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(注意)我々日本人は、本質論より社会の声に惑わされる。
(提案)マスコミは一部の正論のみを取り上げないで、本質論を取り上げよ!
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最近、J−SOX法が2008年から日本でも本格的に施行されるため、大企業は神経ピリピリです。
企業の内部統制をしっかりやれ、といえば正論だし、米国の動向だから日本では逆らえない。
つまり、内部のチェック機能を充実させる方向だ。またまた、コストのかかる話です。
それはそれとして「なぜ、内部不正が発生するのか」の議論はどうなるのでしょうか。
日本では、「責任」ということが極めて曖昧です。ます、そのあたり、整理したらどうでしょうか。
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責任という言葉は極めて曖昧なので、責任を課す、責任を持つ、責任を果たす、責任を取る、などの状況を考えてみます。
1)責任を課す、責任を与える。とは?
組織あるいは上司等が担当者に命じた「この仕事」において・・・
組織あるいは上司等は、担当者が自分の判断で遂行し目的の結果を出すために必要な資源(時間、予算、人材、他)とこれを活用する権限を与えること。
2)責任を果たす。とは
組織あるいは上司等が担当者に命じた「この仕事」において・・・
組織あるいは上司等は、担当者が自分の判断で遂行し目的の結果を出すために与えられた資源(時間、予算、人材、他)を活用して、目的の結果を出すために権限を適切に行使すること。
また、権限を適切に行使したにもかかわらず、資源が不足する場合には、速やかに、組織あるいは上司等に適切な支援や判断を申しでること。
3)責任を取る。とは?
組織あるいは上司等が担当者に命じた「この仕事」において・・・
担当者は、「この仕事」を目的の結果を出すために、組織あるいは上司等から与えられた権限を最大限にかつ適切に行使しなかった場合、または資源の不足が明確化した時点で、速やかに支援や判断を求めることを怠った場合に、自己のなんらかの資源を代償とすること。
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難しいことは別として、要点は、組織や上司等といえども、担当者に与えられたはずの権限に立ち入ることはルール違反であり、もしその様なことがあれば、担当者はその仕事に対する責任を持つ必要はない。・・・ということを、組織や上司等は理解しているのだろうか。
現場にいない経営者、上司等が現場での権限を行使できる状況になく、現場責任者の判断を覆して権限を取り上げたり、現場責任者の代わりをしたり、現場に変わって責任をとることなど、まったく意味をなさない。
にもかかわらず、これを行い、現場の責任にしている組織や上司の多いこと。
これでは組織の信頼関係は保てない!
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