「科学では解けない世界」が存在することの科学的な証明

「心」の存在を「科学的に実証しよう」という考えは「論理的に破綻」しています!

◇「社会問題」整理メモ

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◆高品質の三要素

 イギリスやドイツのことは情報が少なくてよく分からないが、少なくとも米国の、「事業性が優先、品質は後から付いて来る」風の考え方は品質にこだわる日本人には馴染まない。
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 米国ではソフトウェア開発なども、「作業」と考えている風がある。従って、品質を上げるに
(1)作業プロセス
にこだわる。ソフトウェア工学、手法、方法論といった類である。
 日本人は昔から体質的に、常識的に取り組んでいるもので、目新しくもない(体系化していないので、無能な経営者はそれに振り回されているが・・・)。
 しかし、品質のよいものを作りにはこれではまるで不足している。
 日本人が巧くやれていないのは、
(2)まず、信頼できる現場リーダからアサインせよ(不適性事項の排除))
 優秀な現場リーダは、レビューや面接で、不適性者、初心者はスグに見抜ける。プロジェクトの危険度はスグに分かる。
 しかしながら、多くの場合排除が遅れる。現場リーダは後からアサインされる。従って、プロジェクト計画、人事、営業など殆んどの権限を奪われた状態からスタートしてしまう。
 ※初期の不具合を上司が「本当に」知りたいのであれば、現場リーダの打合せ議事録、レビュー記録などからサブシステム、モジュールごとに、「くだらない議論」「重たい議論」をカウントして比較すればよい。「くだらない議論」が多い部分は「担当者」を早期に入れ替えるように手を打つこと(しかしを先送りにしたい上司が多いのだから、絶対に実施されないが)。
(3)責任(=権限)明確
 日本人は気持ちで頑張るところがある。×を付けられることを神経質に嫌う。その代償として、個人の成果を --- 上司も現場リーダも --- 見えにくくして来た。評価されないことによって、3K現場になってしまった。
 米国的ではあるが、ここは上司と「現場リーダ」に契約的センスを持ちこむ必要がある。
 例えば、
・あるプロジェクトにおいて「目的、期間、経費」がある一定のズレの範囲である限りは上司は一切現場に口を出さない(人事権、営業権も含めて)こと。
 =責任(=権限)のシンプル化、明確化
 成功すれば、純粋に「現場リーダ」成果として、プライドを満たす方法で賞賛すればよい。失敗すれば厳しい×成果に不満をいうものはいないはずだ。
・責任と権限の一致化
 任せた範囲で巧くやっているのなら、いくら気になっても現場にいって口を出すようなことをするべきでない(そんなら自分で現場リーダをやればいい)。
 例えば、上司が「オレが責任を取るからやれ」という。しかし、責任=権限であるから、本当にそうなら現場リーダは自由を奪われてしまう。紛らわしいことを言わず「外部やマスコミ対応はオレがやる」と言えばよい。失敗すればどうせ評価は×にするのだろうから。

 2007.7.27(金)。「IT記者会」が主催でソフトウェアについての議論があった。
 参加者は10名程度。ITベンチャ企業やそのOBが多かったが・・・。

 もうけることにはあまり興味のない人が多かったせいか。日本のIT産業が落ち込んでいる、という意識を持っている人は殆んどいなかった。

 米国で評価される価値観は「ビジネス性、事業性、よく売れる商品」。しかし、日本人はそれ以上に「切れのある製品」をつくることに執着している。
 日経コンピュータ2006.1.19 P.41にMITのクスマノ教授の見解では「問題は世界市場に通じるソフトウェア製品を作っていないこと」だそうだ。

 しかし、少なくともこの場に同席された日本のITベンチャ経営者は、それを目指していない。--- かと言って、米国人にもっと品質にこだわれというものでもない。
 それぞれの特性に応じて、時には対立もし、時には連携して、生きて(やって)いくものなの、と理解しているようだ。
 日本人はどこまでも「品質ありき」。品質にこだわって生きていくしかないし、それでよい、という方向だった。

 私としましては、非常に納得の行く結論でした。

 

