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さて昨日の続きです。 9月20日、京都で行われる公開プレゼンテーションのため、我々は京都に結集しました。 ちなみにこの二次審査に残ったのは5組。 名の知れた建築家たちに混じって、海外からの参加組は我々だけでした。 そして審査員もそうそうたる面々。 京都の重鎮、審査委員長の川崎清にはじまり、出江寛、竹山聖、山本理顕、藤本壮介。 実はこの藤本壮介、大学の同窓です。 学生時代から抜きん出ていた彼ですが、まさか彼に審査される機会が巡ってくるとは! プレゼンテーションは日本語で。という断り書きがあったのにもかかわらず、 我々は果敢にもまず前半Hopkins Dubai代表のサイモン氏が英語(+通訳)でプレゼン。 後半は私が引き継ぎプレゼンしたのですが、これがまた審査員の目には奇妙に映ったようです。 我々の案は、昨日UPした一枚を含め、こんな感じでした。 昨日も書きましたが、京都の町屋割りと路地空間にインスピレーションを得た案です。 この町屋と路地空間というキーワードを出してきたのがサイモン氏。 なので我々はやはり最初のコンセプトはサイモン氏に説明してもらうべきだと考えたのです。 景観を重視する京都では現代建築は人気がありません。 斬新なデザインのJR京都駅も当時は景観論争を巻き起こしました。 何も革新的なことをしなくても京都にはすでに面白い空間がある! それがサイモン氏の主張であり、町屋に見られるグリッド、先斗町に代表される路地だったワケです。 その京都固有伝統の空間を、建築として再定義する。それが我々が試みたことです。 正直技術面の理論武装が足りなく、質疑では技術的なことばかり聞かれました。 他のチームは、協働したエンジニアを参加させているのですが、我々海外組はそれも出来ず。 日本のエンジニアとはメールでやり取りはしていたのですが、その点でも不利だったことは否めません。 逆にデザインでは何もつっこまれず、我々の絵の美しさは今でも自負するところ。 今日本で流行っているマンガ風プレゼンにモノ申すべく、西洋画的なパースを意図しました。 この数々の素晴らしいCGを作成したのが、一緒にやった友人のマサ君です。 残念ながら、飯田善彦さんが最優秀、平田晃久さんが次点という結果に落ち着きました。 興味がある方は是非他の方々の案もご覧ください。 http://www.pref.kyoto.jp/bunkanso/1257126982310.html 今回勝つには至りませんでしたが、このドバイという中東の地からも日本に参戦できると分かったのは収穫です。
私の構想する場所に縛られない地球規模での設計のあり方、その確かな感触をつかみました。 |
MY PROJECT
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ドバイな設計事務所、我らがプロジェクトを紹介!
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皆さま、ご無沙汰してしまいました。 いや〜気がつけば、ブログの更新をしないまま、あっという間に半年近くが経過していることが分かりました。 そのとき書きましたが、今は前勤めた現地事務所から独立してドバイベースで建築設計をしています。 この夏はホント忙しかった。。。 独りで仕事しているのに、5つくらいの仕事が並行して重なり、8月は文字通り休みなし。 別の記事で紹介しますが、9月には京都の設計コンペのため日本に戻ったりして、てんてこ舞いの毎日でした。 ようやく!落ち着いたのです。 いや、新しい仕事を探さなければというのもありますが、やはりこのブログも再開しないと! 独立して初めての仕事、ShleterというEvent Spaceがこの8月オープンしたので、今日はこれをUPします! オーナーはBROWNBOOKというドバイでは名の知れたライフスタイルマガジンの出版社。 ドバイデザイン界のキーパーソンであります。 場所はAl Quozという倉庫街。以前にも紹介したことありますが、ここはリノベーションしたギャラリーが数多くあります。 ドバイアートシーンはこのエリアが中心といっていいでしょう。 オーナーのリクエストは、既存の倉庫の中に木小屋のようなものを作りたいというもの。 それをもとに作った模型がこれです。 まあアイディアとしては新しくないですが、チップウッドで作られた小屋にランダムな窓を多数開けるというもの。 小屋の中がイベントスペース、ロフトがワーキングスペース、小屋の周りをギャラリーとして利用するとアイディアです。 あいにく私は行けなかったのですが、友人がオープニングの写真を送ってくれました。
このプロジェクト、超ローコスト、超タイトスケジュールだったんですが、なんとかサマになりました。 夜の光の感じはなかなか気にいっています♪ |

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さて昨日に引き続き、私が担当した住宅について、もうちょっと紹介いたします。 この住宅、無事ローカルのクライアントに引き渡され、残念ながらもう許可なく中には入れません。 残工事の間は、建設会社に顔が効いたので見ることができたのですが。 ボスが基本的なコンセプトを決めた後、ディテールはほぼ全部自分で設計しました。 ありとあらゆる部分のディテールを検討し、設計したと自負しております。 私はMADE IN JAPANのクオリティの高さは、ディテールへのきめ細かな配慮だと信じています。 ドバイでディテールをどこまで達成できるか、それがこのプロジェクトに対する私なりの課題でした。 モチロン日本のそれには到底及びませんが、こだわりのディテールを紹介させてください。 ランドスケープも敷き石に至るまで全て設計、常に軸線を意識しました。
要素と要素の取り合いは徹底的に見切るディテールです。 空を切り取るフライングバットレス。 私の好きなアーティスト、ジェームズ・タレルをイメージしたのですが。。。 これはボスの異常なまでのこだわり。 ドアを開けるとドアが壁とツライチになるというディテール。 床と壁の取り合いですら、見切りの溝を設けました。掃除的には好ましくないのは百も承知ですが。。。 プロジェクトマネージャー、設備担当者、現場監督との記念撮影です。 異国の地ドバイで、異国籍の人びととこういう関係を築けたことは何よりの喜びです♪ |
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皆さま、実に2か月以上更新を怠り、私の身を訝しげにお思いの方もいらしたかと思いますが、 どうかご心配なく。いまだドバイに身を置き、設計活動に勤しんでおります。 なぜこんなにも長い間留守にしてしまったのか? 先の大地震及び併発した二次災害の状況より、ブログの更新を自粛していたのがひとつであります。 この場を借りまして、今なお被害に苛まれる方々へ、一刻も早い事態の回復を心よりお祈り申し上げます。 そして5年近く勤めた先の設計事務所を退職し、独立して仕事を始めたことがひとつです。 独り身で全てこなせねばならない日々に忙殺されていました。 つい先日私のドバイ生活も丸5年を迎え、以前からブログで紹介してきた、 一年以上携わってきた個人住宅がようやく竣工を迎えました。 この住宅が竣工したこと、そしてちょうど丸5年という節目であったこと、 新しいステップに進む意味で、またとないタイミングと思い、独立することにしました。 おかげ様でこんな私にもいくつかの仕事のオファーがあり、多忙な日々を送っております。 そんな私のプロジェクトも追々紹介していけたらと思います。 このブログもまた新たな気持ちで、ますますドバイのライブ感を伝えていくつもりですので、
また今後ともよろしくお願いいたします! |

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