないような郊外にあるゲームショップも多いが、 これでプレイヤーが飢える心配もない。 ただし、プレイ中につまむのはカードがベトベトになるからやめてくれよ(笑) 最大の懸案事項をクリアし、完成にこぎ着けたのがこれだ。 シリーズ第1弾は、MTGの歴史の中でも、もっとも人気のあるストーリー、 ウェザーライト・サーガの前半部分、ウェザーライト〜エクソダス間のストーリーをテーマとした。 まずはこの製品で登場する新たなキーワード能力を見てくれ。 冒険者(Sugoroku) (このクリーチャーが戦場に出るに際し、対応するマーカーを、 望むゲームシートのふりだしに置く。このクリーチャーが戦場を離れるのに際し、 そのマーカーを取り除く。あなたのアップキープの開始時に、6面ダイスを1個振り、 その数だけ、対応するマーカーを進ませ、そのマスに書かれた効果に従う。) このセットに収録されるカードは全10種、すべてがこの能力を持つ伝説のクリーチャーだ。 特別に1つだけ公開しておこう。 ウェザーライトの乗組員、スクイー/Weatherlights crew, Squee (赤)
伝説のクリーチャー − ゴブリン レア 冒険者(Sugoroku) あなたがウェザーライトの乗組員、スクイーの効果で6面ダイスを振るとき、 かわりに6面ダイスを2つ振り、望む方の結果を選んでもよい。 1/1 大体わかっていただけたと思うが、 つまりMTGのプレイ中、ボードゲームもやるってことだ! ゲームシートは今後続々とリリースされる予定だが、 A〜Zまで26マス、Aが振り出しで、Zがゴール、 Zマスに到達すれば、問答無用でそのゲームに勝利できる点が、共通のデザインだ。 では、実際にいくつかのマス目を見てもらおう。 ストーリーの名場面が、効果付きで表され、 さらにマスの下部にストーリーを記載することで、 MTGをプレイしながら、ストーリーも学べてしまうという商品に仕上がった。 ゲーム性の面でも、戦略性に富んだデザインに仕上がっている。 マス目の効果には、メリットやデメリットが混在しており、 例えば、コマがDマスの前にいる時、対戦相手は全力攻撃を躊躇するだろうし、 Qマスに止まったことで、一発逆転されるかもしれない。 Pマスがあることで、アーティファクトの使用を控えるというような、 メタに影響を与える可能性も出てくる。 このセットには、カードに対応するフィギュアも付属している。 ターンガースのラフ。 これをもとに、フィギュアがデザインされる。 フィギュアは全長4.5cm。 コマとして使えるし、ゲームの脇に置けるちょっとしたアイテムやマーカーにも最適だ。 フィギュアは、クリアバージョンと、そのクリーチャーに対応する色の蓄光素材バージョン、 1/12で出現するフル彩色済みのレアバージョンの3種を封入予定だ。 セットには紙製のゲームシートが付属するが、 ゲームシートと同じ内容が印刷された大型布製プレイマットも 公式サプライとして、同時発売予定だ。 もちろん、冒険者を持つカードは、レガシー以下なら、公式大会でも使えるぞ! ゲームシートを広げられるか心配だって? 心配ない、iPhoneやAndroidのアプリとしてもリリースされる。 グランプリやプロツアーでは、会場の専用端末で認証を受ければ、 大会で使用することも可能だ。 ただ、できれば大会でもゲームシートを広げて楽しんでほしい。 また、新レギュレーションとして、 EDHA(エルダー・ドラゴン・ハイランダー・アドベンチャラー)が創設される。 ルールは簡単、ジェネラルに冒険者を持つレジェンドを指定するだけだ。 食玩シリーズ第1弾『ヴォルラスの要塞』は、今冬12月25日(金)発売予定。 カード全10種、価格は9.99$。 来年夏発売予定の第2弾は、ホームランドのストーリーがテーマの『フェロッズの封印』。
次は、大豆ペプチドで作った干し肉が付くぞ! |
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次期大型セットの情報。 「カードゲームは平面の世界から立体の世界へ」がデザインコンセプト。 ついに待望のからくりが登場する。 からくりはアーティファクト・クリーチャーである。 装具工の効果で「組み立てられる」ことによって、より強力なクリーチャーに進化することができる。 組み立てられたカラクリは自我を持っている! 時には主人の命令を聞かず、自分の意志で行動することがあるのだ! ※画像はイメージです からくりが組み立てられたことを示すのが、スタンドである。 表を対戦相手に向けてスタンドに立たせて、立体的に表現する。 タップする時は、スタンドに立たせたまま、カードを横向きに倒す。 このスタンドは、ブースターパックの中に手だけで組み立てられる紙製のものが付属する。 プレイヤーが「組み立てる」のだ。 このスタンド、ドラフトの勝敗が決まるまで、 商品のプロモカードを飾っておく、なんて使い方もできるぞ。 プラ製ロゴ入りのスタンドもサプライとして販売される予定だ。 この世界では、各色の装具工がからくりを扱い、戦争を行っている。 白の人間の装具工は、からくりを自らに装備して戦う技術を持っている。 装備品となったからくりは、主人の命令に違反することはない。 普段はからくりの圧倒的なパワーを利用し、 重要な局面では自らに装備し戦うのが、この世界の人間の戦い方である。 青のヴィダルケンの装具工は、からくりを組み立てられた状態で作り出す技術を持っている。 彼らの「からくり忍術」かかれば、一からからくりを組み立てる必要はなく、 自らを囮とし、完成品のからくりを戦場に送り出すことが可能である。 黒のインプの装具工は、からくりを発掘し、改造する技術を持っている。 彼らによって禍々しい魔改造が施されたからくりは、 時には装具工の魂を犠牲として、さらなる能力を獲得するのだ。 赤のゴブリンの装具工は、からくりを熟知している技術者であり戦士である。 彼らはもっとも効率的にからくりを組み立てることができ、 同時に自らも攻撃に参加する、優れた戦術を持っている。 緑の猿の装具工は、からくりを使い捨ての道具としか見ていない。 彼らの組み立てたからくりは、すぐに壊れてしまう。 しかし彼らにとってそれは大きな問題ではない・・・ 彼らにとってからくりは、相手に投げつけ爆発させるのに使うのだから。 からくりの具体的な能力については、続報を待て! ※この記事は4/1に書かれたものです |
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