◆そもそも議論の前提

○科学とは:
 ある現象における「原因」と「結果」の因果関係の定式化。法則の発見。
 (普遍性いついては、研究者・権威者社会の合意が必要)
○技術とは:
 科学の応用による、未来の予知と制御
 (公理(根拠はないが前提とせざるを得ないこと):過去の法則は未来にも適用できるということ)
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 従って、科学・技術では「価値(=意味)」についての説明は不可能。
  ---
○哲学とは:
 ある「価値(=意味)」についての、「要因」と「結果」の定式化。定義。
 (したがって、社会的に共通性のある「価値(=意味)」の根元を定義する(定理とする)必要がある)
○価値(=意味)のある物事とは:
・個人の・・・:
 自らをより快適にする物事。または、自らをより快適にすると信じ込んでいる物事。
・組織の・・・:
 組織内部での合意に基づく価値(=意味)ある物事。
 (企業の場合、「利益を獲得できる物、行為」とすることが多い。)
・社会の・・・:
 社会の世論的合意に基づく価値(=意味)ある物事。
 (安全、安心、安定、平和などを導く物事とする場合が多いが、社会の定理とすることの合意がとれているかどうか、曖昧なまま価値観論が議論されているので不自然)
  ---
○情報とは:
 「価値(=意味)のある」データ。データは単なる信号
○情報処理とは:
 入力情報と出力情報をの定義式・ルール・加工法の実行。
   ※データ処理とは、入力データと出力データの定義式・ルール・加工法の実行
○情報生産とは、情報消費とは:
 情報の提供責任(=権限)の行使。情報消費とは(情報)生産者の提供責任下での活用。
○責任とは:
 責任の第一ステップ=保証=信頼の確立。(情報)消費者の期待を裏切らないことを知ってもらう(情報)生産者のあらゆる行為。
 責任の第二ステップ=保障=(情報)消費者の期待を裏切らないための(情報)生産者のあらゆる行為。
 責任の第三ステップ=補償=(情報)消費者の期待を裏切ったときの(情報)生産者のあらゆる償い。
○権限とは:
 (情報)生産者が責任を果たすために行使可能な状況になければならない権利。 

◇「議論」をかみ合わせるためには
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 「価値」というのは、人間が作り出した概念。
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 「価値」の定義:
 「自分」という存在が「自分は今、・・・精神的にも、肉体的にも・・・少しでもより快い状態にありたい」という本能を持っている。この本能を満たす(と推定される)要因のことを「価値」という。
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 本来は「自分(だけ)」に価値があればよい。
 しかし、「自分」は、「こうあれば、間接的に自分に価値が発生する」と推定(勘違いも含めて)されるものにも「価値」がある。
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 人は教育や体験を含めて
  ・本能を直接満たすことのできる、最低限の物性的生活環境と、
  ・本能を直接満たすことのできる、最低限の精神的生活環境
    例)安心、安全、安定、信頼
などのほかに
  ・美学(プライド、信念、哲学、宗教、ほか)
を身に付ける。
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 社会の「価値」を議論するとき・・・
 この個人個人の「価値」を社会性にマッピングする必要がある。
 このときに、
1)価値とは基本的に「個々」のものであり、利己的であるから個人の勢力バランスで来まる。し、
2)個々人の美学に大いに異なりがある。
したがって、(意識合わせしない限り)同じでないのは当然だ。

 例えば「豊かな社会」と言えば、議論百出になるのは、知識の差だと思っている人が多いが、そうではない。どうなれば「良し」とするのか価値の「定義」があっていないので、いくら議論してもあわないのだ。
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 「価値(例えば、よいことか、わるいことか・・・など)」を議論するときに、予め、
    社会における価値(よいこと、わるいこと)
を意識あわせしておかないと、議論が収束するはずがない。
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 他とえば、豊かな社会とは・・
1)少数の命は、多数の命より軽いのか。
2)不公平と公平の定義。
3)人権を認めるという意味での人間、人類の定義はどの範囲か。クローンやロボットは人間か。
4)人類の繁栄は必須か?・・・人口が減って、やがて人類は消え去ることは?
などを決めないと各人各様の概念を持ってしまう。
 従って、これらの基本な事項を「公理」として決めない限り、議論は最後までかみ合わない。

◇賢い意生活者になってくれ!!!
 形、形式にこだわって、本質論が苦手な日本人へ
 どうでもいいことにグタグタとこだわるな。
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「責任者」とはだれか?
  Aの責任者とは=Aを実行する権限を、実際に行使することが可能な人
         =Aを実行する権限を行使した人
  ---
 多くの場合、社長は責任者ではない。
 社長は、経営現場の責任者。しかし、多くの現場には現場監督(相当者)が居る。
 その人が、毎日の作業を判断し、方針を出し、権限を行使しているのだ。
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疑問
 問題が発生したら、なぜ、現場を知らない社長が出てくるのか。つじつまの合わない話を聞いても意味がない。
 現場監督者の判断を聞き、現場監督者に社会的制裁課すべき。

 一般生活者やマスコミは、すぐに社長が出てこないと文句を言う。
 社長の美学なんか、どっちでもいいことなのに。・・・実にくだらないことにこだわる日本人。

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