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こんにちは。
「手話」の存在はもちろん知っていたし、その仕事を間近で見たこともあります。
そして毎回涙して見ていたドラマ、「愛していると言ってくれ」。
あの時確かに私は、愛している、の手話を覚えたはずなのに
18年経った今、すっかり忘れていました。
ブロ友のカンタービレさんが毎年この時期に参加している全国ろうあ者大会。
今年は山形で開催されると聞いていたので、実はかなり早い段階から
予定が合うのなら行こう、と決めていたのです。
お互いの日程を確認し、会おうね、と言ったものの
宿泊場所がなかなか決まらず、さすがにかなり焦りました。
しかし約束の数日前、ホテルに部屋をリザーブできたので安心して
山形へ向かうことができたわけです。
山形で再会 その1(ハグハグしちゃった編)
この↑記事の中に、「山寺」と「ビッグウイング」が出てきますが
これらの場所は寛太ちゃんがその時にいたであろう場所と
その翌日に行く予定の場所です。
一緒に行くことはできないけれど、せっかく同じ山形市にいるのだから
なにかを共有したい、という思いがあったからです。
(今思うと小さな共有だったな・・・)
ビッグウイング近くの道路はしばしば混雑する道路なのですが
いつもよりもそれが激しく、抜けるまでに少し時間を要しました。
その分、停車時間が長かったのでまじまじと拝見。。。寛太ちゃんは山寺だけど。。。
駐車場は満車でした。
この時点で私は、この大会がどれほどの規模のものなのかまだ理解していませんでした。
大会の「前夜祭」が私の宿泊したホテルで行われることは
詳細日程を見た時に分かっていたのですが、ここに泊まったことは
それがどんなに短い時間であっても、私にとって非常に有意義なことだったと思います。
それまで私が目にしていた手で紡ぐ言葉は
台本があったり
元になる文章があったり
雛型通りの会の進行であったりしたので
「そんな感じ」なのだろうとしか考えていませんでした。
しかし、コミュニケーション手段としての手話は生きているのです。
絶え間なく動く手(ひばり、だよね)。
「ひばり」にはきちんと理由があります。
絶え間なく動く、のではなく、動かしているのです。
刻々と変わる周囲の状況を、ほんの少しの変化を、洩らすまいとして話している、のです。
私は手話を理解できないので、ホテルで見た手話通訳者が
どの程度の話をしていたのか見当もつきませんが
瞬時に濃縮した多くの情報を伝えていたはず。
(エレベーターに乗ってきたコロコロを引きずってるかわいい女性は、きっとCAだよね!とか)
ホテルの途中階にエレベーターが止まった時に、乗ろうとした年配の男性がいました。
下に行きたいのではないかしら?と思ったので、指で上を指してみたら
慌てて表示を見直して、それからちょっとニッコリしてお辞儀をしてくれました。
これも手話の仲間だよね!
会話だよね!
話が逸れました。
山形駅前は、多くの人で賑わっていました。
立ち止まって話している人たちの横を過ぎる時
かすかな風を切る音と長袖シャツが擦れる音が聞こえます。
それが彼らの会話なのだと、音の世界に身を置く私は感じました。
「なにか困ってるの?」
「人を待っているだけだから大丈夫」
寛太ちゃんが私と一緒にいる時に手で紡いだ会話はこれだけですが
深く心に刻まれた瞬間です。
今朝の情報番組で、ラインのスタンプのみで会話する若者がいると特集していました。
行き違いのあった彼に対して、怒った顔のスタンプを連続して
100個以上送った、と自慢げに話すお嬢さん。
彼女はこのスタンプを、生きるために使っている人がいることを知っているのだろうか。
出かける支度を終えて一緒にテレビを見ていた次男に
音の無い世界に住む人たちがスタンプをとても大事に使っていることを伝えました。
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”手打ち”しました♪
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